2008年11月28日(金) |
統合失調症はレイプしても無罪なのか? |
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大阪地裁といえば裁判の世界では馬鹿判決の連発で有名である。その中でも水島和男裁判官は特におかしな判決をするのでその筋では有名である。2004年の3月23日には、配下の組員に拳銃を持たせて自分の身辺警護をさせていた暴力団組長・滝沢孝被告(66)の銃刀法違反容疑に対して「組員が滝沢被告を厳重に警護していたとは認められず、組員の拳銃所持を認識していたとするには合理的な疑いが残る」などとして無罪を言い渡しているのである。この裁判官には全く我々とは違った常識が存在するのである。組長が配下のチンピラにチャカ持たせているのは当たり前だろう。どうしても組長を無罪にしたいのならもっと別の理由をつけやがれ。オレはその判決を聞いたときにあきれて言葉を失ったのである。
その馬鹿裁判官がまたまたやってくれたのである。なんと連続レイプ犯が統合失調症だたという理由で無罪判決である。もうむちゃくちゃだ。これを許してしまえば、統合失調症という診断さえもらえればもう殺人レイプなんでもやり放題である。この水島和男というオッサンは自分の馬鹿判決が社会に与える影響の大きさがわかってるのだろうか。こんな判決を出せば、統合失調症の人が社会からますます疎外されることになるということがわからないのだろうか。まず毎日新聞のWEBサイトの記事を引用しよう。
無罪判決:強姦被告に 「統合失調症で心神喪失」−−大阪地裁
大阪府箕面市内のマンションに侵入し、女性を強姦(ごうかん)し金などを奪ったとして強姦致傷や強盗などの罪に問われた、無職の男性被告(28)の判決公判が25日、大阪地裁であった。水島和男裁判長は「犯行時、被告は統合失調症により心神喪失だった」として、男性に無罪(求刑・懲役7年)を言い渡した。
判決によると、男性は07年1月22日朝に箕面市内のマンションに侵入して当時23歳の女性の首にかみついた上で強姦し下着を奪った。さらにその2日後には同市内の住宅に侵入し、当時16歳の女性をガラス瓶で殴った後、強姦して現金約4万円を奪ったとして同日、強姦致傷の疑いで緊急逮捕された。
水島裁判長は男性が02年に統合失調症と診断され、事件時には症状が悪化していたと指摘。男性が最初の犯行で自分の衣服を現場近くに捨てた点などに触れ、「被告の行動には異常性がある」として、心神喪失だったとした弁護側申請の精神鑑定結果を採用した。【北川仁士】毎日新聞 2008年11月26日 大阪朝刊
首に噛みついて強姦したり、頭をガラス瓶で殴った後に強姦してしかも現金を奪うという行動がオレには「心神喪失」であるとは思えない。ただの変態レイプ魔の行動であり、さっさと死刑にすべきものである。こんなヤツが存在すると言うだけで市民社会の平穏は乱されるのである。おれが裁判官ならば死刑もしくは去勢の上強制労働100年間という判決を下すだろう。被害者からすればそれが当然であり、こんな危険な人間を決して野放しにしないというのが司法の目的である。
ところが水島和男裁判長は「無罪」という判決を下したのである。「無罪」ということは、大手を振って娑婆の空気が吸えるのである。もう何も恐れることはないのだ。そしてこの男は「統合失調症が悪化した」という診断さえしてもらえればレイプし放題の人生を送れるのである。頼むからそんな危険な人間を存在させないでくれ。そんな野獣がこの世に存在し、世に放たれることの危険性を水島和男、おまえはわかってるのか。しかもこの記事ではそのレイプ魔の名前すら報道されていないのだ。どうやって市民はこの危険な男から自分の身を守ればいいのか。
悪徳医師がゼニをもらったり謝礼目当てにウソの診断書をかくというのはよくあることなのだろうか。少なくともオレは公立高校の教員だった頃に何度か「ふざけるな!」というウソの診断書に遭遇した。たとえば修学旅行をどうしてもサボりたいある生徒が、「数日の安静加療が必要」という診断書を提出して休み、実はぴんぴんしていたということがあった。また成績不振で留年やむなしという生徒が「うつ病」の診断書を持参し、医師から「留年することは病気を悪化させます」という意見書が添付されていて、超法規的措置でその生徒の進級が認められたということがあった。オレは納得がいかなかった。これを認めていけば勉強せずに留年しそうになった生徒はみんな精神科に駆け込んで診断書を書かせるだろう。
ウソの診断書の例としてオレが真っ先に思いつくのはあの和歌山ヒ素カレー事件の被告、林真澄美の夫が自由に歩けるのに身体障害者一級ということで生命保険金や障害者年金をもらっていたことである。林真澄美は医師にパソコンなどを贈ってそのでたらめの診断を書かせ、夫を障害者一級に仕立てていた。そのデタラメの診断書を書いたクソ医師は保険会社へ賠償したのだろうか。医師免許を剥奪されたのだろうか。もしもそのクソ医師の責任がちゃんと追及されていないのだとしたら、オレは断じて許さないのである。自分の欲得のためにデタラメの診断書を出した医師からは医師免許を剥奪すべきである。
その上で、たとえ本当に統合失調症であったとしても、この男は無罪にしてはならない。それはいかなり理由があったとしても、レイプや殺人という行動を免罪することはしてはならないとオレは思うのだ。自分が殺されそうになって正当防衛で相手を殺すのは別だが、通常の殺人に於いて統合失調症だったから罪を軽くするなんてことがあってはならないとオレは思うのである。ましてやレイプ魔に於いて、免罪するとはもってのほかである。
かつてオレが読んだ松本清張の推理小説の短編の中で、精神異常を詐病した男が性欲があったことがバレて詐病を看破されるというのがあった。性欲があるというのは正常な証拠であり、それが精神異常であるとはおかしいという判断だったのだ。オレはその小説の記憶があるからどうしても今回の裁判の結果が納得できないのである。それとも統合失調症の一つの症状として、性欲が異常に昂進してレイプなどの行動に走るというものがあるのだろうか。そんな危険な状況を「病気だから」と許すことはできないし、そんな危険な病気の人間から社会の平穏を守るために、その男の基本的人権など無視してさっさと死刑にしてもかまわないと思うのである。
「統合失調症であろうとなかろうと、法の下では平等であり、人は自分の犯した行為に対して罰を受ける」というのがオレの基本的な主張である。それは同時に統合失調症の方々の基本的人権を守ることにもつながるのである。もしも平等に扱ってもらえなかったらいったいどういうことになるのか。統合失調症というだけで「こいつに殺されても殺され損なんだ」「この隣人にレイプされても文句は言えない」ということにつながり、それは新たな差別を生み出すのである。そして悪徳医師たちは世にはびこる性犯罪者たちを救うために「統合失調症」の診断書を乱発することになるのだ。そのことがわかってるのか、水島和男よ。ふざけた判決を出しやがって。被害にあった女性たちの気持ちをおまえはわかってるのか。殺されるかも知れないという恐怖の中でその時間を耐えた女性たちが、どれほどの傷を心に負って、その犯人をどれほど憎んでいるかがわかってるのか。きちっと裁判で罰を与えて欲しいという切実な願いがおまえには伝わらないのか。
裁判というのは正義を実現する場である。その意味もわかっていない水島和男に裁判官の資格はない。即刻こんなヤツは罷免してくれ。
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