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お正月である。全国の神社は初詣の客でにぎわっているようだ。明治神宮の参拝者が300万人などと聞くとオレはすぐにお賽銭の金額を計算してしまう。1人100円としても3億円だ。それに加えておみくじやお守り、破魔矢などの売り上げを数えるといったいどれほどの売り上げが発生するのだろうか。しかも神社というのは宗教法人なので税金が掛からないはずである。いったいどれほど儲かるのかとうらやましくなるのである。
あのおみくじというのも最近は一本200円くらいするらしい。あんなもの、ろくにコストもかかってないのだからせいぜい50円くらいにすればいいのである。それを200円というのはぼったくり以外の何ものでもない。さて、そのおみくじなんだがあの中身はそもそもどのような比率なのだろうか。
大吉、中吉、小吉、半吉、末吉、凶、大凶などのおみくじの中身はいったいどのくらいの率で混じってるのだろうか。オレはどうもそれが気になるのだ。また、その混入率は神社によって違うのだろうか。大吉の多い神社や凶の多い神社などが存在するのだろうか? オレはそれが知りたいのである。
たとえば受験の神様である北野天満宮や太宰府天満宮のおみくじの場合、どの程度の凶や大凶が含まれてるのだろうか。そこにやってくるのは受験を控えた学生や、その親御さんが多いはずである。当然合格祈願のつもりでご祈祷という無駄な努力をしたり、引かなくてもいいのにわざわざおみくじで大凶を引いたりするのだろう。受験の結果というのは本人の努力によって決まるのであって、神社でご祈祷してもらってもなんの関連もないのである。努力をしないヤツに限って、人事を尽くさずに天命にすがろうとするのである。そんなヤツははじめから天も見捨てていることがわかっていないのである。
オレが公立高校で高校3年生を担任していたとき、調査書を発行するとその封筒に記載された日付が縁起が悪いから換えてくれという保護者がいた。なんでもその日は仏滅だから他の日に発行したものにしてくれという。オレはその申し出に苦笑したが、たっての頼みと言うことで封筒を交換して発行日を大安にした。そんなことで受験の時の心の安息が得られるのならそれくらいおやすいご用である。それ以降、オレは調査書を書くときは日付に注意するようにした。
おみくじを滅多に引かないオレも、いちおう何度か引いたことはある。中学3年生の時にオレは家の近所の神社でおみくじを引いたところ凶だった。「学業 努力すれども実らず」「縁談 やめた方がよし」「病人 十中八九は死ぬ」などと書かれている中身が傑作だったのでついつい生徒手帳に挟んでしまっておいた。そのままオレは凶のおみくじを挟んであることを忘れて高校受験をしたのだが、私立も公立も合格した。そんな縁起が悪いモノを持ち歩いていたのに、オレの身の上には災いが降りかかることもなかったのである。だからオレは基本的におみくじなんか信じないのだ。
話を最初の疑問に戻したい。そもそもおみくじの中身はどのような比率なのか。「大吉」「比率」をキーワードにしてヤフーで検索したら次のような記述を発見した。
神社の木の枝などに結ばれたおみくじを掃除する仕事をしたときに、数えてみたことがあるという人がいたのだ。匿名を条件にこう教えてくれた。「比率でいうと、大吉と末吉と凶が8%ぐらいで、吉、小吉が15%くらい、残りは中吉でした」
これが正しいのなら大吉と末吉と凶で24%、吉と小吉で30%、残りの46%が中吉ということになる。こんなに凶が少ないのだろうか。どうもオレには信じられないのである。そして神社ごとのこの比率が話題にならないのも不思議だ。どうして「うちのおみくじの大吉率は80%です!」とか、「うちは凶がやたら多いので、別れたいと思ってるカップルはぜひうちに来てください!」と宣伝しないのだろうか。少なくともこれからの少子化の時代、参拝者を確保したいのなら神社ごとのおみくじの中身の違いを明確に打ち出した方がいいような気がするのである。
今の時代、なんでも責任を人のせいにするのが流行っている。もしかしたら神社のおみくじが大凶だったので精神的ショックを受けて受験に失敗したといって、神社を相手取って裁判を起こす馬鹿が居るかも知れない。落ちるのは本人のせいなのに、どこかに八つ当たりしたくて神社を訴える超弩級の馬鹿が絶対にいるはずだ。だって公共の施設である公園で、明らかに本人の不注意で死んだり怪我をしたりという場合でも、管理責任者である地方自治体が訴えられるのである。困った人たちというのはとにかく「言いがかり」をつけるのが大好きなのである。どんな些細なことであってもゼニになると思えば裁判を仕掛けるのである。アメリカでマクドナルドのコーヒーを膝にこぼして火傷をしたおばはんが、火傷をしたのはコーヒーが熱すぎたせいだと訴えた馬鹿裁判で勝利を収めて巨額の賠償をせしめたらしいが、日本もこれからはそうした馬鹿裁判が増えるだろう。良識のない国民とゼニのためならどんな卑怯なこともやる弁護士、そして一般常識の欠如した裁判官と三点そろえばもう怖いモノなしである。かくして凶や大凶のおみくじを入れた神社は受験生から訴えられるというとんだ被害を受けることになるのだ。全くもって馬鹿馬鹿しい話である。
それにしてもあのおみくじ、きっと専門の印刷業者が居て、その業者がいろんな神社に納入しているのだろう。だから基本的にどの神社も中身は同じなのかも知れず、あるいは神社によって少しずつその混入率をアレンジしてるのかも知れず、かなり謎の部分が多いのである。一度関西ローカルの番組の「探偵ナイトスクープ」などで調べてもらうしかないとオレは思ったのであった。
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