2010年11月08日(月) |
電車で寝てしまうのは自己責任です |
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電車で居眠りしてしまい、ついつい降りる駅を乗り過ごしてしまうことはよくあることである。特に終電の頃は酔っぱらっていてそのまま寝込んでしまう人も多い。そういうわけで終点の車庫まで運ばれるという悲劇が起きるわけだが、そんな時に乗務員がうまく起こしてくれればいいのだが、見落とされるとこんな悲劇になるのである。
居眠り女性客、終電車内に4時間半閉じ込め
大阪市交通局は7日、市営地下鉄谷町線の最終電車を終点の八尾南駅で点検した際、車内で寝ていた20歳代の女性乗客に気付かず、始発までの約4時間半、車内に閉じ込めた、と発表した。
女性の健康に問題はなかったが、同局は運転士(37)と車掌(34)らについて、適切な車内点検を怠ったとして処分を検討する。
発表によると、同日午前0時15分頃、大日発最終電車(6両)が八尾南駅に到着。運転士と車掌、駅員2人の計4人が車内を調べたが、5両目の女性に気付かずにドアを施錠、電車を留め置いてホームを離れた。
同4時40分頃、この電車の出庫点検をしていた別の運転士が女性を発見。女性は直前に目覚めたといい、「寝入ってしまい、目覚めたら座席で横になっていた」と説明した。同局は女性に謝罪した。
内規では、点検は車内を歩いて行うことになっている。同局は、運転士らが他の車両の酔客らに対応していて5両目の確認を怠った、としている。
(2010年11月7日21時09分 読売新聞)
この記事にある「処分を検討する」というくだりを読んで、なんだかオレはこの最終電車の運転士や車掌さんたちがかわいそうになったのである。確かに彼らには「電車の中で寝てる女」を見落としたという過失はあったが、そもそも落ち度があるのは寝込んでる方であり、それを親切に起こしてやれなかったからと言って処分されるのはちょっとひどいと思うのである。電車の中という公共の場で寝ている側には落ち度はないのか。
教室でたまに居眠りしている生徒が居る。気づいたら起こすんだが、そうして授業中居眠りしていたことによって希望する大学に不合格だったとする。その場合。寝ている生徒を起こさなかった教師に落ち度はあるのか?寝てる方が100%悪いのじゃないか。「あんたがちゃんと起こしてくれなかったからオレは落ちたんだ!」と言われてもお門違いのような気がするのだ。
終電の客には酔ってるヤツが多い。その中には車内にゲロを吐く迷惑なヤツもいる。大量に飲酒した者には直径1mくらいの巨大なゲロをぶちまける方もいるのである。そんな客の理不尽な行為に対しても文句を言わずにもくもうと清掃される立派な方々にオレは敬意を表したい。そしてもしもこの女性が車内で一夜を明かしたことに対して文句を言い出すならば、一言「おまえはアホか!」と言いたいのである。
電車の中で寝てしまうのも、場合によってはミニスカートなのに大股開きで爆睡してしまってパンツ丸見えなのもすべて自己責任である。そんなのは恥ずかしいと思ったらズボンをはいてくればいいのである。
それにしても普通は閉じこめられたことがわかればすぐに携帯電話で救助を求めるだろう。始発が動く朝までずっと眠っていたということはある意味幸せな方である。笑って済ませられるようなくだらない事件なのである。
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