2010年11月15日(月) |
振り込み詐欺を撲滅する方法教えます |
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オレは以前から犯罪取り締まりに大幅に「おとり捜査」を取り入れるべきだと主張してきた。麻薬や覚醒剤の捜査も客のフリをすればいくらでも検挙できるはずだ。大阪には路上で大麻や覚醒剤が販売されている場所が存在するようだが、そこに警察官が客を装って売人に接触すればいくらでも逮捕できるはずである。それをしないのはおそらく大阪府警が手出しできないなんらかの理由が存在するのだろう。
振り込み詐欺も同様である。ゼニを振り込んでしまえばもうオシマイだから、その前になんとか相手を誘い出せばいいのだ。その際に「足が痛くて銀行まで行けない」などという言い訳はきわめて有効である。詐欺師どもはゼニを受け取るためにノコノコ家までやってくる。そこを逮捕すればいいのである。読売新聞の記事を引用しよう。
「だまされたふり」60歳女性に誘い出され逮捕
埼玉県警は13日、東京都杉並区桃井、自称客引き春日美親容疑者(21)を詐欺未遂容疑で現行犯逮捕した。
発表によると、春日容疑者は別の男と共謀し、12日、同県三郷市の無職女性(60)宅に長男を装って「会社のお金に手をつけて損失を出した」「100万円貸して」などと電話し、同日夜に女性宅を訪れて現金80万円をだまし取ろうとした疑い。県警は、電話連絡役と現金の受け取り役を設けた複数の犯行とみて、詳しく調べている。
女性は電話の声が長男とは違うのに気づき、すぐに吉川署に相談。同署の依頼で、「ひざが痛く、銀行まで行けない」などと自宅に誘い出し、長男の友人を装って現金の受け取りに訪れた春日容疑者を、待ち構えた署員が取り押さえた。調べに対し、「頼まれて荷物を取りに来ただけ」と容疑を否認しているという。
(2010年11月14日17時45分 読売新聞)
オレが日頃考えていた「ひっかかったフリをする」という作戦を見事に実行して成功したのがこの60歳女性である。声の違いに気がついた時点ですでに「逆に引っかけてやろう」というやる気満々だったのである。そして警察と相談して誘い出しの作戦を実行して、見事に逮捕にこぎ着けたわけだ。
振り込み詐欺のグループは多数存在するはずである。そのすべてを逮捕するのは途方もなく困難で長い道のりだ。こんなにニュースなどで「振り込み詐欺」が話題になっていてもなおかつひっかかるお年寄りが後を絶たないのである。銀行のATMのところにも大きく掲示してある。それでもだまされるのである。そして犯行グループは労せずして大金を手に入れるのだ。
オレの家にもしも振り込み詐欺の犯人から電話があれば、オレは老人を装って相手を誘い出したいのである。相手があくまで「振り込み」にこだわるならば、だまされたフリをして「184円」などの金額を振り込んでやりたいのである。それを引き出しに来た馬鹿は監視カメラに映るだろう。あまりの少ない金額に唖然としてふてくされてATMコーナーから出てくれば待ちかまえた警察官に逮捕されるという寸法だ。なかなか痛快じゃないか。
ただ、振り込み詐欺グループは巧妙な分業制を行っていて、末端の人間は自分の直上の指示者以外は知らないことが多い。一人を検挙したからといってそこからグループ全員を捕まえるのは至難の業である。だからもっと巧妙に検挙しようと思えば、こうして捕まえたメンバーの一人をスパイにして、組織の情報を流せば罪を軽くしてやると持ちかければいいのである。裏切り者を組織が処刑するならそれもよし、裏切りが成功して上の方にさかのぼって元締めを捕まえることができれば最高の成果である。どうせ振り込み詐欺グループの頂点には広域暴力団の連中が関与してるに決まってるぜ。
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