2008年07月15日(火) |
厚生労働省は日本一ヒマです |
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お役所仕事は忙しいのかヒマなのか。毎日残業残業でタクシー代を年間450万円も使うくらいに忙しいのかと思ったらそういう役所ばかりでもないようである。まあこれは民間企業でもどこでも同じで、忙しいところもあればそうでないところもあるということなんだが。そのお役所の中でも厚生労働省というのはとてつもなくヒマなところらしい。その実態が職員のパソコン利用から明らかになったのである。以下はアサヒコムの記事の引用である。
厚労省内で私的ネット閲覧1日12万件 掲示板やゲーム2008年7月14日23時59分
厚生労働省の職員が勤務中、公用パソコンを使って業務と関係のない掲示板やゲーム関連サイトなどを1日約12万件閲覧していたことが分かった。昨年もインターネットへの書き込み問題が発覚しており、舛添厚労相は14日、記者団に「職務中にそういうことをすべきでない。きちんとルールを作る」と表明した。
厚労省は5月7日時点で、本省と地方厚生局8カ所の計約5500台のパソコンのネット利用状況を一斉に調査。閲覧されたサイト計約1千万件を分析したところ、業務と関係なさそうな閲覧は約12万2千件(1.2%)あった。
サイト別では、掲示板やチャットなどが約7万5千件で最も多く、ゲーム関連が約4万1千件、演芸やアニメなどが約6千件。厚労省は05年7月から、アダルトや株取引などは閲覧できないようにしたが、掲示板などは規制外だった。調査を受けて6月18日から、掲示板なども閲覧できないようにした。
官庁職員のネット利用をめぐっては昨年、ネット百科事典「ウィキペディア」に厚労省や宮内庁、法務省などのパソコンから書き込みがあったことが判明。厚労省は趣味などの書き込みをした職員12人を処分し、業務外のパソコン利用を禁じる通知を出した。
町村官房長官は14日の記者会見で「不適正な実態があれば処分も検討する」と語った。
実は厚生労働省の職員はオレの暴言コラムも読んでいるのである。もっともそれは「遊び」ではなく職務上の必要であるとオレは受け止めていたし、オレの書く暴言の中には厚生労働省を罵倒したものも多いため、自分の暴言が彼らに読まれることはオレは必然だと思っていたのである。
オレはどこの誰がこのコラムを読んでいてもかまわない。刑務所から閲覧されていようと、北朝鮮や中国から読まれていようと別に気にしない。そんなことをいちいち気にするほどケツの穴の小さな男ではないし、そんなことを気にしていれば暴言は書けなくなるからである。
オレのコラムを読むことが、町村官房長官の指摘する「不適正な実態」であるのかどうか、オレにはなんとも答えられないが、オレのふざけた意見を読むことが厚生労働省の職員の労働意欲を向上させるとは思わない。むしろ彼らのやる気を著しく破壊するだろう。そういう意味では明らかな有害サイトであることをオレは自覚している。そんな有害サイトであるオレの暴言コラムはどうやら規制外だったみたいで、アダルトサイトや株取引などは規制をかけていたがオレの暴言コラムや通常の掲示板、チャット、2ちゃんねるなどは野放しだったのである。ゲーム関連もOKだったということだからオンラインゲームをやっていた職員もいるのだろう。またmixi(ミクシィ)にアクセスしていた者もきっといたのだろう。YOUTUBEの動画を見ていた者もいたはずである。それらのサイトを勤務時間中に見ていたということは、勤務時間中にそんなヒマな時間があるということでこれは普通のサラリーマンたちからみればかなりうらやましいことなのである。
ただ、1.2%が業務と無関係で、残りの98.8%が業務に関係するサイトだったということならそれほど問題ないかという気もする。というのはネットで調べものをする場合、必ず一発で目的のものにたどりつけるとは限らないからである。たとえばオレが江戸時代の風俗を調べたくて「江戸」「風俗」のキーワードで検索を掛けるとなぜか全国風俗店マップなんかが引っかかってくるのである。それを間違えてクリックしてしまえば、あと99回まじめなページを見ないといけないのである。それでやっと1.2%が達成されるのである。ネットで調べものをしていて、関係ないページを間違えて開いてしまう確率はおそらく1%では済まないだろう。そういう意味ではこの1.2%という数値には大いに同情の余地があるのだ。
そこでオレの気になるのは、上記の調査を行った側の基準なのである。開かれたページが業務に関係あるかどうかを判定した人はいったい誰なのかということだ。その人の主観が絶対に含まれているからである。
厚生労働省の職員がたとえば青少年の性の問題について調べるとする。「中学生」「援助交際」などというキーワードで検索を掛ければ、おそらく援助交際を誘う書き込みが満載された掲示板にたどり着くだろう。それを閲覧する行為は果たして「通常業務」なのか「業務外の趣味」なのか。それはオレにはよくわからないのである。時には業務であることが時には趣味になることもあるだろう。これはロリコンの小学校の先生が授業をしているときの気持ちが、仕事なのか趣味なのかはっきり分けることができないのと同じことである。
業務外閲覧をなくすにはどうすればいいのか。一番いいのは仕事を忙しくすることである。しかし、厚生労働省にそんなたくさんの仕事があるのか。そのあたりの真実をオレは知りたいのである。
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