2008年11月24日(月) |
北方領土が返ってきました! |
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プーチン首相の公式サイト(←クリックすると確認できます)が存在する。さすがにロシア語は全然わからないが、英語ならなんとかなるので英語版を読んでみた。そしていろんなところを見ていてオレは世界地図を発見した。何気なくその地図の日本列島のところをクリックしたら日本のところの色が変わった。選択された日本の領土だけがピンク色に変わったのだが、なんと国後、択捉などの北方領土も日本と同じ色になったのである。オレはびっくりした。この地図の北方領土の色を見てくれ。
なんと、プーチン首相が自分のサイトでこんなふうに表示しているということは、北方領土返還の意志があるんだなとオレは驚いてその地図を眺めていたのである。クソ野郎と思っていたが、なかなかまともなところもあったんだよなえらいぜプーチンと褒めてやりたくなって、そうして数日後に同じサイトの地図をクリックしてみたらいつのまにか北方領土はロシア領になっていた。不注意で正しく日本領にしてしまったのを、誰かが気づいてあわてて修正したということなんだろうか。それにしてもお粗末な話である。連中がそんな利権のかたまりの島を手放すはずがないだろう。ここに修正後の地図も貼り付けておきたい。
アサヒコムではこんな記事が掲載されている。
ロシア大統領「領土問題、次世代に委ねない」 日ロ会談2008年11月23日20時4分
【リマ=餌取稔也】麻生首相は22日午後(日本時間23日午前)、リマ市内でロシアのメドベージェフ大統領と初めて会談した。北方領土問題について大統領は「この問題の解決を次世代に委ねることは考えていない」と述べ、解決への強い意欲を表明した。
麻生首相は会談の冒頭で「我々隣国の関係が、国境線の問題も含めてきちっと確定していないところが不安定な要素になっている」と、領土問題を取り上げた。日本側の説明では、麻生首相は「大統領の決意が必ずしも事務レベルの交渉に反映されていない」とロシア側の姿勢への不満を伝えた。
これに対しメドベージェフ氏は「どこの国でも官僚の抵抗は存在するが、首脳の善意と意思があれば解決できる」と政治決断の重要性を強調した。一方で「並々ならぬ考えが必要だが、そのような考えは既存の文書から引き出されなければならない」と、過去の交渉の積み重ねを尊重する姿勢も示した。
両首脳は、プーチン首相の訪日について「来年初め」の実現を目指すことで一致。来年、首脳レベルの集中的な話し合いを重ねることで合意した。さらに東シベリアや極東を含む一帯での具体的な協力の可能性を探る作業を進めることでも一致した。
ここでメドベージェフが「この問題の解決を次世代に委ねることは考えていない」ということは、自分の代でなんとか決着を付けたいと思ってるのだろう。しかしその決着の付け方というのは、日本に返すということでは断じてないだろう。どさくさに紛れて火事場泥棒的に強奪した土地、そのまま自国領であると国際社会に認めさせてそれで幕引きにしたいはずである。
プーチン訪日時に当然会談することになる麻生太郎にまともな歴史の知識があるのなら、交渉の時にロスケが行った悪行の数々を失言して、話し合いをむちゃくちゃにしてもらいたいのである。どうせロスケどもは返還の意志はないだろう。そんな無益な話し合いをまじめにやる必要はないわけで、だったらこの際思い切り文句を言いまくって欲しいのである。8月22日に小樽への引き揚げ船を撃沈して避難民を大勢殺したこととか、占守島の戦いで軍使として赴いた日本軍将校をいきいなり射殺したこととか、樺太で武装解除に応じた日本兵の一部をその場で銃殺したこととか(捕虜の多くはシベリアに送られたわけだが)。当時の国際法に照らし合わせても明らかに違法行為であったシベリア抑留に関しても改めて賠償金を100兆円くらい請求してもらいたいものである。賠償をチャラにする代わりにサハリンの原油と天然ガスを100年間無償供与させるとか、そんなことをロスケにぶつけてやれ。そしてその交渉の一部始終を世界に発信するのだ。
大事なのはその「世界に発信」の部分である。「麻生発言は本当かどうか」で世界が大揺れする中で、もちろんロスケがかなり悪者扱いされる可能性は高いし、最近の資源高で調子こいてるあの連中に一矢報いることができればそれはそれでオレは気分がいいのである。
まあそれでもプーチンやメドベージェフが少しマシかなと期待するのは、ロシアの公式見解というのは長らく「領土問題は存在しない」だったはずだ。あの世界一態度のでかい乞食でアル中のエリツィンとやらも確かそんなスタンスだったと思う。だから少なくともこいつらが「領土問題を解決」したいと思ってることは、その前提として「領土問題がある」と思ってくれているわけでそれだけでも少しは期待できるのである。
ただ、オレが返還して欲しいのは国後・択捉だけではない。北端の占守島までの千島全島である。ここまでは千島樺太交換条約で日本が正式に手に入れた領土だったはずだ。ポツダム宣言を受諾して無条件降伏したい以上、日本が植民地化した朝鮮半島や台湾が日本の領土でなくなるのは納得がいく。しかし千島はそうした経緯で支配したのではなくて平時の外交交渉で獲得した領土である。それがいつのまにか日本のモノではなくなってるのはおかしいじゃないか。
北方領土が返ってくるにしろ、返ってこないにしろ、いずれにしてもメドベージェフが大統領でいるうちに決着を付けてくれるそうだからこの問題の終結も近づいたということである。ここはどんな交渉になるのかを見守りたい。もっとも麻生太郎の外交力なんて全く期待してはないのだが。
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