2009年02月05日(木) |
あきれたタイヤ泥棒たち捕まる |
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冬場に使用するスタッドレスタイヤを夏場に保管するのに、無造作に車庫の奥などに積み上げてあるのは普通の光景だ。そして、まさか自宅の車庫に置いてあるそのタイヤが盗まれるなんて普通は思わない。ところが盗む側からすればそれは無防備に置かれてる宝の山ということになるのである。
ペルー人のスタッドレスタイヤ窃盗団、夏場の車庫など狙う
車庫や軒下に保管されているスタッドレスタイヤを盗んだとして、埼玉県警国際捜査課と行田署などが、ペルー人の男3人を窃盗容疑などで逮捕していたことがわかった。
昨年6〜8月の3か月に、埼玉、群馬両県で約100件、総額約600万円の被害が確認されており、埼玉県警は近く3人を同容疑でさいたま地検熊谷支部に追送検する方針。
逮捕されたのは、埼玉県行田市藤原町、自動車修理工グティエレス・バン・アメリコ・キヨト(25)ら3被告。捜査関係者によると、3被告は昨年8月上旬、埼玉県川越市の男性方の軒下からスタッドレスタイヤ4本(約8万円相当)を盗んだとして、窃盗罪で起訴された。キヨト被告が2人に指示を出し、盗んだタイヤをトラックで運び出して自らのアパートに運び込んでいたという。
シーズン外のタイヤが車庫などに無施錠のまま放置されていることに目を付け、転売目的で盗みを重ねていたと同県警ではみている。調べに対し、キヨト被告は「盗んだタイヤは売って金にしていた」と容疑を認めているが、転売先についてはあいまいな供述をしているという。
◆寒冷ロシアで日本製人気◆
警察関係者によると、寒冷地のロシアなどでは、スタッドレスタイヤは冬期間だけでなく、未舗装の道路でも安定して走行できるため春〜秋にも装着されることが多い。高品質で知られる日本製は特に人気が高いという。
需要に押される形で、日本の盗品タイヤが大量に密輸されているとみられ、北海道、新潟、富山など日本海側の各地で、盗品の海外への転売ルートが確認されている。
北海道警によると、道内では2008年に3335件の被害があり、うち約2000件が無施錠の車庫や物置で発生。被害件数は前年より2割増えており、道警は、〈1〉車庫などに保管する場合は必ず施錠する〈2〉施錠できない場合はタイヤ保管業者に預ける――などの対策を呼びかけている。
県内では、駐車車両からタイヤが外される被害も増えつつあり、県警は「タイヤを付け替える3、4月は特に警戒が必要。引き続き注意を呼びかけたい」としている。(2009年2月3日06時32分 読売新聞)
タイヤというのは持ち主にとって「貴重品」という感覚があまりない。ただ、駐車車両からはずされるというのは困った事態である。出勤しようと朝、クルマに乗り込んでも走り出さない。なぜだろうと思って降りて確かめたらタイヤが4本ともなかった・・・なんてことになればあまりにも悲惨である。
今回検挙された密売犯どもは転売先を供述しないでごまかそうとしてるわけだが、もちろんその転売先の連中や、不法に輸出する業者も含めてみんなグルなのである。だから組織を壊滅させるためにはこんな末端のチンピラ検挙だけで満足してはならない。もしも供述しないのなら言いたくなるまでそのまま何十年でも拘置してやれ。
それにしてもこんな犯罪者がどんどん海外からやってくるというのは困ったものである。工事現場にある資材置き場の資材とか、盗もうと思えば簡単に盗めるものが我々の回りには無数にある。ところがそれを盗まないのは、市民のモラルの高さがあるからだ。ところが犯罪を起こすことに平気な連中が日本人・外国人を問わずに増殖してるわけで、そうした連中が人口に占める割合もまたどんどん上昇している。その結果がこうした窃盗団の暗躍であり、犯罪の増加なのである。
日本で盗まれたクルマは輸出されて海外で普通に売られているという。海外を走る日本車の車体番号を調べて、それが盗品であることを確認できれば盗品の密輸出ルートを摘発するチャンスである。自動車メーカーは盗難を野放しにするのではなくてきちっとセキュリティを高める工夫をすべきである。クルマが盗まれたときは遠隔操作で爆破できるようにしておいて、盗んだ連中がそのままあの世に逝ってしまうような装置もこの際導入すべきである。レクサスやクラウンのような高級車にはそういう装備もぜひつけるべきだ。遠隔操縦で爆破されるのなら怖くてとても盗めないぜ。
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