2010年10月03日(日) |
東大の1年生投手、ハンカチ王子に投げ勝つ! |
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東京大学といえば6大学野球の中でダントツに弱いというのは誰もが知る常識である。1シーズンの試合すべて負けるということも全く不思議ではない。そんな東京大学の野球部に救世主(?)が現れたのである。1年生投手の鈴木が見事に早大の斎藤との投げ合いを制して勝利を収めたのだ。オレはこの快挙を祝福したい。
朝日新聞の記事を引用しよう。
完投の東大1年生・鈴木「あこがれの斎藤さんに勝てた」 2010年10月2日23時15分
(2日、東京六大学野球 東大4―2早大)
東大側のスタンドから懸命の声援が飛ぶ。9回の守りは1死一塁、2点のリード。二遊間のゴロを遊撃手岩崎が捕球し、二塁を踏んで一塁へ送球。試合終了。仲間にもみくちゃにされた1年生右腕の鈴木は「勝利が近づくにつれ先輩たちの盛り上がり方がすごかった。その雰囲気に乗った」と喜んだ。
鈴木は身長170センチ、65キロで直球の速さは130キロ前後。「僕の球はいい球ではない。緩急を使い、内外に散らした」。1点差の7回、連続四球などで2死満塁となったが、フルカウントから内角の直球で三邪飛に仕留めた。
早大は監督、選手ともに記者会見場に現れなかった。広報を通じて、「帰って練習します。明日がんばります」とのコメントだけを残し、バスに乗り込んだ。制球に苦しむ斎藤を援護したかった打線は悔しい12残塁だった。
鈴木は「斎藤さんと田中さん(楽天)の投げ合いは見ていた。あこがれの選手に勝ててうれしい」。中、高でエースだった右腕は六大学で野球をするために東大に現役合格。デビュー3戦目で価値あるウイニングボールを手にした。(坂名信行)
さて、今回斉藤に投げ勝った東大の1年生投手だが、中学、高校でエースだったという鈴木は愛知県の時習館高校出身である。東大には現役合格だというからたいしたものである。ここは負けた斎藤も素直にその栄誉を称えるべきじゃないのか。記者会見もすっぽかして去ったというその行動からオレが感じるのは「東大なんかに負けて恥ずかしい」という相手を見下した傲慢さである。甲子園ではさわやかなイメージを演出して女性ファンをうまくだましたかも知れないが、少なくとも今回の態度はそれを台無しにするような行動だったとオレは思うのである。
170センチ、65キロという野球選手としてはかなり小柄なこの東大の鈴木投手が、さらに投球術に磨きをかけて、他の大学も次々と倒して快進撃していくのをオレはちょっぴり期待している。そうでなきゃ野球は面白くないのである。そして将来はプロ野球を目指して欲しいのである。科学的なトレーニングで球速を増して、もっと速い球が投げられるようになればそれも夢ではなくなるだろう。新たなスターの出現をオレはいつも期待しているのだ。楽しみに待ってるぜ。
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