2010年01月15日(金) |
実年齢49歳、外見は70歳? |
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世間にはいわゆる「老け顔」というものがある。オレもどちらかというと上に見られることが多いので悲しいのだが、この紅顔の美中年のオレを50歳以上に見るような失敬な輩が多いのである。残念ながらオレはまだ映画館で夫婦50割引が使えないのである。年は取りたくないが。割引は使いたいのである。さて、これはもしかしたらそんな悲しい老け顔の男の物語なのかも知れないのだ。大阪市の地下鉄運転士49歳が、なんと父親の持ってる敬老優待乗車証を使って地下鉄に乗っていたのである。アサヒコムの記事を引用しよう。
大阪市の地下鉄運転士、無賃乗車 父親の敬老パス使用 2010年1月14日23時48分
大阪市営地下鉄の男性運転士(49)が2008年12月以降、父親の敬老優待乗車証(敬老パス)を不正使用し、料金計約4千円を支払わずに市営地下鉄を利用していたと、市が14日発表した。09年12月に市の駅職員が不正を見つけたが、運転士の上司は事実を隠蔽(いんぺい)し、外部からの通報で発覚した。市は運転士と上司を処分する方針。 敬老パスは70歳以上の市民に交付され、無料で市営地下鉄・バスを利用できる。運転士は08年12月から6〜7回、自宅近くの谷町線出戸駅から梅田方面へ行く際の往復620円分を不正使用したという。市は、条例に基づいた追徴金約25万円を徴収する。運転士は06年に学歴詐称で、08年に飲酒した上での出勤で、それぞれ停職1カ月の懲戒処分を受けている。
オレが気になるのは、この不正を行ったときにこの男がちゃんと変装していたかどうかということである。やはり70歳になりすますにはそれなりの工夫が必要だ。老人メイクでもばっちりと決めて、うまく外見を70歳らしく装っていたのならバレなかったかも知れないのだ。しかし、自分が地下鉄運転士ということもあって駅員を舐めていたのかも知れない。
この49歳運転士はなかなかの困ったチャンのようである。学歴詐称で一回、飲酒出勤で一回、それぞれ懲戒処分を受けてるという。札付きの不良職員だったのかも知れない。しかし今回やったことは不正乗車である。地下鉄の運転士がその地下鉄で不正乗車というところがなかなか笑えるのである。八百屋が売り物のダイコンをかじってしまったようなものだろうか。そして「店のダイコンをどうしようとオレの勝手じゃないか!」とその八百屋が開き直れるように、この男も「地下鉄運転士のオレがただで乗ってどこが悪い!」程度の気持ちだったのかも知れない。
大阪市のこの敬老乗車証というのはお年寄りの外出を促進させている便利なツールである。これがあるからオレの父親などは「大阪市内で暮らしたい」と言い出すくらいである。出歩くのが好きな父にしてみれば、地下鉄全線が無料で乗れる優待パスがあれば重宝するだろう。残念ながらオレが住むのは大阪市に隣接したある貧乏な地方都市なのでその恩恵はないのである。
49歳なのに敬老乗車証を使ったこの男、事前に鏡を見て確認していたのだろうか。ダメだと思ったらあきらめる勇気はなかったのか。いったいどんな外見年齢の顔なのか見てみたかったのである。
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