2009年10月23日(金) |
たこ焼きの材料を盗んだ男 |
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50歳無職のこの男はよほど食うに困っていたのだろうか。それにしても情けない事件である。たこ焼き店から材料を盗んで自分で作って食べるとは・・・
たこ焼き店の食材盗み、自宅で料理 容疑で男逮捕 神戸2009年10月22日
兵庫県警兵庫署は21日、神戸市兵庫区東出町3丁目のたこ焼き店に忍び込んだとして、同店が入る建物の2階に住む無職藤原勝美容疑者(50)を建造物侵入の疑いで現行犯逮捕したと発表した。同店ではたこ焼きなどの具材が盗まれる事件が相次いでおり、藤原容疑者は調べに対し「週に4回ほど具材を盗み、自宅で料理して食べた」と供述しているという。
兵庫署によると、藤原容疑者は21日午後10時すぎ、たこ焼き店に忍び込んだ疑いがある。同店では約2週間前から鶏肉や豚肉、ソーセージ、焼酎などが盗まれる事件が発生。経営者の女性から相談を受けた義弟(53)が数日前から閉店後に張り込んでいた。藤原容疑者は合鍵を持っていたといい、同署は入手経路などについて調べている。
記事を読む限りは、この藤原容疑者の盗んだものが鶏肉、豚肉、ソーセージ、焼酎となっていてたこ焼きとは関係がないのである。しかし食べ物屋というのはどんな食材がどれだけ残ってるかを確認するのが当然であり、そんな場所から盗んだらすぐにバレるのは自明の理である。そこまでせっぱ詰まっていたということなんだろうか。
オレが想像するのは、この藤原容疑者が盗んだたこ焼きの材料を使って自室でたこ焼きを作って食べている姿である。関西、特に大阪の一般家庭には必ずたこ焼き器があるという。だからこの藤原容疑者もたこ焼き器を持っていたのだろう。それが大いに役立ったのである。
さて、今回の容疑者は50歳無職ということだが、なぜ無職になったのか。なぜ食う金もないという状況になったのか。そうした背景は全く記事の中にはない。おそらく裁判になればそのあたりの背景も法廷で明らかにされるのだろう。こうした情けない事件を起こすヤツには無職が多い。オレがいつも不思議に思うのは、そうした無職の人間がどうやって生活できてるのかということなのである。 無職=収入がない ということである。しかし、この世はゼニがないと生きていけないのだ。生活保護を受けるか、ヒモになるか、バクチで稼ぐか、いずれにしても日々の生活に必要なゼニはどこからか持ってこないといけないわけで、そのゼニをどうやって手に入れているのかと思うのである。
今、日本では中年ニートが増えているという。就職しにくさという点では若年ニートよりもさらに問題が大きい。ニートの男の場合は結婚もかなり困難だろう。そういう人間がどんどん犯罪に走るようになったとき、治安はどんどん悪くなっていく。失業率も上昇している今、そういう方々をどうやって就職させるかという問題がこれからの政策の最重要課題となりそうな気がするのである。
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