2007年12月27日(木) |
新しいパソコンなんかいらない! |
携帯用URL
| |
|
今日、オレは妻に頼まれてインクジェット用のハガキを買いにコジマに立ち寄った。平日と言うことで売り場は閑散としていたが、そこに並んでるノートパソコンはほとんどが15万〜25万くらいするもので、10万円以下のものはACERのものが一台あっただけだった。並んでるのはたいていが富士通やNECやSONYのもので、もちろんそれらは安くはない。購入と同時にプロバイダと契約したら3万円値引きなどというサービスもあるが、基本的にプリンタやデジカメまで買わせて20万円近くぼったくろうとう姿勢は変わらない。しかし、そんなにゼニを使う必要があるのだろうか。そして、そういう店頭に並べられたメーカー品のパソコンが、使う可能性もほとんどないアプリケーションをこれでもかこれでもかと詰め込まれている上に、常駐ソフトが多すぎて本来の性能をろくに発揮できない欠陥商品ばかりであるという事実に気が付いているのか。
オレの言ってることを信じられない人は今試しにキーボードの上にあるCtrlとAltとDelの3つのキーを同時に押してタスクマネージャーを起動し、その画面の中のパフォーマンスというところをクリックしてみればいい。PF使用量というのがわかると思うが、ただネットでこの日記を開いているだけでその使用量が700MBだったりCPU使用率が50%だったりするとすれば、あなたのパソコンはいつもよけいな仕事をさせられている状態にある。これはクルマのトランクにいつも荷物を満載してよけいな負荷を掛けて走ってるのと同じことであり、できるだけそうした負荷は軽くした方がいい。ところがコジマやヤマダ電機の店頭に並ぶメーカー品はたいていそんな欠陥商品なのだ。(ちなみにOSがXPでもうまく常駐ソフトをはずせばこれを200MBくらいにまで軽くできる。ビスタはいじったことがないのでわからない)
たとえばNECには企業向け端末として使われることの多いバーサプロというシリーズの廉価版ノートパソコンがあって価格も安いのだが、大手家電店ではそういうのはまず置かない。そんなものを売ってもあまり儲からないからである。(いちおうNECの通販サイトでは買えるのだが)もっともそういうよけいなもののないパソコン、OS以外何も搭載されていないようなパソコンを買うとすれば、オレは中古品を勧める。3万も出せばかなり快適に動くマシンが手にはいるからである。
日本橋にもある中古パソコンショップ「イオシス」(←クリックするとお店の説明になります)の通販サイトを見ると、
CPU:Pentium4-1.9GHz メモリ:512MB HDD:20GB ドライブ:CD-ROM モニタ:14.1"TFT(1024*768) 外部端子:USB(2.0)*4 LAN:100BASE OS:Windows2000_Pro
というスペックのノートパソコンが3万円を切っている。普通にインターネットする分には全く問題ない。購入した友人の話では起動するまで1分もかからず速くて驚いたということだった。とにかくPEN4の1.9Gに512MBのメモリでありながらOSがWIN2000ならものすごく軽いことは間違いない。難点をあげるとするなら、無骨なおっさんくさいデザインで、いかにも企業で端末に使われたリース品上がりという感じであるとうだけだ。とにかく安いマシンが欲しいという人ならそんなこと気にしないだろう。
ここにあげたのは一例だが、上記イオシス以外にも、デジタルドラゴンなども安価なパソコンの品揃えが豊富である。オレは次男(今小学5年生)が使うパソコン(液晶一体型)を一年前にデジタルドラゴンでわずか2万円ほどで買ったが、次男はそれでYOUTUBEの動画などを楽しんだり学習ソフトを使って勉強したりしているのだ。そんな安いパソコンでもネットを見るには何の問題もないのである。そのパソコンはPEN3の800にメモリ128MBしかない。もっとも入ってるOSはWINDOWS/2000なのでそれで十分にYOUTUBEの動画が鑑賞できるのである。インターネットするには何の不足もないのだ。
ビスタなんてクソ重いOSのために高価なCPUを搭載し、大量のメモリを必要とする新しいマシンを買わされるくらいなら、安い中古品を買って差額を他の娯楽に回した方がいい。オレは常々そう思っているのである。
中古パソコンと言えば昔はソフマップが結構品揃えが豊富だった。それでオレも日本橋に立ち寄った時にいちおう覗いてみるのだが、はっきり言って高すぎる。新品のアウトレット品がかなり安く買える今、中古品というのはそれこそとびっきりの安さになっていないと意味がない。ところがソフマップの中古は新品と比べてほんの少し安いだけなのである。見ていて「高い!」と思うものばかりなのだ。昔のパソコンが高価だった頃は中古販売で割安な高級品を買うことにも意味があったが、今は激安品でも用途さえ限定すれば十分に使えるのである。
動画を編集したり、ものすごく高性能なデジカメのデータを加工したりという作業をパソコン上でしている人はいったいどれだけいるのだろうか。もしもそういうことに使うならパソコンは最新のスペックであった方がいい。しかし、ネットを見てブログを書いてメールのやりとりをして筆まめで年賀状を作成するくらいなら、中古品のパソコンで十分である。上に書いた3万円のパソコンで十分なのである。
それともうひとつ大事なことは「インターネットに接続可能なマシンを複数持つ」ということである。故障というのは突然やってくる。年賀状を作成しているその瞬間に突如原因不明の故障でパソコンがフリーズするかも知れないのである。そんなときにスペアのマシンがあるかどうかは大変重要なことである。高級品が一台しかないことよりも、そこそこの性能のものが二台あって、両方とも使ってるという状態の方が万一のトラブルに対応できるのだ。そういう保険を掛けるような意味でのセカンドマシンとして、こういう中古パソコンはやはりお勧めだろう。読者の方のパソコンの故障でオレのこの日記を読んでもらえないという不幸な事態を防ぐためにも、オレは二台目、三台目、子供用のパソコンを用意することをお勧めする。今回紹介した店のWEBサイトに行けば、値段の安さに驚くはずである。安いのはパソコンだけではなくて、周辺機器などもとにかく激安なんだが。
↓文中に紹介したお店を2軒と、それでも新品を買いたい人のためにドスパラのバナーを貼っておきます。
←応援ありがとうございます。 m(_ _)m