2009年01月28日(水) |
甘えるなよ奨学生! |
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ヤフトピでこんなニュースを読んで、どうもオレは納得がいかなかったのである。奨学金を返さないといけない学生たちの経済的な苦しさはよくわかる。しかし、あまりにも甘えていないかと思うのである。以下、記事を紹介しよう。
奨学生、苦しさ訴える 京でデモ 滞納者情報通報に抗議1月26日10時59分配信 京都新聞
景気後退で就職・雇用情勢が悪化するなか、奨学金を返済できない若者らの立場をアピールする街頭活動が25日、京都市中京区などの繁華街で行われた。学生たちがプラカードを掲げて行進し、「滞納者の『ブラックリスト化』反対」「学費を無料に」と訴えた。
奨学金を貸与している日本学生支援機構が先月、金融機関でつくる個人信用情報機関に滞納者の情報を通報する方針を正式発表したのを受けて、京都市内の学生有志が街頭活動を呼びかけた。通報されると銀行ローンやクレジットカードの利用にも影響する可能性があるため、学生たちは「滞納者のブラックリスト化につながる」と主張。四条河原町付近を行進しながらビラを配った。
同機構によると滞納者は年々増え、2007年度の未返還額は660億円。街頭活動を呼びかけた京都精華大4年の山田史郎さん(24)は「卒業後に正社員になれればいいが、フリーターや派遣社員では返したくても返せないのが実情。そもそも日本は学費が高すぎる。若者の学ぶ機会を保障すべきだ」と話していた。
奨学金を滞納している者は年々増えている。平気で踏み倒してる連中も多い。返せるような経済的余裕があるのに踏み倒してる連中がかなりいるのだ。そうした「悪意の踏み倒し」をきちっと取り締まることは、奨学金の原資をきちっと確保することであり、利用者にとってもプラスになることである。それなのにどうして反対するのだろうか。ちゃんと返済する「正直な利用者」にとって、滞納者情報が通報されても全く関係ないことである。極端な例だが、飲酒運転に対する処罰がどんなに厳しくなってもオレは平気である。オレは決して飲酒運転などしないからである。月に2万くらいの返済、生活を切りつめてしっかりと返すのが奨学金を受けた者の義務だとオレは思うのである。上記の「フリーターや派遣社員は返したくても返せない」という部分は、オレには「フリーターや派遣社員で収入が少ないから奨学金の返済よりも遊びに回すゼニの方を優先させます!」と聞こえてしまうのである。
「学費が高すぎる」と主張するなら、どうしてこの山田史郎さんは私立大学の中でも授業料が高い方である京都精華大学に入学したのか。学費の安い国公立に入れるように努力すればよかったのじゃないか。しかも24歳で4年ということは2浪か留年かしている可能性もあるわけで、逆に言えばそれだけ余裕があるのである。(もしも病気などで遅れたのなら話は別だが)その2年分、きちっと現役で大学に入って4年で卒業できるように頑張れば少なくとも数百万円は浮いてくるのだ。その数百万を浪費してしまったのはひとえに自己責任ではないのか。その自己責任を棚に上げて「学費が高い」とは全く筋の通らない発言であるとオレは思うのだ。
学費の安い地方の国公立大学は年々易しくなっている。入学試験の偏差値50以下の国公立大学がかなり増えてきている。ところが学生は田舎の国公立よりも都会の私立総合大学の方に入りたがるのである。自分の親の年収が低く、とうてい学費を賄うことができないことがわかっていても、親不孝なヤツほど私学に入りたがるのだ。その学費を納付するために親がどれほど苦労してるか理解してる者がどれだけ居るだろうか。中には破産する親もいるのだ。多くの馬鹿学生どもは親の苦労を尻目に遊びほうけて覚せい剤や大麻に走り、パチンコや麻雀で日々を過ごすのである。馬鹿ばっかり集まるような大学の講義は、昔は私語が多くて騒然としていたという。今の学生は静かになったらしい。メールを打ったりDSやPSPで遊んでるからである。底辺の大学の実態というのはそんな惨状なのだ。そうしたレジャーランドに通う連中にまで奨学金が貸与されることの方がオレは問題だと思うのである。そんな連中が「踏み倒し予備軍」となるのは当然とも言える。
滞納情報がブラックリストに載れば、銀行ローンやクレジットカードが利用できなくなるという。しかし、銀行ローンやクレジットカードを利用すると言うことは大きな買い物や贅沢品を購入すると言うことであり、奨学金を返すよりも先に車を買ったり家を買ったりすることにゼニを使いたいということなのである。つまり彼らの心の中の優先順位では奨学金返済ははるかに下位におかれてるのだ。その甘えこそが間違ってるのではないのかとオレは思うのである。別に銀行ローンを組めなくてもやクレジットカードを使えなくても通常の社会生活には全く問題ない。
「借りたモノは返す」これが世の中のルールだと思う。その借りたモノを一斉に踏み倒すアメリカの貧乏人どものせいで世界恐慌が起きたことを忘れてはならない。そんな無責任さを日本にまで広めて欲しくない。借金を返さないことを「学費が高いせいだ!」と開き直るような恥知らずをオレは嫌悪する。少なくとも私立大学に入学する時点で学費が高いこともすべて承知の上だったはずである。入試要項に書いてある入学金や授業料、施設整備費などの諸費用を払うことをあなたは承諾したからその大学に入学したのではなかったか。だったら石にかじりついてでもそのゼニのために働いて返すのが約束を守るということではないのか。「正社員になれなかったから返せない!」とほざくヤツに限ってろくに資格も能力もないくせに仕事を選ぼうとするのである。
「接客は苦手ですから」
「体力がないので外回りはしたくなくて」
冷房の効いたオフィスで、パソコンの前に座ってときどきネットで関係ないサイト見たりしながらのんびり過ごし、土日はきっちりと休んでボーナスはどっさりもらえる、そんな職場でなかったら働きたくないという。 「甘えるなよ!」とオレは怒鳴りつけたくなるのだ。
収入の多い仕事に就くためには努力が必要である。せっかく大学を出たのにフリーターや派遣社員としてスタートするのは、多くは本人がその選択をしたからである。外食産業のように不況にあまり関係ない業種はこうした機会に優秀な学生を確保しようとして正社員の採用を拡大してるが、学生の方は冷ややかである。「土日に休めない」「仕事がきつい」という理由で最初から眼中にないのである。
大学を卒業するとき、オレには「ちゃんと就職する」という選択肢しかなかった。たまたまオレは大阪府の教員採用試験に合格していたから、企業に就職するのではなくてそちらに進んだが、もしも教員採用試験に合格していなかったら、おそらく正社員として自分を採用してくれるところになりふり構わず就職しただろう。それがどんな業界であろうとオレはベストを尽くしたはずである。商社であろうと百貨店であろうと小さな出版社であろうと関係なく、その業績に貢献しようと必死で頑張ったはずだ。それが自分の給料を増やすことにもつながるのだから。貧乏なわが家にはごくつぶしを養うだけの余裕はなかったし、働くようになってすぐにオレは家にゼニを入れないといけなかったのである。
奨学金の返済は踏み倒すくせに、携帯電話はちゃんと持ってるしDSも持ってる。ドラゴンクエスト9は予約したという優先順位をはき違えた連中をオレは許せない。倹約するということは我慢することである。ゼニを貯められるということは他の人にとって使って当たり前のように見える部分でゼニを使わないことである。自炊をせずに外食ばかりしてるとゼニは貯まらないだろう。パチンコばかりしてるとゼニは貯まらないだろう。オレはそうした連中が「貧困」を錦の御旗にして、弱者として振る舞い続けて最後は生活保護などの公的扶助に甘えて生きようとすることが許せないのである。時給1000円で働ける場所はいくらでもある。一日8時間、週40時間働けば16万円、それだけあれば十分生活して借金も返していけるはずである。
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