2008年06月02日(月) |
クソガキにはいったいどう対処すべきなのか? |
携帯用URL
| |
|
ブログランキングの投票いつもありがとうございます。1位が目標ですのでよろしくお願いします。
存在そのものが迷惑なクソガキ、こういう連中に対して世間はどう対処すればいいのか。迷惑な大人も困るが、迷惑なクソガキももっと困る。子どもというだけで無条件に世間はその行動を擁護し、そのクソガキを懲らしめることを躊躇するからである。たとえばこの新聞記事はどうか。アサヒコムの記事である。
問題行動の中高生を鍵かけ閉じ込める 北九州市の児相 2008年06月01日19時53分
北九州市子ども総合センター(児童相談所、同市戸畑区)の一時保護所で、非行などのために保護した少年を鍵をかけた個室に閉じ込めていたことがわかった。厚生労働省の児童相談所運営指針が禁じている行為で、昨年春からは5件を確認。1日会見した小石原善徳所長は「児童の安全確保のためやむを得なかったとはいえ、人権への配慮に欠けていた。深く反省している」と謝罪した。
センターによると、保護している他の子どもや職員に危害を加える恐れのある中学生や高校生の男女を「静養室」と呼ばれる個室に入れ、外から施錠していた。日誌などで確認されたのは07年4月〜08年5月の5件4人だが、施設ができた02年10月ごろから続いていたと見られる。5件中2件は、警察から家庭裁判所に送られる前に夜間に一時保護された触法少年だった。
施錠事例の大半は、夜勤の職員4人が仮眠する午前1〜6時。3件は1日限りだったが、昨年12月と今年5月の同じ男子高校生のケースではそれぞれ6日間と9日間続いた。5件中4件は口頭で本人の承諾を得ていたとしている。
子どもが児童相談所に一時保護されるのは、虐待などの理由で家庭から引き離す必要がある場合や、他人の生命、身体に危害を及ぼす恐れがある場合など。同センターでは男女用と幼児用の三つある大部屋で保護。06年度は1日平均23.5人だった。
厚労省の指針は「身体の直接的拘束」や「一人ずつ鍵をかけた個室におくこと」を禁じている。センターの幹部や職員は禁止行為と知りながら、他の子どもに危害を加えたり施設の設備を壊したりした場合に「やむを得ず外から施錠していた」という。
市は今後、新しいマニュアルづくりや夜間に監視する職員の増員を検討。小石原所長は「非行系の子どもたちと虐待を受けたような子どもたちを混合で保護しており、施設の分割も検討したが、現状では難しい」と話している。
この朝日新聞の報道の偏向ぶりはひどい。今回の事例の問題点が「鍵を掛けて閉じこめる」ということに尽きると誘導し、子どもの人権を踏みにじる悪の施設として児童相談所を非難している点である。確かに子どもの人権は守られないといけない。しかし、その前にそのクソガキは少なくとも触法少年であり、他の子どもや職員に危害を加えるかも知れない可能性が高く、しかもそこは警察ではないわけで暴れ出したときに制止することもできない。それとも児童相談所の職員の責務として、一晩中起きてその少年を監視することを要求するのか。もしもそうなら職員にはそれなりの報酬を用意して、その労に報わないといけないわけだが、現実には労働に見合わない給与しか与えられないのである。
一方読売新聞は見出しからして違う。これははっきりと少年の側の問題をまず提示する見出しになってる。こちらも引用しよう。
暴力ふるう子を「閉じ込め」…北九州市子ども総合センター
北九州市は1日、市子ども総合センター(児童相談所)の一時保護所で2007年度以降、子供を「静養室」と呼ぶ個室に入室させ、外から鍵をかけて閉じ込めたケースが5件あったと発表した。
厚生労働省の運営指針に反する行為で、センターは「他の子供たちに暴力をふるうなど、安全を守るためのやむを得ない措置だったが、人権に反し適切ではなかった」と謝罪した。06年度以前にも同様のケースがなかったか調査を進める。
小石原善徳所長は「当直時間帯は指導が手薄になり、閉じ込める措置を取ってしまった。今後、緊急時の態勢の見直しを図りたい」としている。
発表によると、一時保護所には、親の虐待などで家庭生活が困難になったり、非行で警察から通告されたりしたおおむね2〜17歳の子供が一時的に入所している。定員は40人で、06年度の1日平均保護人数は23・5人。直接指導に当たる職員は17人で、当直は4人態勢。
07年11月には入所児童に暴力をふるった男子中学生を12時間にわたって個室に入れ、職員が相談にあたるなどした時間を除き10時間以上鍵をかけていた。ほかの子供らに危害を加える恐れがあると判断した男子高校生については、07年12月に6日間、今年5月に9日間、当直職員の仮眠時間の午前1時〜午前6時の間、閉じこめた。残る2件は興奮状態にあった男子と女子の中学生を仮眠時間にそれぞれ1回閉じ込めた。
(2008年6月2日00時10分 読売新聞)
鍵を掛けて閉じこめる以外にどんな方法があるのか。すぐに警察に引き渡すことがいいのか。「他の子供たちに暴力をふるうなど、安全を守るためのやむを得ない措置だったが、人権に反し適切ではなかった」などと謝罪する必要はない。「他の子供たちに暴力をふるうなど、安全を守るためのやむを得ない措置だった。それ以外に方法はなかったと思ってるし、適切な措置だと思っている。世間はもっとクソガキの実態を知って欲しい」と答えて欲しかったのである。朝日の方だけを読めば「暴力をふるうかも知れないので隔離した」というふうに受け取れるのだが、読売を読んだら「なんだこいつら、暴れたから閉じこめられたのか。馬鹿じゃねえか」と納得できるのである。
おとなしく指導に従ってる子どもが鍵を掛けた部屋に閉じこめられるようなことはないだろう。少なくともそのように対応しないと行けない理由があるからそうしてるのであり、大勢の子どもをわずかな職員で保護しているという実態を考えた場合、手がかかる危険なクソガキを一時的に鍵のかかる部屋に入れて反省させたという行為のどこに問題があるのか。そんなことでどうして児童相談所の職員が謝罪させられるのか。
傍若無人に育ったクソガキどもの中には、本当に救いようのないひどいヤツがいるのである。強姦、暴行、いじめ、窃盗なんでもござれという感じで犯罪者以外に将来の姿を想像できないようなヤツがいるのだ。そういう人間であっても少年法で守られて死刑になんかならず、大人に比べてきわめて寛大な罰しか与えられないのが現状なのだ。そんなクソガキどもと日々不毛の戦いを続けている立派な人たちを、事実の中のある断片だけをとらえて非難する朝日新聞の報道姿勢にはオレは大いに反発を覚える。
他の子どもに危害を加えたり施設の備品を破壊するようなクソガキであっても、体罰を与えるわけにはいかないわけで、昔ならそれこそぶん殴ったであろう場面でも、今は体罰が禁止されていてただ見守るしかできないわけで、クソガキどもはますます増長するのである。その体罰は他の生徒の人権を守るために必要だったのだという例外は認められず、多くの教師は「暴力教師」のレッテルを貼られて処分の対象とされてしまうわけだ。なんという悲劇だろうか。
オレは警察ではなくて児童相談所にこそ留置場を設けて、問題行動を起こした少年を底に数日隔離して頭を冷やさせることを主張したい。そこで反省の色が見えないヤツや更正の可能性がきわめて低そうな部分を大人同様に懲罰としての刑務所収監という手順にすればと思ってしまうのである。もっとも裁判が終わるまでは刑務所には入れられないが。クソガキを変に擁護する朝日新聞さんよ、そんなに閉じこめることがよくないのなら、その高尚な精神を体現した施設を一カ所でも造ってみろよ。
←1位を目指しています! m(_ _)m