2010年12月25日(土) |
やり逃げ男を断じて許すな! |
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望まない妊娠を避けることができることは女性の大切な権利であるとオレは思っている。見ず知らずの相手に暴力的に犯されて妊娠して・・・なんてことは決してあってはならない。だからそのリスクを少しでも減らせるように、緊急避妊薬が承認されることにオレは全面的に賛成だ。読売新聞の記事を引用しよう。
望まない妊娠防止の緊急避妊薬、来春にも発売
厚生労働省の薬事分科会は24日、コンドームが壊れたり、性犯罪の被害に遭ったりした女性が、望まない妊娠を防ぐために服用する緊急避妊薬「ノルレボ」の承認を決めた。
来春にも発売される。
ノルレボ(成分名レボノルゲストレル)は女性ホルモンの一種の黄体ホルモンの製剤で、排卵を止める効果がある。性行為後72時間以内の服用で、妊娠の確率が4分の1に減り、副作用も軽い。欧米など48か国で承認されており、製薬会社「そーせい」(東京)が昨年、承認申請していた。
従来の緊急避妊は月経周期異常などの治療薬(中用量ピル)が主流。警察庁も性犯罪被害者に、その費用を助成してきたが、嘔吐(おうと)などの副作用が強く、産婦人科医らが導入を要望していた。(2010年12月24日22時13分 読売新聞)
記事から読む限りでは「妊娠の確率が4分の1に減り」ということなので100%の効果をもたらすものではないようである。「排卵を止める効果がある」ということは、性行為の直後に服用すればもっと高い確率で妊娠の可能性を排除できるのかも知れない。
また、女性がこの「ノレルボ」を携帯することで、妊娠するしないの自由を手に入れることには賛成だ。自分の狙ってる男を「できちゃった婚」で射止めるために「後からこれ飲んだら大丈夫だから!」と言い、実は飲まずに「ごめん、1/4の方に入っちゃった」と言い訳することをオレは許したい。女性に主導権があればそれでいいと思うのである。
ただ、現状ではもしも認可されても「いつでも携帯」できるほどに医療機関は簡単に処方してくれないだろうとも思うのである。そのあたりどんなふうに今後処方されるのか、どんな理由の時に医師は出してくれるのか。オレは気になるのだ。ドラッグストアで気軽に買えるなんてことには決してならないだろうから、そこで入手までにどんなハードルが存在することになるのかという疑問である。
オレがもっとも恐れることは、このような薬が認可されることで「避妊のことを全く考えないやり逃げ男」たちが増加するのではないかということだ。「どうせ後でノレルボ飲めばいいじゃないか」という考えで女性にリスクを押しつけて逃げてしまう無責任野郎がかえって増えそうな気がするのである。そういうクソみたいな男たちを断じて許してはならないのだ。
「副作用は軽い」とあるが決して「副作用がない」わけではない。だからこそ安易に頼る風潮が起きて欲しくないのだ。女性の側の選択肢を増やすことは賛成だ。しかし、男性の側ももっと努力すべきだと思うのである。性感染症も防げるコンドームの使用は当然のことだと思うし、あくまで「ノレルボ」使用は他の方法が失敗した場合の緊急避難的なものであると思うのである。
記事中で「コンドームが壊れた」とあるが、どんな時に破れるのだろうか。オレはこれまでの数十年間で一度もコンドームが破れたことはない。日本の製品はきわめて優秀だといつも思っている。もしかしたら世の中にはいつもコンドームが破れるような激しい行為を楽しむカップルたちがいるのかも知れないし、あまりにもサイズが大きいので破れてしまうということかも知れない。しかし、適正なサイズの外国製のものを使用するとか、工夫の余地はあるはずだ。正しくコンドームも扱えないような不器用な男が、あの繊細な女性の身体をやさしく扱えるとは思えないのである。そんなヤツに女性を抱く資格はないとオレは思うのだ。
この世からすべてのやり逃げ男は撲滅しないといけない。そうでないと犠牲になる女性はいつまでもなくならないのである。女性もまた男を外見で選んで卑怯なやり逃げ野郎に引っかかるのではなくて、見てくれは悪くても誠実で真摯に自分を愛してくれる相手を選ぶべきなのだ。これはとても大切なことなのである。
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