2009年03月16日(月) |
9歳の少女を妊娠させた外道は死刑だ |
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カトリックの教えでは妊娠中絶を認めていない。これはアメリカではかなり重要なことであり、大統領選挙のたびに大統領候補が妊娠中絶を認めるのかそれとも禁止したいのかということが話題にされ、それはカトリック票の行方を決めるという。クリスマスにはケーキを買いながら天満宮にお参りして葬式には坊主がやってくるというなんでもありの日本人にはそうしたキリスト教精神はおそらく理解不可能ではないかと思うのである。
同じくカトリックの信者の多いブラジルで、義父に強姦されて9歳の少女が妊娠するという事件があった。以下、その事件に関してキリスト教インターネット新聞である CHRISTIAN TODAYの記事から引用しよう。
強姦で妊娠の9歳少女中絶関係者「破門」に非難集中 2009年03月13日
ブラジル北東部のペルナンブーコ州で、強姦により妊娠した9歳の少女に中絶処置を施したことが教会法違反にあたるとして、処置に携わった関係者を破門した大司教への非難が高まっている。サンパウロ新聞が伝えた。
同紙によると、少女は同居している23歳の継父に強姦されて双子を妊娠。継父は、少女への3年間にわたる性的虐待に加え、身体に障害を持つ14歳の少女の姉にも性的虐待を加えた容疑ですでに逮捕されている。
妊娠15週目で腹痛を訴える少女を母親が病院に連れて行き、発覚。低年齢の出産には危険が伴うこともあり母親と医師らの判断で中絶手術を行った。
破門を言い渡したレシフェ・オリンダ教区のジョゼー・カルドーゾ・ソブリーニョ大司教は、破門はしかるべき処分と話しているという。
今回の破門に対し、国内の女性保護団体などは厳しく反発している。
ブラジルではこの23歳の鬼畜野郎にどんな罰が与えられるのだろうか。こういう人間の性癖は絶対に直らない。だから去勢するか死刑にするかどちらかしかないとオレは思うのである。有期の懲役刑にした場合、刑期を終えて出てくれば必ず同じような事件を起こすと思うからだ。こんな人間には人権など不要である。こんな外道のために犠牲になってしまう人を出さないことが一番大切だからだ。
だから上記記事の「破門」にはかなりオレは納得いかなかったのである。少女の命を救うためにやむを得ない措置であり、その行為は他の中絶とは違った観点でとらえられるべきだろう。レイプされるという被害に遭った結果、望ましくない妊娠をした女性が妊娠中絶する権利が認められないというのはなんとひどい社会ではないかとオレは思うのだ。「破門はしかるべき処分」と大司教は話してるそうだが、一般の信者も同様に「しかるべき処分」と感じるだろうか。この場合は「やむを得ない措置」であると感じる人の方が多いのではないだろうか。今回のことが特殊なケースであるということを考慮に入れずに杓子定規に「中絶はダメだ」と破門するというのはあまりにもひどいと思うのである。
「破門」されなければならないのはこの「義父」の方だろう。そっちに対して大司教はどんなコメントをしているのか。記事の中では明らかになっていないわけだが。
ただ、オレは妊娠中絶には基本的に反対だ。レイプ以外の形で妊娠した場合は必ず産むべきだと思っている。妊娠を望まないのならばちゃんと避妊すべきである。もしかしたら妊娠するかも知れない行為を行っているのならば、その結果として妊娠することもまた可能性として受け止め、そのときにどうするのかということまで考えて行動すべきである。どうせ中絶したらいいと考えて安易に避妊なしの性行為を繰り返し、性感染症をまき散らしてる連中が大勢いることを思うと、カトリックの教えに従って「中絶反対」を叫ぶ人たちを心情的には擁護したくなるのである。
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