2011年04月30日(土) |
今季の阪神タイガースは弱すぎる! |
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プロ野球開幕前の予想では、セリーグの上位3球団を「巨人」「中日」「阪神」とする評論家が多かった。しかし実際はヤクルトが首位を走り、巨人阪神が低迷するという序盤戦になっている。プロ野球中継を見ていて感じるのだが、今シーズンの阪神はとにかく弱い。どうしようもなく弱いのである。本来全勝してがっつり貯金を稼がないといけない横浜や広島との対戦でもなんだか勝てそうな気がしないのである。
今季の阪神がここまで弱くなった理由として、やはりいつまでも「打てない」「守れない」ベテラン選手を使い続けてきたことがあげられる。そう、連続試合出場にこだわってスタメンで出し続けてきた金本知憲選手である。4月29日の時点で打率.135、本塁打ゼロだ。彼をスタメンで使い続けていることは阪神にとって大きなブレーキとなっている。事実4月29日に金本の代わりにスタメンで出場した林威助は逆転打となる2点タイムリーを打ってヤクルトの連勝を阻止したのである。
代打陣にも使えないベテラン選手がいる。もう42歳となったの桧山進次郎選手はこれまで7度代打として起用されたがヒットを打てたのは一度だけ、凡退6度のうち4三振というのはひどい。まるで打てそうに見えないのだ。阪神ファンとして彼がいつかは打ってくれるのを期待したい気持ちもあるが、若い投手がガンガン投げ込んでくる速球に全然ついていけない空振りを見ると、「もう年だな・・・・」と思ってしまうのだ。
真弓監督はそうしたベテラン選手を切りにくいのかも知れない。しかし、戦力として計算できないベテラン選手を使うために、将来性のある若手の選手にチャンスが与えられないのならばそれはチームにとって大きなマイナスだ。代打で出てきて三振するのはベテランの桧山ではなくて、若手の選手の方がいい。経験を積ませてやって欲しいのである。
リリーフしては必ず炎上する久保田の出番もいらない。防御率8.44のセットアッパーなど「火消し」ではなくて「火付け」役である。去年もそういうことが多かったが、今季は特にそれを強く感じるのだ。三振をとらなくてもいいから四球を出さないで欲しいのである。
オレは物心ついたときからの阪神ファンである。長い暗黒時代もずっと耐え続けてきた。たまたま2003年、2005年と近年に二度もリーグ優勝したが、それは本来の阪神の姿ではなかったと思っている。だったら弱くてもいいのかというとそうではない。勝つために常に最善を尽くして欲しいのだ。オレが思うのはそれだけなのである。いくら投手ががんばっても、打てず守れずの選手をスタメンで使い続けられるとかわいそうだ。「1点くらい味方が取り返してくれるぜ」と気楽に投げられるのと、「絶対にもう1点も与えられない」というプレッシャーの中で投げるのとは全然違う。4月26日の広島戦で好投してきた能見が7回に4点をとられて降板したとき、オレはなんだかせつなくなったのである。
このままじゃダメだ。真弓監督はベテラン選手に引導を渡して早く勝つための選手起用に切り替えていって欲しいのである。打てず守れずの選手は出さなくてもいい。オレはやはり阪神タイガースが勝つ試合を見たいのである。
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