2011年03月15日(火) |
節電のためにできること |
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東京電力は14日、東日本大震災による電力の需給逼迫(ひっぱく)を受けて15日も計画停電を実施すると発表した。第3グループから午前6時20分に開始、午後10時に終了する予定で、各グループとも最大3時間程度を予定しているという。オレも節電に協力したいのだが残念ながら西日本は60HZ地域なので直接支援はできない。それでここでオレが思いつくことを書きたい。
東京電力管内のみんなが協力し合って、日常生活の中で大幅な節電が実現するならば計画停電させる必要がなくなる。その少ない電力でみんなが生活できるということを確かめればいいのだ。これは関係なさそうな西日本にも同じことが言える。みんなが節電生活に慣れれば新たな原発の建設も不要になり、それだけ地震の時のリスクを回避できるからだ。
電力消費の大きなものとしてまず考えられるのはドライヤーだ。髪を洗って乾かすときにみんなドライヤーを使っているだろう。まず、あれをやめて自然乾燥にできないだろうか。そのつぎに考えつくのは温熱便座だ。ケツが冷たいことくらい何でもない。関東東北のすべての家庭で温熱便座の使用をやめればかなりの余剰電力が生まれるだろう。
家の中の電球を全てLED電球に換えれば、かなり節電できるだろう。初期投資は大きいがその代わりに交換不要なので長い目で見ればお得になる。家電量販店はこの機会にLED電球を売り込めばいい。
電気を使った暖房器具を早めに片づけよう。まだまだ寒い日はあるかも知れないがそこはやせ我慢してがんばるんだ。暖房もない体育館に避難している方々の苦労を思えば、少なくとも自分の家で快適に過ごせている以上、多少の寒さには我慢すべきである。それでも寒かったら身体を動かせばいいのである。綿入りの半天でも着て寒さに耐えるべきだ。エアコンで暖房なんてもってのほかである。
電力を無駄遣いする不要なものの筆頭としてオレはパチンコ屋を挙げたかったのだが、3月14日に横浜のパチンコ屋は軒並み休業だったという。オレは政府が休業を指示すべきだと思ったが、どうやらパチンコ屋の方から自主的に休業していたようである。
電車は動かず、駅に向かう通勤客は長蛇の列を作った。ガソリンスタンドには給油を待つクルマが列になって大渋滞を引き起こした。精油所が被害を受けていてガソリンの供給が困難になってるという。それでも人々は辛抱強く待ち続けた。こんなこと、津波の被害を受けて家が流された人たちに比べればなんでもないと。暴動が起きることも、パニックになることもなく、不便なことに怒って八つ当たりすることもなく、人々はただ忍耐の精神でこの未曾有の危機を乗り切ろうとしている。
被災地の病院で働く助産師の方が、「家は流されて何もかもなくなったんです」と語るのを聞いてオレはなぜか涙がこみ上げてきた。この途方もない災害の中で、淡々と自分の仕事を果たそうとしている方が居る。家がなくなってもちゃんと仕事を続けてがんばってるその姿になぜか目頭が熱くなったのだ。どうか、家を失った人たちの生活が再建できるように義捐金を活かして欲しい。どこに寄付すればもっとも有効に使ってくださるのかとオレは今考えているのである。
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