2010年04月17日(土) |
もしかして人類絶滅の危機か? |
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アイスランドの火山噴火の影響は思ったよりもはるかに深刻である。大量の火山灰のせいで空港が閉鎖され、空路での移動が不可能になってるのだ。ヨーロッパのビジネスマンたちはどうするのだろうか。鉄道で移動してるのだろうか。欧州内ならそれでもなんとかなるが、大西洋はまさか船で渡るわけにもいかないのである。読売新聞の記事を引用しよう。
火山灰飛行禁止、欧州12か国に…4大空港閉鎖
【ロンドン=大内佐紀】アイスランドの火山噴火にともなう欧州の空のダイヤの乱れは16日午前(日本時間同日夕)、上空の飛行禁止措置を打ち出す国が12か国に拡大。
英ヒースロー空港に加え独フランクフルト、オランダ・スキポール、仏シャルル・ドゴールの欧州4大空港がすべて閉鎖となり、日本を含む世界各地のビジネスマンや観光客の足に影響が出ている。
火山灰のため、15日は約5000便の欠航が出たと見られるが、欧州の航空運航状況を統括するユーロコントロール(本部・ブリュッセル)によると、16日は全欧州で予定される約2万8000便の6割以上の約1万7000便が飛べない見通し。英航空当局は、欧州最大のヒースロー空港の離着陸を少なくとも17日午前1時(日本時間同9時)まで全面禁止とした。
14日の噴火後、火山灰は緩やかに南東に移動し、16日になってフランクフルトやパリ近郊の空港の閉鎖が決まった。ポーランドなど東欧諸国でも欠航が出た。
成田空港発着の欧州便は16日、日本航空と全日空の英、仏、独、オランダ、イタリア便と海外航空会社の英国便など、計20便が欠航した。17日もすでに14便の欠航が予定されている。(2010年4月16日22時13分 読売新聞)
この大量の火山灰が太陽光線を遮って欧州の農業生産に壊滅的な打撃を与えそうな気がするのである。そして被害は欧州だけにとどまらずに地球全体に及び、世界中で深刻な農業被害が発生し、食糧生産が落ち込む事による価格高騰が起きるかも知れないのだ。食糧が輸入できなくなった貧困国では飢饉が発生し、そして最終的には世界中で気象災害が発生してしまうということをオレは恐れるのである。
恐竜絶滅の理由について、火山が噴火してその大量の火山灰が大気中に放出されて・・・という仮説を立てた方がいた。今は小惑星の激突説が有力なようだが、もしも恐竜を絶滅させたほどの気候変動が今の地球に起きた場合、人類は果たしてそれを乗り越えることができるのだろうか。その時に生き残ることができるのは豊かな国だけで、産業のない貧しい国は滅びてしまうのだろうか。食糧を自給できる国だけが生き残るような気がするのだが。
日本も国民がコメだけを食うならば、かなり食糧自給率を上げることが出来るはずだ。それも一つの解決策である。パンや麺類に流れてる嗜好をコメに回帰させて、コメの国内生産を増やすことでなんとか切り抜けられそうな気がするのである。
大量の火山灰が大気中に放出されて太陽光線を遮ったならば、地球は寒冷化するような気がする。地球温暖化がマイナスだと主張される方々は、だったら寒冷化はプラスだと思ってるのだろうか。寒冷化によって農業生産は大打撃を受けるはずである。これまで作れていた作物が寒さのせいで栽培不可能になるのだから。そうなると確実に食糧不足がやってくる。それでも人類は大丈夫なのだろうか。
さっき為替の動きを確認したのだが、すさまじい勢いでドルが下げ、ユーロも下げて円が買われている。地球の裏側と言うことで日本の被害は少ないと判断されて円が買われてるのかも知れない。しかし、食糧の大輸入国である日本は被害を受ける側だろう。そこで円高になって輸入しやすくなるとは考えにくい。逆に円安が起きるかも知れない。世界が日本を見捨てるというシナリオである。
人類絶滅の危機がやってくるなら、値上がり目的の不動産など全く意味がない。未来が存在しないのなら貨幣に価値など無くなる。被害はこれで終息するのかそれとも拡大するのか。今回の噴火はとても気になるのだ。
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