2008年09月29日(月) |
安全なクルマを作ってください |
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本人はブレーキを踏んでるつもりが、実はアクセルを力一杯踏みつけている・・・なんて事故はいつになったらなくなるのか。オレはこのような事故の報道を聞く度に暗澹たる気分になる。そして、こんな事故を起こすのはたいてい高齢ドライバーである。中には認知症が疑われる事例もある。もしもそういう事故に自分や自分の身内が巻き込まれたりすれば、どこにそのやりきれない気持ちをぶつければいいのか。読売新聞のWEBサイトの記事を引用しよう。
74歳「アクセルとブレーキ間違え」車突っ込み1人死亡
28日午後4時半ごろ、福岡県古賀市舞の里3、ホームセンター「グッデイ古賀千鳥店」で、近くに住む無職伊藤貞生さん(74)の乗用車が、正面出入り口から店内に突っ込み、レジに並んでいた買い物客や女性従業員をなぎ倒し、陳列棚にぶつかって停止した。
この事故で10人が病院に搬送されたが、約3時間半後に70歳代とみられる女性が死亡、9人が重軽傷を負った。
県警粕屋署は、自動車運転過失致死傷容疑で調べている。伊藤さんは買い物に来て、駐車場に車を止めようとしていたところで、「アクセルとブレーキを間違えた」と話しているという。伊藤さんにけがはなかった。
現場は、JR鹿児島線古賀駅の北東約2・5キロで、国道3号線に近い住宅街の一角。事故当時、店内には大勢の客がいたという。(2008年9月28日21時53分 読売新聞)
アクセルペダルに大きな力が加わったとき、自動的に停止するような装置は作れないのだろうか?実際にクルマを運転していて、アクセルペダルを力一杯踏むような場面などはない。加減して踏むことはあっても、力一杯踏むことなどまずない。ところがブレーキは力強く踏む。停止させるときはいっぱいに踏む。つまり、ブレーキを踏むときとアクセルを踏むときは足への力の掛かり方は全く違うのだ。そのあたりをなんとか工夫できないこのだろうか。
あるいは車両前方部にセンサーを搭載して、障害物がある場合には絶対にアクセルが踏めないようにするとか。障害物がある状態でアクセルを踏んでも反応しないようにしてしまうとか。
ただ、このような事故はクルマがMT車の場合は絶対に発生しない。AT車だから起きるのである。それはまぎれもない事実だ。小学生でも簡単に運転できるAT車には、このような事故を防ぐためのなんらかの仕組みが必要だったのではないか。あるいは60歳を超えたドライバーのAT車運転を禁止するというのはどうか。高齢者はMT車しか運転できないということにして、それに耐えうる人にだけ免許の更新を認めるという方法である。こうすれば少なくとも暴走事故は撲滅できるはずである。それに現在の高齢者たちは免許を取得した頃にはAT限定免許などなかったはずで、ちゃんと過去にはMT車の運転をしていたはずである。だったら運転できないということもないだろう・・・などとオレは無茶なことを考えてしまうのである。
トヨタはドライバーの目の動きをとらえて居眠り運転防止の仕組みを開発して、クラウンなどに搭載しているという。そういう安全装備のためにゼニを使うことは正しい方向だとオレは思っている。走行中にアクセルを一杯に踏んだら必ず大変なことになる。そんなときに自動的にクルマを停止する仕組み、それほど難しいモノではないと思うのだが。
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