2009年12月19日(土) |
松井秀喜が阪神タイガースに来てくれたら・・・ |
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ワールドシリーズMVPの松井秀喜をヤンキースが引き留めなかったことにオレは驚いたが、エンジェルスが年俸半減で獲得したことにはもっと驚いたのである。5億8000万である。これでは安すぎるじゃないか!4年間で20億の城島と比較したら、松井は一年で10億でもおかしくない。それがこんなに安くエンジェルスに買われてしまったのである。なんとも悔しいのである。ただ今回は一年契約ということにオレは注目している。もしかしたら来季終了後に松井は日本球界復帰を考えてるのではないだろうか。
松井は膝に故障があるので、人工芝の球場は避けたいという。そうなるとやはり甲子園球場を持つ阪神タイガースが有利だ。しかも年俸はかなり下がってるので、もしかしたら7億くらいで獲得できるかも知れない。そのくらいなら阪神球団にとって十分出せる範囲内の金額である。
2005年以降阪神はリーグ優勝から遠ざかっている。その理由はやはり金本の衰えとその前後を固める打者がいないことに尽きる。今岡が2003年には首位打者、2005年には打点王と働いたことが優勝に貢献したわけだが、今年は金本の前後を打つ鳥谷も新井もイマイチだった。もしも城島・松井の二人が加わることになれば一気に打線の厚みが増すのである。
こんなことをオレが書くと「ゼニで選手を集めやがって・・・」という批判が起きるだろう。その通りなのだから批判されても仕方がない。自前で選手を育てることができればそれに越したことはないからだ。しかし、今の阪神に「自前で選手を育てる」だけの余裕があるだろうか。いい素質の選手が芽が出ないまま終わり、他球団に移籍してから活躍するのが今の阪神なのである。広島に移籍した赤松を見ればよくわかるだろう。赤松にあんなに長打力があったなんて阪神時代は全く思わなかった。赤星が引退してしまった今、もしも赤松を放出していなかったら代わりが務まるのに・・・と思っても後の祭りである。新井を獲得して赤松をその代償に放出したことでなんだか損をしたような気分になるのはオレだけだろうか。
選手を育てることのできない球団は、すでに完成した選手を獲得するしかないのである。悲しいけど、それが現実なのだ。選手を育てることが得意な球団は、その選手を他球団に売り飛ばすというビジネスモデルを確立すればいいのである。最近の阪神でよく育った選手といえば赤星、藤川、鳥谷くらいだろうか。他は推して知るべしである。ドラフト1位の藤川や鳥谷が活躍するのは当たり前であり、赤星は引退してしまう。そう考えるとやはり、阪神に「育成」ということを求めるのは困難なのである。
オレが松井秀喜に期待するのはその勝負強さである。今年の阪神で一番サヨナラ打の多かったのは金本だった。金本一人の負担が大きすぎたのだ。そして金本も「オレが打って勝たないと」という気分でいつも戦ってきたはずだ。それだけ回りがふがいなかったからである。しかし松井が入ればその負担はかなり軽くなるだろう。自分が打たなければならないというプレッシャーから解放されることで金本はますます連続試合フル出場の記録を伸ばせるような気がする。
松井秀喜よ、選手生活の最後はぜひ甲子園のスターとしてプレーしてくれ。そして巨人戦でガンガン打ちまくってくれ。オレは阪神が他のすべての球団に負け越しても巨人にだけは勝って欲しいといつも思っている。そのためにやはり、キミの力を借りたいのだ。キミが帰国して王貞治の持つ年間最多本塁打の記録を実力で破ってくれることを願っている。あの記録自体イカサマだ。後楽園球場という当時もっとも狭いと言われた球場で作られた記録などクソである。あの本塁打のうち100本くらいは今ならただの外野フライだろう。そんなまやかしの記録ではなく、真の強打者にしかなしえない本塁打記録を出して欲しいのである。どうせなら年間に60本くらいホームランを打って欲しいのである。そんなことを期待するオレはかなりの欲張りなのである。
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