2010年04月26日(月) |
3Dテレビは家電業界を救うのか? |
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よく立ち寄る北花田の上新アウトレットの店内に3Dテレビが展示販売されていた。通常の大画面液晶テレビがかなり値崩れしていることを思えば、まだまだかなり高価である。これだけ高いということは利幅も大きいのかも知れない。さて、3Dテレビは家電業界を救うのだろうか。それを予測するためにはまず自分が視聴体験しないといけないのだが、残念ながらそのテレビの前にはずっと2人の子どもが陣取ってて、オレのような変なオッサンには3Dメガネを譲ってくれなかったのである。そういうわけでオレは「どんなふうに見えるのか」をまだ知らない。
もしも3Dテレビで野球中継の映像を見れば、ボールが自分めがけて飛んでくるように見えて思わずのけぞってよけるのだろうか。あるいはミニスカートの美女がいれば、斜め下から見上げればスカートの中味まで立体的に見えるのだろうか。などとくだらないことを考えてしまうのである。実際はそんなことが可能なはずがないのである。
冬季五輪が終わって需要が落ち込むようなタイミングで3Dテレビを出してくるあたり、業界もなかなかよく考えているなあと思うのである。
しかし、オレはよく寝ころんでテレビを見る。その場合、水平方向に両目が並ぶことはありえず、上下に二つの目が並ぶわけで、そうなると立体的に見えることはないだろう。つまり、3Dテレビというのはお行儀よくして見ないといけないとう不自由なものだったのである。
韓国や中国のメーカーがどんどん追い上げてくる(あるいはもう日本は抜かされたのかも知れないが)中で、日本としては「中国や韓国が生産できないような高い技術を必要とするものを・・・」というふうに考えるわけで、この3Dテレビもその一環である。
ただ、人間の目はこうした3Dテレビの映像に耐えられるのだろうか。脳の働きはいったいどうなるのだろうか。オレはそのことがかなり気になるのだ。昔、ポケモンのアニメを見た人が気分が悪くなって・・・という事件があったわけだが、3Dテレビは視覚障害などの健康被害をもたらさないのだろうかという不安である。
みんなが欲しがるような新製品を出せば必ず売れるはずだ。しかし、その寿命はかなり短くなってきている。すぐに陳腐化してしまうのである。
とにかくどんなふうに見えるのかを検証しないと話は始まらない。オレは平日の夕方にその上新アウトレット店におじゃまして、今度こそクソガキにじゃまされずにゆっくりと見たいと思っているのである。
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