2010年05月29日(土) |
ワールドカップ、それでも見に行きますか? |
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南アフリカで開催されるワールドカップ、日本からのサッカー観戦ツアーは低調らしい。治安の悪さがよく知られているので、あえてゼニを払って危険の中に飛び込まなくてもよいとみんなが考えているせいである。全くその通りだとオレも思っている。おっさんの個人旅行でさえ敬遠されるのに、若い女の子はもっと行かないだろうとオレは思うのだ。ましてや美人女子アナという日本の宝をそんなところになど行かせられないのもよくわかるのである。朝日新聞の記事を引用しよう。
女子アナ行かぬW杯 治安に不安、TV各局派遣見送り 2010年5月29日1時26分
6月11日に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で、NHKと在京民放キー局が女性アナウンサーの派遣を見送ることが分かった。W杯や五輪など大イベントでは異例の対応だ。南アフリカの治安情勢が不安定なことが主な理由で、派遣するスタッフの規模も前回のドイツ大会より大幅に縮小させる。
4年前のドイツ大会では、テレビ東京が女性アナ2人を送ったほか、NHKの青山祐子アナウンサーやTBSのサッカー番組を担当していたタレントの白石美帆さんらが現地に飛んだ。
しかし、今回は南アフリカの治安が問題視されていることから、在京の全局が女性アナを派遣しないことに決めた。TBSは「治安が悪いと言われる場所に、わざわざ送り出すわけにはいかない」(広報)と話す。
外務省によると、南アフリカの治安は、2008年に日本の約14倍にあたる約1万5千件の殺人が起き、強姦(ごうかん)も日本の約23倍発生。同省は渡航者に対して、「夜間の外出は控え、車での移動を徹底するなど、安全対策をしっかりとってほしい」と注意を呼びかけている。
治安のほか、広告収入の減少による番組制作費の削減や、前回に比べて盛り上がりに欠ける点などを理由に、派遣スタッフも減らす。テレビ東京は前回の50人から8割減の10人程度に絞る。NHKは前回の93人から73人に、テレビ朝日やフジテレビ、TBSも20〜30人減らす。TBSとテレビ東京は派遣スタッフを男性に限定する。(岡田匠)
この記事を読んでいてオレが一番笑ったのは「前回に比べて盛り上がりに欠ける点などを理由に、派遣スタッフも減らす」というくだりである。つまり、今回の代表チームは期待されていないということなのである。全くもって失礼な話である。チームを率いる岡田監督もこれでは大変である。弱いのは監督の責任ではないのになあ。
南アフリカの治安が悪いのは貧しいからである。職にありつけない多くの人々が絶対的な貧困の中で暮らしている。そんなところにゼニを持った観光客が大勢押し寄せるのだ。強盗などの犯罪が発生しないわけがないのである。貧しい人々にとって、富にアクセスするチャンスを得られるどんな方法があるだろうか。強盗する以外に豊かになる方法がないという現実がこの国には存在するのだ。
もちろん南アフリカでもちゃんと学歴を身につけ、外資系の企業で働くエリートサラリーマンたちは高給取りである。公然と賄賂を要求する小役人どもも実入りは良さそうだ。しかし、絶対的貧困が蔓延していてろくに学校にも通えない子供たちが大勢いる中では「勉強するチャンスがある」だけでもとても恵まれたことなのである。
日本からの観戦ツアーは40〜50万かかるのだという。それだけかけて見に行くほどの魅力のないチームらしい。オレはサッカーのことはよくわからないのだが、国民に全く「優勝」の期待をされてないことからもよくわかる。ゼニが余ってる酔狂な方々が見に行くということなのだろうか。
女性にとってこの国への旅行が恐怖なのは、レイプや強盗といった犯罪被害と併せて起きるエイズ感染の危険である。この国の高い感染率を思えばただの被害で済むわけがないのだ。連れて行ってもしも襲われたら取り返しがつかないのである。女子アナは日本の宝である。そんな大切な方々をどうして危険であることがわかっているところに派遣できるだろうか。
ワールドカップ観戦に来た外国人観光客の中で犯罪被害に遭って命を落とす方がどれだけいるだろうか。オレはそれを心配するのだ。そして、どうしてこんな国で開催することになったのかと思うのである。日本での開催ならばそんな心配は全くなかっただろう。もっともついこのあいだ日本と韓国でやったばかりだからあと100年くらいは開催国にはなれないと思うのだが。
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