2010年08月03日(火) |
もしかしたら高齢者はもっと少ないかも知れないぜ! |
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東京都で最高齢の男性がすでに死んでいたという事件があったが、女性の最高齢者ももしかしたらもう亡くなってるのかも知れない。とにかく、東京都の男女の最高齢者はどちらも所在確認ができなかったのである。男性の方は32年前に死んでいるのに年金不正受給のために隠されていたのだが、さて、女性最高齢者はどうなんだろうか。読売新聞の記事を引用しよう。
113歳女性どこへ?都内最高齢のはず…杉並
東京都杉並区は2日、都内最高齢とされる113歳の古谷ふささんが所在不明になっていると発表した。
区によると、古谷さんは1986年10月、娘(79)と一緒に千葉県内から転入した記録が残っているが、娘は「母の住民票を移した記憶がはっきりしない。母は、弟と住んでいるはず」と説明しているという。同区は、警視庁杉並署に届け出るとともに、弟の所在確認を進めている。
同区は足立区で生存していれば111歳の男性の白骨死体が見つかったことを受け、7月30日、職員が古谷さんが住んでいるはずの木造アパートを訪問し、所在不明が判明した。
杉並区や娘の説明によると、古谷さんは以前、娘と、娘の弟(73)と3人で千葉県市川市に住んでいた。1986年に娘が杉並区内に転入し、約10年前、現在のアパートに転居したという。娘は、「(千葉から)引っ越したのは自分一人だけ。弟とは音信不通で連絡先もわからない」と話しており、区と杉並署は3日にも、弟の住民登録先に職員を派遣する。
古谷さんには、1911年4月1日以前に生まれた人を対象に、本人や家族の申請を受けて支給される老齢福祉年金は支払われていなかった。一方、古谷さんの介護保険料や国民健康保険料は娘の口座から毎月、引き落とされていたが、記録が残るこの5年間、医療機関を利用した実績はない。区では、古谷さんが昨年9月、都内最高齢女性に認定されてからも、面会や電話での所在確認を行っていなかった。同区の田中良区長は「把握できず、おわびします」などのコメントを発表した。
厚生労働省によると、昨年9月15日現在、国内で100歳以上のお年寄りは4万399人。(2010年8月2日21時15分 読売新聞)
これまでのケースと違うのは、この113歳女性には年金が支払われていないということである。逆に介護保険料や国民健康保険料は徴収されているわけだから娘にあたる女性はいない人の分を払わされていたということであり、もしも死亡していればすでに徴収してしまった分は返還の対象になるのだろうか。
100歳以上のお年寄りは日本中で4万399人もいるという。その全員の生存確認が必要ではないかとオレは思うのだ。そしてできればその年齢をもっと下げてみて、その上ですでに死亡している方をきちっと除外すべきである。高齢者の1割くらいが実は幽霊だったなんてことになればそれこそ真夏の夜の怪談である。
オレに言わせれば、男女の最高齢者のどちらに対しても存在確認をきちっとしていなかった東京都の職員は実に職務怠慢である。児童相談所もそうだが、お役所というのはこんなことがまかり通る世界なのである。少しでもまともな職員がいれば不審なものを一つ一つチェックしようとするだろう。そんな面倒なことをして余分な仕事を増やしたくないというのが公務員の体質なのである。かつて公立高校に勤務していたオレはよくわかるのだ。「余計な仕事を増やさない」ことが職場の至上命題であり、みんなでもっと仕事をしようという前向きな提案は忌み嫌われるのである。
「仕事をしてもしなくても給料が同じならしない方が楽!」
そういう怠惰な人たちにどれだけ高額の給与が支払われているのか。実に腹立たしい話である。公務員改革を進めるならば、こういう事態を招いたボンクラ職員をどんどんクビにしてもらいたいのである。
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