2008年11月05日(水) |
公立中学はここまで学級崩壊してるのか! |
携帯用URL
| |
|
ブログランキングの投票いつもありがとうございます。クリックすれば今のランキングが何位かを確認できます。読者獲得のためにご協力をお願いします。
授業開始のチャイムが鳴って、教師が教室に来ているのに生徒がしつこく教室内を走り回っていて(一説には鬼ごっこをしていたとある。)、挙げ句の果てに机の上に乗ってふざけ合い、窓から転落して死亡したという事故が神奈川県川崎市であった。もしも死亡した生徒の親が「この事件の責任は学校にある!」と主張するならば、オレは「ふざけるな!」と罵倒するだろう。あまりにも幼稚な行為であることにあきれるのだがこれでもいちおう中学生である。休み時間が終わってるのに鬼ごっこを続け、教師が注意してもやめなかったというだけでもその罪は重いのに、ふざけ合って窓から転落したことは完全な自己責任である。学校の責任は0%であるとオレは思うのである。そんなアホの面倒まで見きれないというのがオレの感想である。そして、校則の厳しい進学校できちっとルールを守る生徒をふだんから見ているオレにしてみれば、「公立中学の学級崩壊ってそんなにひどいのか!」と改めてあきれ果てた次第である。以下、アサヒコムの記事を引用しよう。
校舎4階から転落、中1死亡 川崎2008年11月4日13時25分
4日午前9時ごろ、川崎市川崎区藤崎2丁目の市立川中島中学校(高井明校長・生徒数648人)から、生徒が高所から転落したと119番通報があった。神奈川県警川崎署などによると、1年生の男子生徒(12)が4階の教室から転落して頭を強く打ち、病院に運ばれたが死亡した。
同校によると、当時は1時間目の授業中だったが、この生徒を含む4人の男子生徒がふざけて走り回っていた。1人が窓際に押しつけた机に男子生徒が乗ったところ、バランスを崩して窓の外に転落したという。教室には教諭がいて、注意したが、やめなかったという。室住倫子教頭は「子どもの安全に配慮しきれなかった」と話している。
この記事の中で教頭が「子どもの安全に配慮しきれなかった」と話してるわけだが、100%生徒の自己責任なのに「安全に配慮しきれなかった」と語る教頭をオレはすばらしいと思うのである。なんと立派な人格者なのだろうかと。もしもオレが同じ立場ならば「そんなバカの面倒まで見る余裕はないですよ!」と本音で答えるに違いないからだ。
そんなところでふざけ合っていると窓から墜ちる、そんなところでふざけあってるとクルマにひかれる、電車にはねられる・・・そうしたことへの想像力の欠けたクソガキどもが多すぎるのである。だから学校施設に放火して数千万の賠償を請求されてる中学生たちがいたり、歩道でふざけあっていて車道に人を突き飛ばすようなヤツがいたり、いたずらで高速道路を通過するクルマにコンクリートブロックを投げ落とす馬鹿がいたりする。そういう超弩級の馬鹿は存在そのものが社会の迷惑である。そういう馬鹿が不注意で命を落としたとしてもオレは「自己責任」だと思うし、もしも巻き込まれて他の生徒や市民に迷惑をかけるようなことがあるなら断じて許したくないのである。
その昔、大阪城の堀に転落して水死した子どもの親が「落ちたのは柵がなかったからだ!」と大阪市の管理責任を訴えたことがあった。しかし、大阪城というのは公園と言うよりは文化財みたいなものであり、歴史的な景観が保全されているのであってその堀に柵がなかったといってもそれは昔そのままになってるだけなのである。目の前に堀があっても普通の人は落ちない。そこに落ちてしまうのはろくにまわりも見ていない不注意な人間だけである。その転落は自己責任以外の何ものでもない。
人はどこでも不注意な行動をすれば死ねる。大きな歩道橋で足を踏み外して階段を転げ落ちるならば、打ち所が悪いと死ぬかも知れない、家の中の階段でも転落すれば死ぬ可能性がある。阪神百貨店の前の横断歩道のない交差点を渡ろうとすれば、悪質なドライバーにはねられて3キロあまり引きずられることになる。ひき逃げドライバーは確かに悪い。しかし、あの場所を横断した行為に果たして落ち度は全くなかったのかともオレは思うのである。
←1位を目指しています! m(_ _)m