2010年02月24日(水) |
ヤクザには生活保護受給させるな! |
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オレは生活保護費の不正受給に関して日記で問題にしてきた。真の困窮者にはなかなか支給決定しないのに、相手がヤクザだとびびって簡単に支給を認める腰抜けの市職員も多い。そういうわけでヤクザの生活保護不正受給はなくならないのである。こういう連中はしっかりと詐欺罪で検挙して刑務所にぶち込んでもらいたい。
生活保護費不正受給の暴力団組員を逮捕 兵庫県警 5年間で2千万円 2010.2.23 22:30
暴力団組員であることを隠し生活保護費をだまし取ったとして、兵庫県警伊丹署は23日、詐欺容疑で伊丹市中野東、組員、江南つとむ容疑者(50)を逮捕した。同署によると、受給額は5年間で総額約2千万円に上るという。
逮捕容疑は、昨年11月〜2月、受給資格がない組員なのに、同市から子供4人の教育扶助費を含めた生活保護費として計約180万円を詐取したとしている。「組員ではない」と容疑を否認しているという。
同署によると、江南容疑者は生活保護の申請書類に組員ではないと記載。同署が調べたところ、江南容疑者は一時、破門状態だったが昨年11月、組員に復帰したことが判明したという。
同市によると、「収入の把握が難しい」として組員は支給の対象外。伊丹市福祉事務所は「申請に基づいて適正な形で支給していた」としている。
警察がちゃんと「暴力団組員」であると把握してるのに、伊丹市は「申請に基づいて適正な形で支給していた」としている。窓口に来た時点で相手がヤクザであると想像がついたかも知れない。ヤクザの方々は独特の雰囲気を発散していることが普通だからだ。5年間で2000万円だから年間約400万円がこのヤクザに支給されていたことになるのである。おそらく市の職員は相手がヤクザだと知りつつ怖くて打ち切りできなかったのだろう。税金はどうせ自分のゼニじゃないし、払えば相手は大人しくなるのだ。それが5年間続いたのである。
ヤクザにはさまざまなシノギがある。賭博、ノミ行為、仕手株、覚せい剤、売春斡旋などである。それらはみな非合法であり、そこから得た収入には課税されない。しかし、生活保護費の不正受給をシノギにするようなヤクザはヤクザの中でも最低だとオレは思うのだ。ヤクザならヤクザらしく、ちゃんとゼニを稼いで見せろといいたい。自分の食い扶持も稼げないで生活保護費をだまし取るのはヤクザの誇りを失った姿である。
北九州市では生活保護費を不正受給しながら土建屋をやっていたヤクザがいた。不正受給がバレて打ち切られた腹いせに市役所で大暴れして逮捕されている。北海道の滝川市では札幌へのタクシー代として2億4000万円を不正にだまし取った暴力団員がいた。このような明かな不正受給が発生している一方で、親の介護や幼い子どもがいるなどの理由で働けないために生活保護を申請する人々に対してはなかなか受給を認可しない。そうした「ヤクザに甘く、真の弱者には厳しい」支給体制がこのようなヤクザの不正受給の背景にあるのだ。
現在の生活保護の制度では、このような不正受給を完全に排除することは難しい。オレがいつも訴えるのは現金ではなくて現物支給である。あるいは用途が限定された金券を支給することだ。それによって保護費がパチンコ代や遊興費、高額の携帯電話代に浪費されることを防ぐことができるはずだ。
このまま生活保護費がどんどん増えていけばいつか立ちゆかなくなる。現行の制度は改めないとだめだ。東京都で子ども二人の母子家庭なら26万円も支給されるという。田舎なら家賃も安いし、そこまでの生活費は不要だろう。限られた予算の中でどうすればできるだけ多くの人を救済できるのか、その方法をきちっと考えていかないといけないのだ。オレは「生活保護疎開」を導入すればいいと思うのである。わざわざ交通が便利で家賃の高い都会に住む必要はない。過疎の村がどんどん受け入れ、家賃を安くして空き家を貸し出せばいい。たとえ組員であっても、組を抜けて田舎で疎開生活を送るのなら受給を認めてやってもいいと思うのである。
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