2009年06月11日(木) |
日本橋オタク狩りに気をつけろ! |
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大阪・日本橋の中心地と言えば、以前は堺筋の南の端のあたり、阪神高速の恵美須町入り口の北側から信号二つ分くらいのエリアが最激戦区だった。そこには上新テクノランドやソフマップ1号店、5号店、2号店、3号店、激安バッタ屋のPCSやMSL、中古販売のスタンバイ、中川無線、喜多電機など集客力の大きな店が集中していたのである。オレが「日本橋に行く」という場合も必ずそこに行くことを意味した。
しかし、ソフマップの没落、スタンバイの破産、中川無線の消滅などを経てすっかりそのエリアは力を失った。イオシスなどの新たに登場した勢力もあるが、客そのものが減ってしまったのである。ではどこに客は移動したのか。そこから約500m北北西に移動したあたり、今「オタクロード」と呼ばれている道路に沿った一角が現在のメインストリートになってしまったのだ。そこにはドスパラやジャンパラ、パソコン工房などのパーツ屋が多数あり、メイド喫茶の客引きのお姉ちゃんもいてにぎやかである。オレが今日本橋に行くとすればやはり歩き回るのはこのオタクロード周辺だ。
その日本橋のオタクたちを狙うこんなならず者がいたのである。産経新聞の記事を引用しよう。
大阪・日本橋で“オタク狩り” 恐喝容疑で男2人を逮捕 2009.6.9 21:37
このニュースのトピックス:脅迫・強要
「オタクの街」として知られる大阪・日本橋で、オタク風の若者を狙って現金を脅し取ったとして、大阪府警浪速署は9日、恐喝の疑いで大阪市中央区瓦屋町の無職、北西倫昌(22)と奈良県川西町の無職、吉村龍訓(20)の両容疑者を逮捕したと発表した。同署によると、2人は「オタクっぽい人を狙って100件くらいやり、約50人から計約300万円を脅し取った」などと供述しているという。
逮捕容疑は今年2月6日午後7時ごろ、同区日本橋の路上で、買い物に来ていた東大阪市のアルバイトの男性(24)にわざとぶつかり、自分の携帯電話を落としたうえで「壊れたやないか」などと因縁をつけ、修理代金などとして約40万円を脅し取った疑い。
同署の調べに、2人は「日本橋でオタクっぽい人が多額の現金を持っているのをみて、昨年10月ごろから恐喝を繰り返した。オタクは気が弱く、文句をいわずに金を出した」などと供述。あらかじめ折れた携帯電話を用意し、現金がない場合は消費者金融で借金させることもあったという。
さて、今回の事件だがオレが不思議に思うのは被害にあったオタクたちの被害情報が2ちゃんねるのスレなどで共有されていなかったのかということである。被害者たちはなぜそこに犯人の特徴を書き込むことで逆に追いつめなかったのだろうか。いや、もしかしたらすでにそういう動きは存在し、オレが2ちゃんねるのそうしたスレの存在に気付いていなかっただけなのかも知れないが。被害者のオタクたちが団結すれば、おとりの被害者を用意して犯人たちの写真撮影、住所を突き止めてネットに顔と実名をさらして祭りにするという、ある意味警察に捕まるよりも恐ろしい結末が待っていたような気がするのである。また、もしもオレが被害にあったならば必ず復讐を誓って行動を起こしただろう。今回の事件が逮捕に至る経緯をオレは知りたいのだ。被害届に基づいて警察が捜査しただけで簡単に捕まったのか、あるいはオタクたちの活躍が事件解決の背後にあったのか。
「わざとぶつかった後で壊れた携帯を出す・・・」これは外国でよく聞く「ぶつかったときに持ち物を落として、高価なワインが割れたと騒ぐ」古典的パターンの日本版である。そうした手法が存在していることを知れば、被害に遭う可能性のあるオタクたちも防衛方法を考えるだろう。たとえば「一緒にそこのドコモショップに行きましょう!」とかである。日本橋にはドコモもauもソフトバンクも店を出してるから店に行けば、その携帯が実はもう使われてないものであることはすぐにばれるだろうし、連中はそこで名前を名乗るリスクを犯せないから絶対に同意しないだろう。
いや、その前に一対一にならないことだ。オタクロードには大勢の野次馬が居る。その野次馬を味方に付ける工夫をすることである。大声で「えーっ、それくらいで携帯壊れるんですか?」と叫び、周囲の人たちにアピールするのである。犯罪者たちは目立つのを極端に嫌うはずだ。それだけで連中はあきらめる可能性が高い。
あと今回の記事にこの犯人たち、北西倫昌(22)と吉村龍訓(20)の顔写真が含まれてなかったのがオレはかなり残念なのである。オレの野次馬的な興味というのは、そいつらがどれだけ強面の連中、つまり顔を見ただけでびびってオタクが金を出すかどうかちうことなのだ。どんな顔だったのかが知りたいのである。そして、この犯罪の性格を思えばこいつらの顔をちゃんと報道することは必要なことだと思うのだ。届けを出していない他の被害者も名乗り出る可能性があるからだ。
教師をするオレの教え子の中にはいわゆるオタクたちも多い。アニメを愛し、フィギュアを愛好し、ゲームに耽溺する多くの青少年たちがオレの教え子にかなりいるのだ。彼らはもちろん日本橋にもよく出向く。もしもこいつら2人の襲った被害者の中にオレの愛弟子たちが含まれているならなお許せないのである。
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