2010年03月17日(水) |
お金の掛からない高校はありませんか? |
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民主党の政策が公約通りに実行されることによって、公立高校の授業料が無償化されることとなった。しかし、無償なのは授業料だけである。それ以外の諸費用はしっかりと掛かってしまうのだ。制服代や修学旅行の積立金、そしてPTA会費などいろんな諸費用が実際にはかかってくるのである。そういう費用もかからない本当の意味での「ゼニの掛からない公立高校」というものはないのだろうか。
修学旅行というのは本当に必要なモノなのだろうか。昔は旅行なんかできるのは一部の金持ちだけだったために、田舎の学校を卒業してそのまま農業などに従事してその土地で生涯を終えるような人たちにとって修学旅行の意義は大きかった。それが生涯唯一の旅行だったかも知れないからだ。しかし、今はかなり状況が異なっている。そもそもあの観光旅行を学校のカリキュラムの中で消化することにどんな意味があるのかと疑問視する声も多い。
だったらいっそのこと「修学旅行がないから積立金がいらない分安い!」という学校もありだと思うのである。「制服がないから制服代がかからない」というのもありだと思うのだ。諸費用もできるだけ抑えられていて、余分なお金が必要ないということを売りにした高校があってもいいと思うのだ。もちろん修学旅行がない分は通常授業になるわけだが、その分勉強に特化した学校にすればいい。貧しい者のための学校であっても、入学試験の偏差値レベルが高く、実際の進学実績もよかったらそこに通う高校生たちは劣等感を感じることはないだろう。逆に「修学旅行みたいなチャラチャラしたこと、やってられるかよ!オレたちの本分は勉強だぜ。さあ勉強勉強だ」と開き直るような高校があってもいいかと思うのである。
余計なお金の掛かる部活動もなしにして、とにかく「金がかからない!」ということを第一に考えた学校を公立高校の中に含めるべきである。もちろん修学旅行があって楽しい学園生活があってという高校を選びたい者はそっちに行けばいいのである。
高校生の全員が修学旅行が好きなわけではない。集団での起居がどうしてもなじめないような人間もいるはずだ。いびきがひどいとか、寝てる間に必ずオナラをこきまくるとか、そんな性癖があるので絶対に修学旅行に行きたくないという高校生もいると思うのである。しかし、今ほとんどの高校は修学旅行を実施している。もしかしたら探せばあるのかも知れないが。少なくともオレの知ってる範囲にはない。行きたくない生徒はもしかしたら「ずる休み」などの方法で対処してるのかも知れない。そこでこういう「修学旅行のない高校」を設置すればいいかと思うのである。
修学旅行どころか遠足もない、金のかかる行事もない、卒業アルバムも自主製作の写真入りDVD一枚というシンプルなスタイルの学校があってもいいかとオレは思うのである。そういう学校だが勉強のレベルは高いという公立高校を各都道府県は最低1校ずつ設置すべきである。高校進学の選択肢の中に「ゼニが圧倒的に安い!」というのを入れるべきである。
公立高校をすべて横並びにして同じような中味にする必要はない。もちろん「安い公立高校」の対極にある「高い公立高校」があってもいい。修学旅行はヨーロッパ一週間、ブランドものの制服。トイレにはウォシュレットが付いていて、校内食堂も学食らしくないリッチなメニューが並ぶというのも面白いじゃないか。
大切なのは「いろんな選択肢」を用意するということである。すべて横並びで同じにしてしまえば学校の個性もなくなる。だからオレはこういう「趙激安高校」も選択できるようにすべきだと思うのである。
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