2011年04月15日(金) |
真夏の電力不足をどうやって乗り切るのか? |
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大幅な電力不足が避けられない今年の夏、東京電力・東北電力管内では節電のため大変な苦労が必要になるだろう。オレが心配するのはやはりオフィスの冷房である。東京都心部の高層ビルで冷房が使えなかったらそこは灼熱地獄となるだろう。だから最小限度の冷房を・・・となるわけだが、そうなるとやはり暑い。それを乗り切るには「薄着」「ノーネクタイ」そして「扇風機」となるのかとオレは思うのである。
パソコンのUSB端子から供給される電源でファンを回すUSB扇風機はなかなか快適である。ほんの少しの風が顔にあたるだけで、かなり体感温度は違うのだ。しかもこのUSB扇風機は安い。それこそ1000円以下で買えてしまうのである。だからオフィスで積極的にUSB扇風機を導入するという動きが起きるかも知れない。充電式の扇風機もあるそうである。これまであまり売れなかったそうした商品も見直されることになるだろう。
もちろんいくら扇風機で冷やしても、服装の問題を解決しないことにはどうにもならない。キンキンに冷えている電車の冷房も見直されるかも知れない。今、「弱冷車」として走らせているのが普通の温度になるかも知れないのだ。脂肪の厚い衣を身にまとった体型の、見るからに暑苦しそうな人間というのも存在する。いわゆる「肥満」という方々である。そういう方々はこれからやってくる夏の暑さの前にしっかりとダイエットに励み、自分の暑さ耐性を高める必要がある。もちろんそれは周囲の人々の暑さを緩和することにもなるのである。
停電に備えて保冷剤を買い求める人が増えているという。大型冷蔵庫の消費電力はかなり大きい。数時間の停電に備えてこうした商品を買い求める人が増加してるのも自然な流れだろう。すでに保冷剤は品切れ状態になっているらしい。
自動車のバッテリを数個用意して停電時の家庭の非常用電源に改造している方もいる。古くなったバッテリを廃棄せずに残しておけばそうした場面の緊急用の電源として活用できるのである。もっともこれはある程度の知識がないと作れないわけで誰にでもできることではないが。
そこまで自分でできない人のために、ヤマダ電機では「家庭用のリチウム蓄電池」が発売されるということである。リチウムポリマー電池の開発などを手がけるエジソンパワー社(千葉県木更津市)が製造したもので、1000Wh(ワット時)モデル(87万円)と2500Wh(ワット時)モデル(189万円)があるという。かなり高価なのだが、どうしても停電されたくないという場合はこれも一つの解決策である。家庭用のコンセントから充電した場合、安い方の前者は3時間充電で500 Whを、高い方の後者ならば8時間充電で1000 Whを出力するという。持ち運びも可能に作られているらしい。
この蓄電池を使えば、家庭用の冷蔵庫なら5時間冷却できるそうである。贅沢だが、医療関係者などでどうしても必要な場合もあるだろう。検討に値する製品である。
夏はもう目の前まで迫っている。どうやって今年の暑さを乗り切るのか。思い切って「疎開」するしかないのかも知れない。企業は夏休みを長くして、学生は北海道にでも長期旅行に出かけて、そうして都心部の人口を減らすことでピーク時の電力使用を減らすしかないのかも知れないのだ。いったいどうなるのだろうか。
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