2010年12月04日(土) |
道路がヌルヌルになっちゃったのだ! |
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もしも屎尿を運搬しているバキュームカーが交通事故を起こしたらものすごく迷惑だろう。市街地で大事故を起こせば周辺住民の被害は計り知れない。だからといって走らせないわけにもいかない。この世には輸送が危険なものでありながら絶対的な必要性故にその危険を冒して運ばなければならないものが多いのである。再処理工場から出荷されるプルトニウムなどはその最たるものである。
資生堂鎌倉工場から乳液を運ぶために出発したトラックが、その積載中の乳液を道路にぶちまけながら走っていたことが判明した。流出量は1トンもあったそうだ。そのために道路がヌルヌルになって交通事故が発生しているのである。朝日新聞の記事を引用しよう。
乳液1トン、道路スベスベ 漏出で二輪車3台転倒 鎌倉 2010年12月3日21時2分
神奈川県は3日、同県鎌倉市岩瀬1丁目の資生堂鎌倉工場で製造された製品の乳液約1トンが、大型トラックで運搬中に漏出したと発表した。同市大船5丁目から横浜市栄区内までの県道など約3キロにわたって漏れ出ており、オートバイなど二輪車3台が滑って転倒したという。
県横須賀三浦地域県政総合センターによると、乳液は大型トラック荷台の1トンコンテナで運搬していた。運転手が鎌倉市と横浜市の境付近で漏れ出ていることに気づいたという。県は午後4時50分に漏出の連絡を受けた。県と横浜市は乳液の河川への流出を防止するため、処理業者に委託し、路上の乳液に砂をかけて回収する作業を続けている。
オレが驚いたのは「路上の乳液に砂をかけて」という部分である。想定外の事故に対しては、このような手間の掛かる原始的な方法でしか対処できないのである。そしてこちらは予想通りだが、二輪車の転倒が相次いだということである。乳液でヌルヌルになった道路を二輪は走れないということなのだ。
化粧品の価格のことを考えれば、今回流出した乳液の価格はいったいどれだけあったのだろう。資生堂の被った被害額はどの程度になるのだろうか。ドケチでせこい性格のオレはそれが気になるのである。
今回は乳液の流出だったわけだが、オレはさまざまな液体の流出事故を想像してみた。ジャムが道路にぶちまけられたらどうだろうか。卵黄ならどうだろうか。カレーならどうだろうか。もしかしたら不謹慎な野次馬の中には喜んで食べる連中もいるかも知れない。カレーで埋め尽くされた道路、想像するだけでカレーの香りがしてくるのである。
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