江草 乗の言いたい放題
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2010年09月27日(月) 歴史を歪曲してるのはいったいどこの国か?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 中国はチベットを侵略して数百万人を虐殺したことを決して認めない。ソ連は樺太からの引き揚げ船を撃沈して多くの民間人を死なせたことを公式に謝罪などしない。これらの国の指導者にとって、歴史を歪曲することなど日常茶飯事である。その連中がこんな発言をするとオレはあきれてしまうのである。そして「ふざけるな!」と激しい怒りを感じるのだ。

露大統領訪中 「歴史の歪曲許さず」日本を牽制 2010.9.26 23:25
 【北京=川越一、モスクワ=佐藤貴生】中国国営新華社通信などによると、ロシアのメドベージェフ大統領が26日、3日間の日程で公式訪中をスタートさせた。同大統領は、北京入りを前に遼寧省大連市旅順を訪問、「いかなる歴史の歪曲(わいきょく)も許さない」と発言。北方領土の実効支配を正当化し、日本を牽制(けんせい)する狙いがありそうだ。
 メドベージェフ大統領は、旅順にある旧ソ連軍兵士の墓地を訪れ、第二次大戦を戦った中露両国の退役軍人らとも面会。「(中露両国は)ともに次世代の(戦争の)記憶について憂慮すべきだ。あらゆる歴史的な出来事を歪曲することは許さない。第二次世界の出来事について真実を主張しなくてはならない。歴史的事実をねじ曲げようとする勢力が存在している」と述べた。
 同大統領の訪中は2008年5月以来2回目。27日に北京で胡錦濤国家主席らと会談し、第二次大戦65周年に関する共同声明に署名する。その後、上海万博のロシアデー記念式典出席のため上海に向かう。


 中国やロシアと言えば歴史を自分たちに都合良くねじ曲げる行為の代表みたいな国である。その指導者どもが「いかなる歴史の歪曲も許さない」という発言をするのは、悪い冗談としか思えないのである。だったらちゃんとチベット侵略の歴史を認めろ。北方領土を一方的に占拠し、武装解除に応じた日本兵をシベリア抑留して37万の死者を出したことに対して謝罪して賠償しろ。なぜロシアでは反体制的な発言をするジャーナリストが次々と暗殺されるのか。なぜ中国は過去に一度も主権を主張したことのない尖閣諸島の領有を宣言するのか。それはこの両国の指導者たちにとって「歴史」とは自分たちに都合良く書き換えられるものだからである。

 彼らの主張する「第二次大戦の出来事」の中に、昭和20年の8月18日から起きた千島列島の北端、占守島での戦いは含まれるのか。オレはそれが知りたいのである。不可侵条約を一方的に破棄して満州に攻め込み、民間人を虐殺して避難民の女性をレイプしながら南侵してきたことが「中国、韓国を解放した」だと?笑わせるんじゃない。ただの領土拡張の征服欲からきた行動じゃないか。

 歴史を語り継ぐときに必要なのは、客観的事実をすべてそのまま事実として伝えることである。そこに恣意的な取捨選択はあってはならないのだ。自分たちが他国から受けた侵略行為を主張するならば同時に自分たちの起こした侵略についても語らなければ不十分である。歴史に関してロシアや中国のような社会主義国家の指導者たちが客観的で公正な見解を有しているはずがないのである。そして自分たちが歪曲した歴史を、国民に洗脳教育して信じ込ませようとしているのだ。

「歴史は為政者の都合良い形に改変するもの」
「人民をだますためにウソをつくことも平気」


というポリシーを持つ二国の指導者が仲良しになるのは利害が一致するからである。この連中が日本に対してどんな要求や主張をしてくるのか。オレはひそかにそれを憂うのだ。


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