2010年10月01日(金) |
世間には変なセンセイが多いのか? |
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世間にはこんなに変なセンセイがいるのか? などとオレが書くと、きっと「おまえこそ変な教師だ!」と言われそうでそういう話題にはできるだけ触れずに来たのだが、さすがにこういう方々の存在を知ると、オレのようなかなり変わり者の教師でもびっくりするのである。どうしてそこまでひどいのかと驚くのだ。今日はオレが読んだ変なセンセイたちの記事を紹介しよう。それぞれ読売新聞からの引用である。
小5担任、授業で活字切り張り「脅迫文」作り…山梨
山梨県韮崎市の市立小学校で、男性教諭(48)が5年生の道徳の授業中、児童に身代金を要求する「脅迫文」を作らせていたことがわかった。
市教委によると、教諭は5年生の担任で、児童30人に27日、教諭が用意した新聞から活字を切り抜いて「脅迫文」を5〜6人の班ごとに作るよう指示していた。
教諭は自分の身柄を「悪の組織が確保した」ことにして、黒板に「返してほしければ7時、ちびっ子広場に8千円もってこい」「クラスの中で1番大きな男子に持たせること。1秒でも遅れると命はないものと思え」と文面を示していた。「脅迫文」は授業時間内に完成せず、教諭が回収して破棄したという。
市教委の輿水豊教育長は29日、教諭に口頭で注意した。教諭は「共同作業で友人と協力する大切さを知ってもらい、授業をおもしろくしようと思った」と話したという。
(2010年9月30日 読売新聞)
うーん、授業を面白くしようとしたという工夫はわからないでもないが、作文の見本にしてももう少しまともなものがあるだろう。「身代金要求の脅迫文」なんてものを練習しても、それを実際に使う機会などあるはずがないし、仮にそういう機会があるならそれは犯罪者になってしまったということである。どうしてこんなものを作らせたのかとオレはあきれてしまうのだ。
この理科の先生もひどい。生徒が窒息死したらどうするんだ。
これが呼吸の授業?生徒の口と鼻ふさぎ失神
横浜市教委は30日、同市青葉区の市立中学校で、男性教諭(50)が理科の授業中、呼吸の大切さを教えようと1年の男子生徒(12)の口と鼻を手でふさぎ、気を失わせたとして戒告の懲戒処分にしたと発表した。
市教委によると、教諭は6月24日、1年生38人に「呼吸について」の授業をした際、生徒を立たせ、背後から右手で口と鼻をふさいだ。
生徒は教諭の手をたたいて苦しいと訴えたが、教諭が「もう少し我慢しろ」と続けたため意識を失った。意識はすぐに戻り、授業は続けられた。
教諭は他のクラスの授業でも同じことをしていたといい、「教職員としての責任に対する自覚が足りなかった。深く反省している」と話しているという。(2010年9月30日13時27分 読売新聞)
そんな乱暴なことをしないと呼吸の大切さを教えられないのか。息を止めるくらいなら別に押さえつけなくても生徒が自分でできるだろう。それとも「窒息させる」ということに快楽を覚えていたのか。失神するまで窒息させるなんてなんてひどいことをするんだ。とオレはこのニュースを読んでただあきれていたのである。
ただ、もう一つ思ったことがある。それはこの実にくだらない事件を新聞がわざわざ報道したことである。そんなくだらないことのどこに報道する価値があるのか。変な教師がいることは確かに憂慮すべきだが、それは地域の教育委員会とかが適正に処分してそれで終了である。そんなことを報道する価値があるとは思えない。だからオレの率直な感想は「なんでこんなどうでもいいことが記事になるんだ!」という疑問なのである。全くもって馬鹿馬鹿しいのである。せっかくの新聞の紙面はもっと意義のある使い方をして欲しいのである。告発しないといけない悪い奴等はいくらでもいる。そういう連中の悪を暴き立てるというのが報道の使命だとオレは思うのだ。変な教師を興味本位に記事にするのは週刊誌にやらせておけばいいのである。
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