2011年05月19日(木) |
むりやり尺八をさせる男 |
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最初オレはこの新聞記事を読んで「尺八」という言葉の意味をどう解釈するかに悩んだ。なぜなら「尺八」という言葉には二つの意味があるからだ。日本の伝統的な管楽器の「尺八」と、女性が男性の性器を口で愛撫するあの行為と、その両者がどちらも「尺八」と呼ばれているからである。だから「尺八を教える」と言われても、それがまじめに伝統音楽について教えてもらえるのか、あるいはきわめてわいせつな行為をさせられるのか判断に困るわけで、女性としてはやはりすぐに「YES」とは答えられないだろう。新聞記事を読む限りではこの男の教えたかった方の「尺八」はどうも後者であったように思えるのである。産経新聞の記事を引用しよう。
強制わいせつ容疑で“尺八奏者”の米国籍男を逮捕 「吹けるまで帰さない」2011.5.18 13:41
「尺八を教える」などと言って、新聞の夕刊を配達していた女子大生を自宅アパートに連れ込み、体を触ったとして、米国籍の無職男(72)が警視庁に強制わいせつの疑いで逮捕された。
田無署によると、男は東京都東久留米市下里、荒木達也ことアラキ・タツヤ・コドー容疑者。同署によると、アラキ容疑者は「尺八を教えていただけだ。いろんな弟子を持っている。やっていない」と容疑を否認している。
逮捕容疑は、14日午後4時ごろ、新聞配達のアルバイト女子大生(19)に「尺八を教える。中に入れ」などと自宅アパート室内に連れ込み、「吹けるようになるまで帰さない」と言って尺八を持たせた隙に胸を触ったとしている。
同署によると、アラキ容疑者は米国で離婚後、日本で1人暮らしをしていたという。
新聞配達をしてるときに突然部屋に連れ込まれ、そして「(尺八が)吹けるようになるまで帰してもらえない」という状況、もしもこの老人が尺八奏者でなかったらどう考えても「変態ジジイによる強制わいせつ事件」である。いや、尺八奏者であってもやはり「変態ジジイによる拉致監禁事件」である。新聞配達は決められた時間のうちに終えないといけない。その途中に部屋に連れ込まれるなんて迷惑なことこの上ないのである。
尺八という管楽器はなかなかに習得が難しく、ちゃんと吹けるようになるまでには数年の修行が必要だという。もしも本当に「吹けるようになるまで帰さない」ということなら、部屋に連れ込まれた女子大生は数年間も監禁されることになるわけで、それはあまりにもむちゃだ。そう考えるとやはりこの72歳のメリケンジジイの目的は、すぐに上達するもうひとつの方の「尺八」だったような気がするのである。全くもって許せないジジイだ。こんな迷惑なクソジジイが「弟子をとってる」ということだが、もしかしたら他の弟子にもセクハラ三昧なのかも知れない。あるいはその弟子たちがセクハラに耐えかねてどんどん辞めてしまい、それで仕方なく新たな犠牲者を求めて今回の犯行に及んだのかも知れないのである。どうもそんな気がしてならないのだ。
このメリケンジジイは「尺八を教えていただけだ。いろんな弟子を持っている。やっていない」(何をやっていないのだろうか?)と答えたそうだが、こんな言い訳がそもそも通用するだろうか。セクハラ野郎がそのセクハラを指摘されて「オレは何もやっていない、尺八を教えてるだけだ!」と言えばもう犯罪は確定である。だってあの楽器はとってもマイナーなわけで、世間の人々が「尺八」という言葉から想起するイメージはまぎれもなくあのわいせつな行為であり、オレも当然それしか思い浮かべなかったわけだ。メリケンジジイよ、あきらめて罰を受けよ。
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