2008年09月03日(水) |
完全予想!福田首相退陣後に起きること |
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昨夜は福田首相の突然の自慰表明で盛り上がったが、一番の被害者は一年間オランウータンの自慰とお付き合いしないといけなかった国民であることは間違いない。さて、今夜はその自慰、いや辞意表明の先に起きることを予想してみたいのである。どこまで当たるだろうか。
まず自民党総裁選挙が民主党の総裁選挙と同じ時期にぶつけられる。民主は対抗馬もなく小沢の再選だから全く盛り上がらないだろう。ところが自民はおそらく小池百合子あたりを対抗馬として出してきて、それなりに盛り上げようとするだろうし、マスコミもネタになるのなら取り上げるだろうし、小池百合子が好きなオッサンたちも喜ぶだろうし、そういうわけで総裁選挙では自民党がかなりマスコミの取材を独占して話題になるだろう。民主党も女性候補を立てて盛り上げればいいかも知れないが、まさか姫井由美子を出すわけにもいかないだろうし(ぶって姫本人は出たがってるかも知れないが)、ここは自民党に完敗である。
そして既定路線で麻生太郎が自民党総裁に就任し、秋の臨時国会が開かれる。新総裁への期待が高いうちに(つまり、化けの皮が剥がれる前に)総選挙をやってしまいたい自民党は、早ければ10月中には解散、総選挙と仕掛けてくるだろう。そういえば株式市場では政治銘柄と呼ばれる一部の株が動き出している。久間元防衛庁長官を広告塔に使っている東邦グローバルアソシエイト(昔は「千年の杜」という社名だった)が9/1にストップ高していたあたり、思いっきり怪しすぎる動きである。そういう仕手株の動きは、政治資金を捻出するために仕掛けられている可能性がある。もちろん個人投資家がそこに参戦するのは自由だが、悪どい連中が売り抜けた後に高値づかみしてしまうのがオチだろう。株の世界はもう選挙に向かって走り出していたのである。
さて、この総選挙なんだが、オレが気になるのは公明党の帰趨である。というのは、福田辞任の背後には、公明党の変心があるような気がしてならないのだ。どちからというとバラマキ政策をとりたい公明と、財政を立て直したい福田が合わないのは当然だが、公明党は福田に対して「歩み寄らないと自民ではなく民主をパートナーにするかも・・・」と迫ったのではないだろうか。それに耐えかねた福田首相は、麻生ならなんとかしてくれると後継者に麻生を指名して、公明党との協調路線を守りたかったのではないかと。
まあそういうわけで、総選挙は自公連立で戦われる。少なくとも現時点ではそのように思われている。しかし、2ヶ月後にどうなってるかはわからない。もしかしたら二ヶ月の間に公明は自民と袂を分かって、民主と野合してるかも知れない。最近はなんでもありの政治の世界である。そういうことが起きてもオレはちっとも驚かない。しかし、選挙の前に「公明が民主と組む」と流れたら、逆に民主に入るはずの票が自民に流れるかも知れない。そうなると民主も困るので、おそらくそんな密約は選挙の後で出てるのだろう。あるいは投票して蓋を開けてみて初めてわかる・・・なんてことが面白いのだが、残念ながらそんな謀略政治の伝統は我が国にはない。
まあそんな極端なことが起きる可能性はここでは想定外にしておいて、ふつうに自公連立で選挙を戦い、そして連立与党が負けたとしよう。民主党政権になるわけである。小沢はついに総理になれるのである。どっひゃ〜である。おそらく民主は政権をとれば、国民に対しての恐ろしいまでのバラマキ政策を実行してきそうな気がするのだ。今の問題を将来に先送りして、せっかく手に入れたこの政権を守るためにまず有権者を合法的に買収しないといけない。それで国民大衆に向けてさまざまな形でゼニをばらまくのである。選挙の前にゼニを配るのは買収だが、選挙の後にゼニをばらまくのは合法だ。地域振興券を超えるような恐ろしい何かが登場しそうである。
民主党政権はどのくらい継続するのか。前回の日本新党ブームの細川お殿様内閣はすぐに崩壊して自民党は一年経たないうちに返り咲いたわけだが、民主党政権の帰趨を左右するのは公明党である。公明党が「政権与党に参加しないと我々の主張が伝わらない」という実質を求めて動けば、民主は公明党を自分たちの政権与党に取り込めるだろう。そうなれば自民党はかなり復活の日が遠くなってしまうだろう。3年も4年も干されてしまうと、利権にありつけなくなった議員の中には破産するヤツが出てくるかも知れない。そういうわけで11月からの民主党政権は割と長期政権になりそうな気がするのである。その先はどうなるのかってオレにもわからないが、バラマキ政策の果てにあるものはハイパーインフレである。ものすごく物価が上がって、国民の所得水準も上がって、これまでに作ってしまった国の借金がどうでもいいくらいの金額になってしまうかも知れないのである。そのときは外貨に投資するしかないのだろうか。
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