2010年08月13日(金) |
ロスケってやっぱりサイテーだな |
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太平洋戦争が終わった日は8月15日だとオレは認識していたが、ついこないだロシアは戦勝記念日を9月2日にした。このことに関してどういう意味があるのか、日本国民は認識しているのか。8月15日が過ぎてからソ連は樺太や千島に侵攻してきた。樺太から小樽へ引き揚げる人々を乗せた船は、留萌沖で撃沈された。これは8月22日のことだ。樺太から引き上げる邦人を乗せた「小笠原丸」(1397トン、約730人)、「第二新興丸」(2500トン、約3600人)、「泰東丸」(887トン、約780人)の3隻は、ロシアの潜水艦の攻撃を受けて、「第二新興丸」以外の2隻は撃沈された。このことに対して、日本政府は一度も正式に抗議したことはない。オレがこの事件について知ったのは、三浦綾子の小説「天北原野」に出てきたからである。なぜこの悲劇を教科書に書かないのか。
ロシアが戦勝記念日を9月2日にしたのは、この「引き揚げ船を撃沈した」という不法行為を「だってまだ戦争終わってませんから」と正当化するためである。北方領土の不法占拠も同じだ。9月2日までは交戦状態だからその期間に占領しましたといいたいのだ。そのときに国後や択捉に居住していた日本人はみんなロスケに追い払われて退去させられたのだ。樺太から引き上げる民間人の群衆の中に爆弾を投下し、武装解除に応じて降伏した日本兵をその場で射殺し、射殺されなかった者は抑留先のシベリアに連行された。こうした数々の不法行為に関して、平和条約締結以前に賠償金をきちっと請求すべきだとオレは思っている。敗戦国だからと卑屈になることはない。ロスケとの戦いで負けたのは逃げ出した満州の関東軍だけで、他の戦場では日本軍の方が優勢だったのだ。
オレは北方領土返還など夢物語だと思っている。もう時間が経ちすぎてしまった。日本政府がきちっと解決のための努力をしないうちに、そこには大量のロシア人が居住し、そして世界の各国が「北方四島はロシアの領土」と認めてしまっているではないか。もはや完全に手遅れなのである。
今、我々にできることは、ロスケの不法行為を正しく後世に伝え、今後このような卑屈な外交を二度と繰り返さないように教訓にするだけである。韓国や中国に対して同様の過ちを繰り返さないことである。竹島が日本の領土であり、尖閣諸島も同様に日本の領土であるということをきちっと宣言しないとだめだ。いや、宣言するだけでは不十分だ。きちっとそこに日本の主権が及ぶことを実際に自衛隊が駐留するなどの形で示さないとだめなのである。
国土や国民を守ることが国家の使命である。他国に領土を蹂躙されながら抗議もできない腰抜けの政府に我々は何を望めるだろうか。謝罪しかできないヘタレ総理が日本の国益を守ることができるだろうか。謝罪には必ず賠償がついて回るのは世界の常識である。ごめんなさいと言えばそれで相手が許してくれるのは子どもの世界であり、大人はゼニで解決するのだ。韓国併合を謝罪すれば必ず賠償のゼニを払うことになる。お詫びのコトバだけで済むと菅直人首相が思ってるのだとしたら救いようのないお目出度い方である。日本はロスケの不法行為に対して、賠償どころか謝罪のコトバももらっていない。シベリア抑留という国際法上も許されない行為に対して、ロシアの政治家で謝罪した者は誰もいない。もしもそれを賠償するなら天文学的な金額になってしまうからだ。
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