2007年12月18日(火) |
100万円を股に差した女行員 |
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江草乗の大人の写真日記の方ではお買い得ノートパソコンのことを話題にしています。興味のある方はぜひごらんになってください。
銀行で働いていれば100万円の札束なんて見慣れてると思うのだが、その札束を見ていてついつい魔が差してパンツに入れて着服してしまった女子行員がいたのである。魔が差すというか、股に差すというか、とにかく恥ずかしい事件である。産経新聞のWEBサイトから記事を引用しよう。
下着に隠し100万円着服 山陰合銀の女性職員を解雇2007.12.17 22:18
山陰合同銀行(松江市)は17日、金庫から現金100万円を着服したとして、大元支店(岡山市大元上町)の臨時職員に当たる女性準職員(34)を8日付で懲戒解雇処分にしたと発表した。
準職員は下着の中に札束を隠し、男性調査員の目を逃れていた。「魔が差した」と話し、既に全額を弁済、同行は刑事告訴しないという。
同行によると、準職員は11月12日午前、大元支店の金庫室内で当日扱う現金を準備中、別の職員が目を離した際に100万円を持ち出した。
同日、現金残高が合わず問題化。本店から男性調査員8人が派遣されたが、準職員はパンツの中に札束を隠して自宅に持ち帰った。1週間後に自ら申し出て発覚した。
調査員は男性職員らの身体検査をしたが、女性職員らはしなかった。同行は「調査の方法も含め反省している」としている。
身体検査をして、もしもパンツの中から札束が発見されたらとっても恥ずかしかっただろうと思うのである。パンツと言えば誰もが思い出すのがあの勝新太郎だ。彼の場合は見つかったのはコカインだったわけだが。
それにしてもこういう犯罪を見ていて思うことは、「どうしてすぐにバレるようなくだらないことをするのか」という疑問である。絶対に見つからないように周到に計画を練ってごまかすような完全犯罪を企図するのではなくて、ただ単に「そこにあったから盗んでみた」なら子どもの万引きと同じである。万引き感覚で100万円をちょろまかそうとするのならとんでもない女である。こんなのが準職員とはいえ行員にいるのなら上で監督する管理職の方も大変である。そこまで幼稚なヤツがいることなど誰も想定していないからである。
銀行の着服事件などの場合、たいてい着服役の女子行員がちょろまかしたゼニは、そのヒモである男性に巻き上げられてしまってることが多い。そしてバレそうになったら女が殺されたりとろくなことはない。今回の事件の場合はそんな背景もなく、どうやら本当にゲーム感覚で「ついつい盗っちゃった!」だったようである。
ただ今回の場合、一週間後に申し出たとある。ここから先はオレの憶測なんだが、きっと内部犯行の犯人が見つけ出せなかった銀行側は、「自分から罪を認めれば警察沙汰にはしない」と言う形で行員全員に対して呼びかけ、それに応じてこの女子準職員が自分から名乗り出たという構図なんだろう。
今回の事件の焦点はやはりお金をどこに隠して持ち出すのかということである。パンツに差すというところが面白くて笑える。身体検査されることになってもまさかパンツの中まで見ないだろうということなのだが、男性のぶかぶかのトランクスならいざ知らず、あんな小さいパンティに差し込めば札束ははみ出るわけで、そんなにうまく隠せるものなんだろうかとも思うのだ。本当に隠せるかどうかなどと女性の皆さんはくだらない実験をしないで欲しい。その股に差した札束が回り回ってオレの手元にやってくるかも知れないからである。
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