2008年03月02日(日) |
議員報酬を減らしましょう! |
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議員報酬はどんどん減らすべきだ。オレは地方議員なんかはみんなボランティアでいいと思っている。昼間は仕事を持ってる人が夜に議会を開けばいいのだ。みんな兼業だから議員報酬もなしでもいい。もしも日本中の自治体がこの方法を採用すれば、地方財政もかなり豊かになるだろう。大阪府知事に就任した橋下さんも、府議会議員の報酬を削減するという方針はまだ打ち出していないが、それをすれば議会の反発を食らってやりにくくなるからと思ってるのだろう。しかし、聖域なき予算カットしか大阪府を再生する方法はありえないのである。議員報酬だって削減の余地はかなりあるはずだ。
その無給制に移行するまでのつなぎとして、この日当制は検討に値するのではないだろうか。アサヒコムの記事を引用したい。
議員報酬「日当制へ」 鳥取・江府町で住民集会2008年03月01日21時53分
議員報酬の日当制導入を求めている鳥取県江府(こうふ)町の住民が1日、条例改正の直接請求に向けた署名集めの期限を前に集会を開いた。全国で初めて日当制導入を決めた福島県矢祭町議会の片野隆議長と、「合併しない宣言」をした同町の根本良一・前町長が参加し、取り組みを話した。
住民有志でつくる「江府町の財政を考える会」は、財政調整基金などいわば町の貯金が3年後にも枯渇する恐れがあることなどから、町議報酬の日当制(日額1万5000円)を求めている。日当制導入で年間約3000万円のコスト削減になると試算している。同町議会(10議員)に公開討論を求めたが、日当制に反発する議員がほとんどで受け入れられず、集会に切り替えた。今月4日までに必要な有権者(約3100人)の50分の1の署名はすでに集まっているという。
矢祭町は昨年12月、日額3万円の日当制導入を議会提案して賛成多数で可決し、3月末から実施される。同町でも年間2000万円以上のコスト削減を見込んでいる。
矢祭町の片野議長は「報酬を日当制にすることで、あいまいだった議員活動の線引きが明確になる。報酬が大幅に減ると金をかけた選挙をできなくなる。そうすれば、女性や若者も立候補しやすいだろう」と日当制の効果を話した。
町が倒産寸前なのに議員報酬だけは手厚く支払われるというのも不思議な話である。橋下大阪府知事は職員に対して「きみたちは倒産会社の社員だ」と呼びかけたそうだが、会社が倒産しても自分の給料は最優先で守られると考えているとすればそれは大変甘い考えである。大阪府が倒産してしまったら本当に給与の遅延や不払いが起きるかも知れないのである。オレが十数年前に大阪府の公立学校の教員を辞めたのも、沈みゆくタイタニック号から脱出したようなもので、「このまま行くとちょっとヤバイよな・・・」という恐れがあったからだ。
隗より始めよ!というコトバがある。橋下知事はこれまでのタレント活動で稼いだゼニがたっぷりあるはずだから当面の生活には困らないだろう。無給宣言を出してみればどうだろうか。そしてその趣旨に賛同する議員がどれだけ出るか試してみればいい。オレは1人も出ないと思っているが。
議員報酬はいくらくらいが適正なのだろうか。オレは議員を無給とする代わりに、無給では生活の立ちゆかない議員は生活保護を受給できるように工夫すればいい。そうするとフリーターの兄ちゃんたちがかなり応募してくるはずだぜ。
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