2009年10月25日(日) |
奨学金踏み倒しの連中は氏名を公開しろ! |
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大学に進学するにはゼニが必要だ。そのゼニが手元になかったら、進学をあきらめるか、それとも奨学金を受けて後から働いて返すか、そのいずれかの方法をとらなければならない。それだけのゼニを掛けても大学に行きたかったのは自分である。初年度納入金に150万も掛かるのは高すぎる!と思ったら行かずに働けばよかったのだ。そのゼニを納得して払った以上、返す義務がある。「こんな馬鹿しかいない大学にゼニを払うのはもったいない!」と文句を垂れたところで、その馬鹿しか行かない大学にしか自分は入れなかったのである。あきらめて払うか、行くのをやめるかどっちかである。
その奨学金の踏み倒しが増えていて、回収不能も増えてるらしい。読売新聞の記事を引用しよう。
住所不明!奨学金132億円が回収不能に
国からの借入金などを元に、大学生などに奨学金の貸与事業を行う独立行政法人「日本学生支援機構」で、卒業生の住所が分からなくなり、計約132億円が回収不能になっていることが、会計検査院の調べで分かった。
検査院は同機構に対し、「出身大学にも協力を求め、住所を把握する努力をするべきだ」と改善を求めた。
機構では3月に卒業した奨学生に対し、毎年8月に奨学金返還についての通知を発送。10月から返還を受け付けている。検査院によると、2007年度末で奨学金の返還を3か月以上滞納していた人は約21万人で、滞納額は約2253億円。このうち、6%にあたる約1万3000人(総額約132億8000万円)は、住所不明者だった。8月の通知段階ですでに住所が分からない人も多く、検査院は「早めに住所調査を行うことが必要」としている。
同機構は「指摘を真摯(しんし)に受け止めている。個人情報保護の問題もあるが、大学との連携も検討したい」と話している。(2009年10月24日11時04分 読売新聞)
さて、この「回収不能」となった行方不明者だが、オレは公開捜査すべきだと思うのである。名前、出身大学、生年月日、写真などの情報を公開して追跡捜査すべきである。罪状は「詐欺罪」にでもすればいい。「返すと言って借りたゼニを実際には返さなかった」という罪で指名手配するのだ。
その中には一部上場企業で働いてる者もいるかも知れない。名前を公表されるとなればあわてて全額払うだろう。公開捜査までの猶予期間を半年くらいは設けてやればいい。その代わり、その期間が過ぎれば有無を言わさずに公開するのだ。
ただ、世の中にはどうしても返せない事情のある方が居る。思うように就職できず、今は生活保護を受けているとかニートの状態にあるとかである。その場合のモラトリアム(返済猶予)制度もしっかりと機能させるべきだ。オレが許せないのは「払えるのに払わないクソ野郎」どもである。収入があるのに払ってない連中からしっかりと回収すべきだとオレは訴えているのだ。住所を変えても報告せず、結婚や養子縁組で名前を変えて捕捉されなくなったのを好都合とそのままトンズラこいてるような悪質な者はそれこそ詐欺罪で逮捕すべきである。
ついでに大学別の踏み倒し率も公表してくれ。どこの大学に踏み倒しが多いのかという不名誉な数字が一人歩きすればその大学の面目は丸つぶれであり、社会的信用もがた落ちで、その大学というだけで差別されるようになるかも知れない。もちろんそんな恥ずかしいことにはしたくないだろうから大学は必死で回収に協力するだろう。そうして情報を公開するだけで簡単に改善できるのである。簡単なことではないか。
オレは奨学金を受けなかった。教員になれば返済の義務がないのでもらえば合法的に踏み倒せたのだが、大学入学時点で教員のようなまっとうな職業に就くことなど全く考えておらず、自分は社会のアウトローとして生きていくような気がしたから申請しなかったのである。もっともオレはバイトで生活費を稼ぐだけの能力があったので奨学金を必要としなかった。学生時代に運転手のバイトをしていた時は月に20万以上の収入があった。公立高校の教員で就職したときの手取りが13万切っていたからびっくりだったぜ。ただ、バイトしないでもっと大学時代に勉強ばかりしていればもっと別の人生があったかも知れないと思うのである。そんなこと今更どうしようもないのだが。
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