2008年03月25日(火) |
上井草はガンダムの街です! |
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ブログランキングの投票いつもありがとうございます。1位が目標ですのでよろしくお願いします。今回の話題を地元民の視点で語るきっささんの日記もよろしく。
オレは何度か西武新宿線の上井草という駅で降りたことがある。井草と江草が似てるから親近感を覚えて・・・などということではなく、実はその駅の近くにある「いわさきちひろ美術館」に行ったことがあるからだ。大学4回生の時に就職活動をしていて東京に滞在していた時に行ったのが最初だった。その後も東京に出かけたついでに何度か訪れている。オレのような暴言野郎といわさきちひろの絵とはおよそ不似合いかも知れないが、オレはけっこう絵本などをよく読むのである。
その上井草は、実はガンダムの街であったことをオレは初めて知った。以下、アサヒコムの記事を引用したい。
ガンダムのモニュメント登場 2千人の署名で実現 東京2008年03月24日10時50分
東京都杉並区の西武新宿線上井草駅前に23日、高さ約3メートルのブロンズ製の機動戦士ガンダム像が登場した。地元商店街が2000人を超す署名を集め実現した。
駅のそばにガンダムのアニメ制作会社があり、周辺では数年前から「ガンダムタウン計画」が進行中だ。店のシャッターや商店街の旗にもガンダムが描かれている。
同駅の発車メロディーもこの日から「翔(と)べ!ガンダム」。4月7日までは同線にガンダム車両も走り、歌詞同様「燃え上がれ」と、街の活性化にエールを送る。
駅前にガンダムのブロンズ像、店のシャッターにはガンダムが描かれ、そして西武新宿線にはガンダム列車も走るということである。そうした工夫はなかなか楽しそうである。このような街おこしは、日本初のアニメが世界で受け入れられて大人気であることを考えた場合、ものすごく大きな可能性を秘めているのである。その街がガンダムファンにとっての聖地になったとすると、世界中からその聖地を訪ねて、ガンダムオタクたちが集まってくるわけだ。台湾や韓国、そしてヨーロッパにもたくさんのファンがいる今、その集客効果は決して侮れないものがある。
ただオレが一つ疑問に思うのはロイヤリティーの問題だ。一般の商店がそうした絵をシャッターに描いてその結果として集客効果が高まったとして、そのキャラの使用料を請求されると言うことはないのだろうかということなのだ。ディズニーみたいに高校の文化祭で描いただけで文句を言ってくるところもある。スタジオジブリもそうだ。任天堂もそうだ。オレがピカチュウの形のまんじゅうを勝手に売るわけにはいかないのである。ここにピカチュウの絵を貼り付けることだけでも任天堂から莫大なゼニを要求されるかも知れないのである。それを考えたときに上井草はそうしたハードルをどの程度クリアしてるのだろうかとふと疑問に思ったのである。上井草ならOKで隣の駅ならアウトだったりして。
鳥取県の境港市が水木しげるのふるさとということでゲゲゲの鬼太郎で売り出した結果、多くの観光客がやってくるようになった。駅前商店街は妖怪のモニュメントが立ち並ぶ鬼太郎ロードになったのである。このような街おこしは成功すれば雇用の拡大や街の景気にもつながるだけに全国の自治体が興味を持っているはずだ。もしかしたらオレの住む街だって10年後には「ネットの罵倒王・江草乗のふるさと」で有名になって、駅前にはハンチングをかぶってサングラスを掛けたオレの巨大なブロンズ像が飾られるかも知れないのだ。(今は意味不明の変な像があるから早く撤去してくれ!)
しかし、上井草の地元民がすべてこの試みに諸手をあげて賛成してるのだろうか。地元の本当の反応はどうなのかというのがオレは少し気になったのである。今度東京に行く機会があれば、そのガンダム像を写真に撮ってブログに貼り付けたい。
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