2010年12月06日(月) |
関西空港のぼったくり両替を許すな! |
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海外旅行する際には必ず手元の日本円を外貨へ両替しなければならない。その両替をみんなはいったいどこでしてるのだろうか、。1988年だからもうかなり昔のことだが、オレが初めての海外旅行をしたときに外貨を手に入れようとまず住友銀行の梅田支店に行った。すると「今、ドルのキャッシュを切らしております。TCならありますけど!」と言われたのである。その瞬間、オレは住友を史上最悪のクソ銀行だと認定した。両替用のドルがない銀行などそもそも銀行の資格があるだろうか。それがたとえば青ヶ島支店とか、佐渡島支店ならまだ理解できる。ドルの需要がなさそうだからだ。大阪のビジネス街のど真ん中の梅田支店で「ドルのキャッシュがありません」なんてサイテーとしか思えなかったのだ。共産圏に旅行する予定があったオレには、ドルのキャッシュはどうしても必要だったのだ。
オレは梅田から南へ移動して淀屋橋に行った。そこには東京銀行があったからだ。外貨両替だったら東京銀行だろうと何となく思いこんでいた。しかしたまたま三和銀行が目についたので、そこでレートを確認したら新聞で普段見ているドルのレートよりも2円も高いのである。一気に50万円分くらいのキャッシュを手に入れようと思っていたのでかなり損だ。そのときにオレは三和銀行の隣にバンク・オブ・アメリカがあることに気がついた。「おっと、こんな場所にこんな銀行が・・・」と思ったオレは迷わずそこに入ってみた。ちゃんと日本語の通じる外人が窓口にいて、そこでオレは三和銀行よりも1ドルあたり2円くらい安く大量のドルを手に入れたのである。1ドル紙幣もたくさん混ぜてもらった。物価の安い共産圏では1ドルでも大金だからだ。もしも日本の銀行で両替したら小額紙幣はないと断わられていたかも知れない。
それから20年以上経ったのである。日本国内の両替事情ももっと進歩して、納得のいくレートで両替できると思っていたらちっともそうでないのである。オレは用事で関西空港に出かけたのだが、そこの国際線の搭乗口の前にある両替所で表示してあったレートにのけぞった。ひどいじゃないか。なんで両替するだけで3割も目減りしたりするんだ。これはむちゃくちゃじゃないか。ふざけるなよ!とオレは思ったのである。オレがそこで撮影したレートはこんなひどいものだった。
ちなみに撮影した12月3日のその時間でのそれぞれの外貨のレートは、オレがふだん見ている為替情報のWEBサイトでは
NOK(ノルウェークローネ):13.75
AUD(オーストラリアドル):81.52
HKD(香港ドル) :10.75
となっていた。どれだけひどいぼったくりかわかるだろう。
新聞でいつも報道されてみんなが関心を持ってる米ドルなら、誰もが相場を知っているから高いときは高いとわかるわけだが、ふだんあまりなじみのない通貨はそれがいくらくらいの為替レートなのかあんまりみんな意識していない。だからこんなむちゃくちゃなレートがまかり通っているのだろうか。それにしてもあまりにもひどいのである。こんなぼったくりはきちっと行政指導すべきだろう。
ヤフー智恵袋なんかを見てると「空港で両替すればレートがいい」などと馬鹿なことを書いていて驚くのである。都市銀行の外貨両替はかなりのぼったくりだが、それもまだかわいいもんだ。空港こそ真のぼったくりだったのである。
もしもこの両替所を利用するのが外国人だったとしよう。帰国前にあまった日本円を自国通貨に換えてしまおうと思ったとしてもこんな不利なレートと知ればびっくりして交換を止めるだろう。そして帰国してからそのぼったくりについて語るだろう。すると日本の評判は悪くなってしまう。こんなぼったくり両替所を放置することは国益にも反するのである。
ただ、オレはたまたま関空でこのぼったくりを目撃したのだが、もしも日頃国際線をよく利用する方がいればぜひとも教えて欲しいのである。成田や福岡といった他の国際空港でも同様の両替ぼったくりが存在するのかということだ。このひどいレートが日本国内で普遍的な現象なのか、それとも関空だけがひどいのか。もしも関空だけがひどいのならばますますそのぼったくりは行政指導の対象となるだろう。とにかくこんなひどいぼったくりは許せないのである。オレは絶対にそんな場所で両替なんかしたくないのである。
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