2009年06月09日(火) |
屋上で大麻を栽培していた学習塾 |
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大麻は日本では古来から生活の中に存在したものだという説がある。その証拠をオレは近所の神社で発見している。
どうやら伊勢神宮が大麻の配布元だったようである。 (などと書くとこれを信じる馬鹿も発生しそうである。大麻=神社のお札である。意味が違うよ。)
そして「大麻はタバコよりも害が少ない」「大麻を解禁すれば覚せい剤など他の薬物犯罪を減らせる」という主張を展開する方もネット上には大勢おられるようである。当然といえば当然だが、オレは大麻を一度も吸引したことがない。アメリカで長く生活したことのある友人は、「ヌード写真の女の子がそこから飛び出して迫ってくるような感じがするんですよ!」とオッサンの劣情を刺激するようなことを言っていたが、だからといって手を出すような気はオレにはない。
大麻を常用している方はもしかしたらかなり多いのかも知れない。その中にはこういう方もいた。毎日新聞の記事を引用しよう。
大麻:予備校屋上で栽培の校長を容疑で逮捕 愛知・一宮
愛知県警薬物銃器対策課と一宮署は8日、同県一宮市末広2、地元大手学習塾「野田塾」西春校校長、藤原一臣容疑者(37)を大麻取締法違反(栽培)容疑で現行犯逮捕した。県警によると、藤原容疑者は3階建て校舎の屋上で大麻を栽培。調べに「自分で吸うためだった」と容疑を認めているという。
容疑は同日、同県北名古屋市九之坪の野田塾西春校屋上で、大麻草6株を栽培していたとしている。県警によると、藤原容疑者は「高校生のころから大麻を吸っていた。いつでも吸えるように昨夏ごろから自分で栽培を始めた」などと供述しているという。
県警によると、藤原容疑者は屋上に置いたプラスチック製衣装ケース(縦70センチ、横40センチ、高さ30センチ)の中で大麻草を栽培していた。屋上へは、3階の天井にある点検用の出入り口にはしごを立て掛けて上る構造で、普段は屋上への人の出入りはなかった。藤原容疑者は講師も務めており、授業の合間などに屋上へ行って世話をしていたという。
4月に情報提供があり、県警が捜査していた。県警はインターネットで種を入手したとみて入手経路の解明を進めている。西春校では小学4年から中学3年まで約130人が学び、講師は藤原容疑者ら9人。【加藤潔】
他の新聞では、ここで栽培されていた大麻を売るとすれば末端価格が6000万円になるということが書かれていた。一人分とすればあまりにも多すぎないかと思うのである。個人使用ならOKで販売目的ならアウトということではなく、日本の法律ではどっちもアウトなんだが、この学習塾の同僚たちは屋上で大麻が栽培されてることに気がついていたのだろうか?誰にも知られずにうまく栽培していたのだろうか。そのあたりがオレは一番気になったのである。
また37歳のこの藤原一臣容疑者が高校生の頃から吸っていたということはもう20年になるわけで、それでも通常の社会生活が送れていたということである。そのあたり、他の薬物とはかなり違うものだという印象をオレは持ったのである。覚せい剤を20年間やっていたらまともな社会生活なんてとても送れないだろうし。
ネットで種を入手すれば誰でも大麻の栽培を始めることが出来て、屋上やベランダで簡単に育つ。それをどうやって食い止めればいいのだろうか。栽培したものをうまく販売できれば大きな収入を得る可能性さえあるのだ。わずかなゼニ欲しさにコンビニ強盗などの犯罪が多発する今、食い詰めた連中が大麻栽培に乗り出す可能性は高い。
ただ、暴力団の連中は大麻の広がりに対しては妨害したいようである。というのは自分たちのシノギである覚せい剤の販売などが阻害されるからである。大麻で十分満足する客が増えれば、それは覚せい剤の売り上げの減少につながるらしい。
今回の事件で一番の被害者はこの学習塾に通っていた生徒たちである。高校入試を控えた時期に通っていた塾がなくなったりすればかなり困るだろう。藤原一臣容疑者の単独犯行なのか、他にも事情を知っていたこの塾の関係者はなかったのかを明らかにして、個人の犯行ならば生徒たちには影響が及ばないようにしてあげて欲しいとオレは思ったのである。
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