2008年08月20日(水) |
カレーを食って賢くなろう! |
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オレはカレーが好きだ。週に最低1回、時には2、3回は食べている。そのカレーになんと記憶力を高める効果があったと聞いてオレは驚いたのである。そんなことならもっと食えば良かった。どうせなら毎日一食はカレーにすればよかったと思ったのである。そうすればもっと賢くなれたのにと。
以下、読売新聞のWEBサイトの記事を引用しよう。
カレーを食べて記憶力アップ…アルツハイマー予防に期待
武蔵野大は18日、米ソーク研究所との共同研究で、カレーのスパイスの一種ターメリック(ウコン)から作った化合物に記憶力を高める効果があることが動物実験でわかった、と発表した。
アルツハイマー病など脳疾患の予防などに役立つ成果として注目される。
同大薬学部の阿部和穂教授らは、インドでアルツハイマー病の患者が少ないことに着目。その秘密は食生活にあるとして、同国の代表的料理カレーに含まれる様々なスパイスの効果を調べたが、ターメリックに、加齢などによる脳の神経細胞の損傷を防ぐ働きがあることを確認したにとどまった。そこで研究チームは、米ソーク研究所がターメリックの成分(クルクミン)から作った新化合物「CNB―001」の効果をラットを使って調べた。
その結果、ターメリック由来の化合物を飲むと、飲まないラットに比べて、記憶力が高まっていることが観察できた。阿部教授は「新化合物は、脳の記憶にかかわる海馬部分を直接活性化している可能性が高い。今後は、安全性を確認し新薬の開発を目指したい」と話している。(2008年8月19日02時42分 読売新聞)
この研究のきっかけになったのが、インドにはアルツハイマー病の患者が少ないということらしい。そして研究の目的もオレが期待する「賢くなる」という積極的な理由ではなくて、アルツハイマー病の治療目的という方向である。それでも記憶力を強化するのなら同じことではないかと思ったのである。
しかし、インドでなぜアルツハイマー病が少ないか?ということの理由だが、それはカレーのせいではなくて、インド人が牛肉を食わないからじゃないのかとオレは思うのである。牛肉には異常プリオンが含まれている可能性がある。アメリカ人の主食は肉だが、その牛はかなりの確率で狂牛病にやられているとオレは憶測している。だからアメリカのアルツハイマー病の患者のうちの何割かは狂牛病だと思うのである。そして、そのアメリカ産牛肉を大量に輸入している日本もやがては同じ状況に陥るのではないかとオレは危惧するのだ。もっともこのあたりは何の根拠もなくただの憶測なのだが。アメリカでは肉骨粉を鶏に食わせて、その鶏の糞を牛の飼料にしている。肉骨粉を直接食わせているのではないから安心だとオレは思わない。まあここではカレーと記憶力の関係にしぼらないと話が進まないので話題を元に戻すが。
カレーに記憶力を増す効果が本当にあるのなら、受験生の主食がカレーになるのは間違いない。ここはやはり人体実験を行って効果を確かめて欲しいのである。ある学校で生徒をほぼ同じレベルの2つのクラスに分けて、同じ先生が同じ科目を教えるという条件にして、一方のクラスは昼食を必ずカレー、もう一方のクラスはカレー以外を食わせるという方法で一年間継続させる。そして模擬試験を受けさせてその平均点を比較するのである。カレー組とそうでない組のそれぞれの科目の成績を比較して、そこになんらかの関連性があるなら、このカレーによる記憶力強化は正しかったということになる。
この実験に名乗り出る高校はどこかないだろうか。少なくとも人体実験の結果が出ないとオレには信じられないのである。ただ、全国の一流進学校とされる高校の食堂のデータを収集して、昼食にカレーが食われている率を調べれば、何らかの参考資料になるかも知れない。インド人は頭がいいと言われる。2桁のかけ算も暗算でやってしまうという。その秘密がカレーにあるのなら、このカレー説も信憑性が増す。
最後にオレが一つだけ危惧するのは、このまじめな研究が一部の食品メーカーによって不当に歪められて、カレーを売るための宣伝に使われるということである。そのようなことは断じてあってはならないのである。しかし、絶対にそれは防げないだろう。今頃全国チェーンのカレー屋は、このニュースを利用してカレーをじゃんじゃん売ろうという戦略を練っているに違いないからである。
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