2009年12月14日(月) |
タイガー・ウッズは反省などしなくていい |
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交通事故を発端にして、タイガー・ウッズに多数の愛人が居たことが判明し、ついにタイガー・ウッズは無期限出場自粛という形で反省することになってしまったのである。しかしオレはどうにも腑に落ちないのだ。だって、彼の浮気相手というのはみんな合意の上での行為じゃないか。もしも彼がいやがる女性を無理やりに襲ったということならば、ゴルフの世界から永久追放されても仕方ないだろう。しかし、どちらかというと今回の事例は、大金持ちで人気があるタイガー・ウッズに女性が積極的にアタックしたような気がするし、逆にタイガーウッズが積極的であったとしても、有名スポーツ選手に派手な女性関係を繰り広げる方はけっこう多いわけで、愛人が2人ならOKで12人ならダメかというと数の問題ではないはずだ。
動物の世界なら強いオスが群れのすべてのメスを支配することは全くおかしくない。ところが人間の世界は一夫一婦制というルールで強いオスにも弱いオスにも妻は一名と定められてるわけで、それはオレのように普通のオッサンにとってはありがたことだが、ウッズのようにゼニがあってカッコイイ男にとっては納得できないことかも知れないのである。おそらく今回の愛人騒動、世間の大多数の男たちは「モテる男はいいなあ。うらやましいぜ!」と思っているだろうし、怒ってるように見える一般人の女たちももしも自分がウッズに誘われたら「えっ、うそ!私が・・・まあどうしましょう。うーん困ったわ。もう好きにしていいわよ!」となりそうな気がするのである。
ここで大切なことは、愛人が多いこととゴルフの間には全く何の関係もない。女にのめり込んでゴルフの成績が落ちるような2流のゴルファーとウッズは違うのである。ベッドの上では○○の○に○○を・・・なんてことを考えていても、グリーンの上ではただ球をあの穴に入れることだけを考えているわけで、切り替えはきっちりとできているのである。そのどこが問題なんだろうか。
おそらく今回の騒動で、ウッズは妻に慰謝料を払ったり愛人たちに手切れ金を払わないといけなくなったりというふうに大変な目に遭うだろう。あれだけ収入が多いと、そうして払わされるゼニもまたかなりの金額になるだろう。金持ちほど浮気の代償は高くつくのである。また「妻を愛して家族を大切にする」というふうに語られていた部分が全くの虚像であったこともバレてしまい、CM降板や違約金の発生という形のダメージもかなり大きいと思われる。社会的制裁は十分に受けることになるわけで、そこらの男が浮気の時に払う代償とは比較にならないのだ。
古典文学の世界では、光源氏が多くの女性と浮き名を流すからと言ってその人格が否定されるなんてことはない。むしろ逆である。それだけ多くの女性に愛されるということでなんと素敵な殿方であるかということになってしまうのだ。「伊勢物語」の在原業平もそうである。「好色一代男」の世之介もそうだ。物語の中ではヒーローなのに、なぜそういう人物が現実に登場すると世間はバッシングするのか。それはダブルスタンダードではないのか。「モテる男はすごい!」と素直に敬意を払うべきだとオレは思うのである。タイガー・ウッズのように稼ぎたくでも稼げず、そしてモデルや女優といった一流の女性にモテたくてもその可能性が皆無である世間の普通の男たちが「浮気はよくない!」と怒るのは単なるひがみ根性のように思えるのだ。そういう男たちに限って自分がイケメンでしかも大金持ちだったらきっと奔放に遊び回るに決まってるのである。
タイガーウッズは反省してCMを降板し、ゴルフもしばらく休むと言ってるらしいがそれは間違いだ。ゴルフをやらないウッズはただのエロおやじである。世間にエロいおっさんは腐るほど居るが、エロいおっさんでもそれ以外に強烈な個性があれば、その個性が注目されるあまり「エロい」という欠点に世間は目をつぶってくれるのである。今ここにロリコンでアニメオタクの変態東大生がいるとしよう。「東大生なのにロリコンでアニオタ」というのはその人格の幅を感じさせるわけでむしろ褒め言葉になる。ところがFランクのお馬鹿大学生がロリコンでアニオタならば、世間は「ただの変態学生」のレッテルをはるだけだ。
タイガー・ウッズという世界の頂点を極めたゴルファーがいた。ただ彼は不幸なことに人一倍性欲が強く、妻一人では満足できない男だった。そのために12人(もっと増えるかも知れない)もの愛人を作ってしまった。ただそれだけの事件である。オレはウッズにアドバイスしたい、今からでも遅くないからイスラム教に改宗すればどうだろうか。イスラム世界では男は妻を4人まで持てるらしい。12人ということはこの制限のわずか3倍であってどうってことないと思うのだ。改宗さえすればキリスト教世界に所属していた頃と比べてかなり罪が薄まるかも知れない。
ネットに出てくるウッズの愛人たちの美貌を見ると、モテる男はうらやましいぜと正直に思ってしまうのである。本当は擁護なんてしてはいけないのだと思うが、オレはここでウッズを罵倒する言葉など思い浮かばないのである。それよりも応援してしまうのだ。世間の男たちの嫉妬に負けずに無事に復帰してくれよと思うのである。ゼニもなく、仕事もないのに女の稼ぎをあてにするニート野郎やヒモ野郎たちにくらべれば、ウッズははるかに立派だとオレは思うのだ。こういう考え方はおかしいだろうか?今回の騒動でウッズの人格を全否定するのならば教科書から「源氏物語」や「伊勢物語」も排除すべきだろう。ウッズは反省なんかしなくていいのだ。「14人、そんなに少なくないですよ。もっとたくさんいますよ!」と開き直って欲しいのである。ゴルフで稼いだゼニを多くの女たちやその子どもにばらまいていくなら、富の分散がはかられて貧富の格差是正にも役立つだろう。
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