2008年04月08日(火) |
年間に500万円タクシー代を使った公務員 |
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ガソリン税の暫定税率が廃止されてドライバーは大喜びである。オレもその恩恵を受ける一人なんだが、福田総理はなんとかその税金を元通りにしたいようである。そこでたかだか2兆6000億取り戻すことよりも、税の無駄遣いをなくすことの方が遙かに大切なんだが、このオランウータン野郎、いや福田総理は「税の無駄遣いを無くす」というとても困難で自民党の既得権益を侵すこととの戦いなんかする気は全然無く、とにかくこの2兆6000億分のゼニを国民からぼったくろうとしてるのだ。しかし、そうやってかき集めた2兆6000億はいったいどんなふうに使われるのか。その一例がここにある。@niftyのニュースサイトからの引用である。
タクシー1人で年490万円=深夜帰宅など、道路財源で支出−国交省2008年4月7日(月)19時45分配信 時事通信
道路特定財源から2007年度に支出された国土交通省職員のタクシー代のうち、1人当たりの最高額は490万円に上ることが7日、分かった。この職員は関東地方整備局道路部に所属し、深夜帰宅時などにタクシーを190回利用していた。1回平均約2万6000円と高額で、峰久幸義事務次官は同日の記者会見で「ほぼ連日のタクシーの深夜帰宅は問題。業務管理やタクシー利用など改善を進める」と述べた。
同省の07年度(4月から08年2月)のまとめによると、利用額が多い上位10人は186万〜490万円を使っており、107〜274回乗車していた。残業時間は295〜855時間で、残業代は75万〜266万円。タクシー代や残業代はいずれも道路整備特別会計から支出された。
国土交通省の職員のタクシー代の一部がこの道路特定財源から支出されているわけだが金額にびっくりである。一人で490万円も使ったヤツがいるのだ。ほとんど毎日タクシーで帰っていたのである。週休二日ということを考えると190回 ということはほぼ毎日であり、490÷190=2.579 となるから一回あたり2万6000円のタクシー代を毎日使っていたことになる。国土交通省というのはそんなに残業が多いのか。そんなに連日、終電がなくなるまで仕事をしてるのか。なんとよく働く人たちだと改めて敬意を表したくなるのである。残業時間年間855時間ということは、毎日4時間以上も残業してるということになる。17時に終わって4時間の残業ならまだ終電はあると思うのだが、そのくらいならタクシーを使ってもいいというのが国土交通省の常識なんだろうか。民間企業なら考えられない贅沢ぶりである。
この国土交通省の連中の頭にあるのは「この道路特定財源のゼニはいくらでも使ってもいいゼニ」「使わなかったら損だからどんどん浪費すべきゼニ」という感覚である。そして、こんな感覚を持ってる公務員はできれば例外だと思いたいのだが、次々と出てくるこのような報道を聞くと、「もしかしたら公務員はこんな金銭感覚の人たちばかりなんだろうか?」と多くの国民は思ってしまうのである。
オレもかつては一人の地方公務員であった。友人には公務員の方も大勢いる。たいていごく普通の金銭感覚をお持ちの誠実な方々である。こんなひどい奴らはごく一部だと思いたいのだ。しかし、そのごく一部の連中が突出して税金を無駄に使いまくってるから、いつまで経っても税の無駄遣いはなくならないし、その狂った金銭感覚の馬鹿が出世して今度はトップに立つものだから、税金を無駄遣いするためだけのよけいな外郭団体や財団法人なんかを設立して、そこに天下ったりしちゃうのである。ネットで引用しただけのくだらない本を作ってとてつもない金額をぼったくってみたり、愛人といちゃつくためだけに来ている役員ばかりの組織があったり、存在そのものが無駄なものが無数にあるのだ。そんなものをみんな整理すればおそらく10兆円くらいの経費節減になるだろう。国債の利払いにあてるくらいの経費がすぐに捻出できるのである。
大阪府の橋下知事が「すべてゼロベースで見直す。昨年の実績は勘案しない。その事業が本当に必要な事業であり、それだけの予算が必要なのかを再検討する」という方針を打ち出し、大阪府の財政再建をしようとしている。本当にそれが必要なのは大阪府ではなくて国家そのものではないのか。
国地方あわせて800兆円を超える借金を抱え、日本は破産しようとしている。「これ以上借金を増やしてはならない」という状況にありながら、借金を増やすことしかできなかった無能な政治家どものせいで、太平洋戦争中の日本よりももっとひどい財政状況に陥ったのだ。もしも金利が上昇して5%くらいになれば金利だけで40兆円になる。税収のほとんどが借金の利払いに消えるのである。だいたい税収が50兆円しかないのに80兆円の予算を組むという馬鹿なことを今の政府はやってるのである。今はまだ金利が低いから持ちこたえてるのだが、金利が上がれば財政は破綻する。日銀の前総裁だった福井氏は金利を上げたかったみたいだが、日本の財政はこれ以上の金利負担に耐えられないようになってるのだ。アメリカや欧州の諸国は今回のサブプライムショックに足して財政出動する余裕があるが、日本政府にはそんな余裕は全くないのである。もはや財政非常事態を内外に宣言し、立て直しのための緊縮財政にシフトすべきではないのか。
米軍に対する思いやり予算の廃止、国会運営の支障にしかならない参議院の廃止(今の状況から行けばこれは案外与党が支持しそうである。国民投票すれば賛成多数で可決されるだろう)、ODAの全廃、すぐに効果が出るだろう。しかし、支出を減らすだけでは立て直せない。税収を増やさないと行けないのだ。
そこでオレがかねてから訴えるのが株価十倍計画である。日経平均株価が今の10倍になるようなバブルを発生させ、その時に発生したキャピタルゲインの20%くらいを国が吸い上げてしまうという方法である。今、東証の全銘柄の時価総額は320兆円くらいだろうか。それが10倍になると3200兆円、3200−320=2880兆円のキャピタルゲインが発生するわけだ。その20%なら576兆円である。一気に借金を返せるじゃないか。
株価が10倍になると個人金融資産も増加するわけだし、それだけ金余りの状況になるから内需も拡大する。地価も上昇して住宅も売れるようになり、裕福になった人たちはレクサスやスカイラインGTRなどの高級車をじゃんじゃん買えるようになるだろう。億ションと言われた都心の超高級マンションも再び馬鹿売れするようになるのだ。もちろん投資家のオレも大もうけできるわけで、だからこんなことを主張しているわけだが。
今もしも日本の政治家の誰かが「公的資金で株を買うことで日本経済を立て直し、値上がりした株を売って税収の不足分を補う」なんて発言すれば、その値上がりに便乗しようとして世界の投資家たちが日本市場に殺到するだろう。そうして世界の投資マネーを呼び込むことができれば何も公的資金なんか使わなくても株価を上昇させられるのである。サブプライムショックまでのアメリカの株価がずっと右肩上がりに上昇し、そうしてふくらんだ金融資産が個人消費に回ってアメリカが繁栄してきた姿を見れば、同様のケースを日本にも適用できないわけがない。そしてその株価10倍計画の指揮をできれば証券会社の息の掛かった連中ではなくて、全く自由な立場で行動できるオレに任せてくればと思うのである。
とりあえずオレに自由に動かせるタネ銭を10兆円くらい回してくれ。それだけあれば十分だ。オレはそれを回転させながらどんどん増やしていくから。相場を動かすだけの資産があれば株式市場では100%勝てる。それは長年ずっと市場を監視してきてオレが感じたことである。オレに10兆円回してくれれば、一年後には日経平均を3万円にしてみせる。どうすればそこまでもっていけるのか。オレには十分な勝算があるんだ。なんなら融資でもいい。年利率10%で10兆円融資してくれるなら一年後には金利1兆円上乗せして耳をそろえて返そう。そのときにはタネ銭はすでに10倍くらいにふくらんでいることだろう。
日本政府でなくてもいい。中東の産油国のふくれあがったオイルマネーをもてあましてる王子がオレに10兆円くらいの運用を任せてくれるならオレはかなりのパフォーマンスを出せるだろう。少なくともオレはここ数年の自分の投資体験の中で「どうすれば株価は操作できるか」ということを実体験を通じて理解してきたからだ。
おっと、タクシー代の無駄遣いの話から話がとんでもない方向に行ってしまったぜ。まあ今のようなやり方を政府が続ける限り破綻は目に見えてる。オレのアイデアは単なる一例だが、国民に負担させずに税収を増やす方法は他にはないだろう。とりあえず財政再建の第一歩として、そのタクシー代500万円のふざけた馬鹿をクビにしてくれ。一罰百戒だ。本当にタクシー代だったのかどうかも怪しいモノだぜ。きちっと事実を究明してくれないとこまるぜ。
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