2009年01月11日(日) |
きみはみえけんジャーを知ってるか? |
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旅行から帰ってきた知人から、ネタにしてくれと言わんばかりの土産をもらった。もうこれは日記で取り上げるしかないと思って今回書くことにしたのである。それはこのド派手な箱のキャラメルである。土産戦隊みえけんジャーと箱には書かれている。みえけんジャーというのはなんとも情けないネーミングである。ここで誤解して欲しくないのは、オレは「三重県」のことを情けないと言ってるのではない。「みえけんジャー」というその珍妙なネーミングに対して「情けない」と思っているのである。
箱の絵を見ると、その5人の戦士たちの名前が三重県の名物にちなんで付けられていた。
高級松阪牛ゴールド
パールピンク
ドルフィンブルー
伊賀忍者ブラック
伊勢海老レッド
ちゃんと三重県の名産品の宣伝になっているじゃないか。すごいぞ。それでさっそく箱を開いた。しかし、そこでオレは激しく失望したのである。なんじゃこりゃ〜 キャラメルの味は一種類じゃないか。
オレが期待したのは、松阪牛の味のキャラメルとか、伊勢エビの味のキャラメルがいったいどんな奇怪なモノになるかということだったのだ。たとえば北海道に行くといろんな変わり味のキャラメルが楽しめる。塩バターキャラメルとか、ハスカップとか、夕張メロンとかいろいろである。中でもまずくて有名なジンギスカン風味のキャラメルはよく罰ゲームの商品にされるという。つい先日も北海道帰りの生徒から「ススキノ夜の誘惑キャラメル」というのをもらって食べたが、これはなかなかおいしかったのである。
しかし、この「みえけんジャー」のキャラメルはなんの変哲もない、ただのふつうの味のキャラメルだった。食べてみたが普通のキャラメルだった。真珠の粉も入ってなければ、伊勢エビのしっぽも入っていない。ただのキャラメルだったのである。この情けないキャラクターに関係があるのは、外箱とおまけシールだけだったのだ。しかし、こんなおまけシール、いったいどうすればいいのか。今使ってるノートパソコンにでも貼ればいいのか?いや、それではあまりにも情けないのである。
この みえけんジャー とはいかなるものなのか、オレはさっそく検索してみた。すると、この5人の戦士の携帯ストラップが売られていることがわかった。箱に書かれてる5人の戦士が携帯ストラップにくっついているマスコットの人形になってるのだ。どうやらそっちが本家であり、このキャラメルは同じキャラを利用して作られたお土産用の商品であるということが判明したのである。
三重県には他にもいろんなローカルヒーローがいるようである。こういう企画を楽しもうとする県民性があるのかも知れない。他にも、「ブレイク戦隊ヘンタイジャー」(桑名市)とか「ツヨインジャー」(津市)「イセシマン」(伊勢志摩)などが存在するようである。こういう名前をもしもお役所の方々がまじめに考えたのならなかなか笑えるのである。
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