2009年03月12日(木) |
自転車の正しい乗り方教えます。 |
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大人になっても自転車に乗れない方というのがたまにいる。普通は子どもの頃に自転車に乗れるようになるものだが、たまたまそんな必要がなかったとか、親が乗れなかったとかなどの理由で乗れない方というのがいるものである。その場合どうやって練習すればいいのか。公園で練習していてもけっこう人目があって恥ずかしいし、何よりその練習に付き合ってくれる相手を見つけられるとは限らない。恋人や配偶者がそのお世話をしてくれるようなラッキーな展開になればいいが、そういう相手がいなかったらどうにもならない。 そんな恵まれない方のために、なんと無料で自転車の乗り方を教えてくれる施設が大阪府堺市にあるのだ。堺市の大仙公園にあるサイクルセンター・自転車博物館である。
前日までに予約すれば、9:20〜16:00とみっちり6時間以上掛けて教えてくれるのである。なんとありがたい施設だろうか。サイクルセンターには自転車の普及という崇高な目的があるために無料なのである。
このサイクルセンター、入館料がわずか300円なのだが3月31日までの企画でレース用の自転車の展示が行われている。ツール・ド・フランスやジロ・ディ・イタリーに優勝したマシンとその優勝者に与えられるジャージが飾られていたり、中野浩一選手が世界選手権で使用したマシンが展示されている。自転車好きの方にはけっこう楽しめる施設である。見学者用の駐車場もあって(といっても停められるのは数台だが)クルマで訪れることもできるのである。
この自転車乗り方教室は5歳以上なら誰でも参加できるのである。忙しいお父さんが我が子の自転車に乗る練習の相手をしなくても、ここで指導してもらえばちゃんと自転車に乗れるようになって帰ってくるのである。なんと便利な施設だろうか。そこで「そういう場面こそ親子のふれあいが大切だ!」と語る方もいるかも知れないが、すべての父親が自転車乗りの達人であるとは限らないわけで、中には下手な方もいそうである。また子どもと接すること自体が苦手な父親もいるだろう。そういう方たちにとってこの自転車乗り方教室というのはとても好都合である。
5歳以上ということは80歳や90歳も含まれる。どうして年齢制限の上限を設けなかったのだろうか。そんな年齢の方が突如「自転車に乗りたい」と言い出してもかえって危ないだけのような気がするのである。飲み込みの早い子どもと違って、老人の場合たった6時間で乗れるようになるとは思われない。そういう応募者はないのだろうかとオレは不思議に思うのである。大人になってから実は「自転車に乗れない」と答えることが恥ずかしいと思うのならば、こういう施設を利用するのも一案である。それにしてもこの無料自転車教室、シマノが出資する財団法人が提供しているそうだが、こういう社会貢献をする企業には無条件に好感を抱いてしまうのである。
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