2007年12月08日(土) |
盗人も仁義を失った時代 |
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あの戦時中や終戦直後のみんなが飢えていた時代ならいざ知らず、少なくとも畑や果樹園の作物を組織的に大量に盗むという泥棒は昔は聞かなかった。盗む側にも一定の仁義はあり、もともと畑や果樹園は誰もが自由に入れる無防備な状態の場合が多いのだが、そんなところに鍵をかけたり柵をつくって入れなくするなどという発想はなかったのだ。ところが数年前から状況が変わった。山形では収穫期のサクランボの盗難が相次ぐようになり、丸ごと収穫前に盗まれるような事件が頻発した。そんな仁義なき盗人が登場するようになったのである。こういう連中は仮に捕まったとしてもそんなに重い罰を受けることはない。そのためにますます行動はエスカレートしているのかも知れない。
オレが盗まれる側ならきっと周辺にさまざまなトラップを仕掛けて、盗人の手首が刃物で切断されるような強力ねずみ取りでも仕掛けるだろうか。そうでもしないと気分が収まらないだろう。こうした盗人どもが実際に検挙される率はかなり低いのである。そのほとんどは盗まれ損なのである。盗まれるのがいやなら自分で防衛するしかないのだ。高圧電流でも流して侵入者を撃退すればいいのだろうか。
産経新聞のWEBサイトでは、港に繋留してある船からガソリンが盗まれるという被害について報道していた。以下その記事を引用する。
原油高、漁船も標的に 厳冬の函館でガソリン窃盗相次ぐ 2007.12.7 23:14
北海道函館市の川汲漁港内で、漁船に積まれた燃料用のガソリンがタンクごと盗まれる被害が相次いでいることが7日分かり、函館中央署は窃盗容疑で捜査している。
調べでは、6日から7日朝にかけ、港に停泊中の南かやべ漁協所属の漁船10隻から予備のガソリンタンク10個(計約150リットル、約2万2500円相当)が盗まれているのを漁師が見つけ、同署に届け出た。
南かやべ漁協によると、漁船の燃料にはガソリンやA重油、軽油などを使用。漁船用に調達するガソリンは11月末と比べて12月は一気に1リットル当たり5円アップしたという。同署によると、周辺では9月から漁船のガソリンなどが盗まれる被害がほかに15件発生している。
漁協は「燃料費が上がり続けていて、それだけでも負担が大きいのに盗難も起きて、漁師にとって大きな痛手。鍵を壊してタンクごと持っていく荒っぽい手口なので対策も難しい」と話した。
まさか寒い冬に船の付きっきりで監視するわけにも行かないだろう。そういう可能性がないとわかっているからこそ、このこそ泥どもは盗むのである。盗んで得られるものはたかだかガソリンにして150リットル程度。屈強な男性なら肉体労働でしっかり働ければ一日か二日でたやすく得られるようなわずかな金額を手に入れるために、盗みという罪を犯すのである。どうしてそんなわずかなゼニと引き替えに良心を捨ててしまうのか。どうしてそんな情けない犯罪をするのか。
オレはこの仁義なきこそ泥どもには、それ相応の罰ではなく、その百倍くらいの重い罰を与えてもいいと思っている。窃盗行為が見つかればその場で射殺でもOKだとオレは思う。もしも警察がそこで射殺してもオレはその行動を擁護するだろう。「そんな情けないことをするクソ野郎はその場で殺されても文句は言えない」という常識をみんなが持つことが必要だ。オレがこういうことを書くと必ずどこかの人権屋が「教師がそんなことを言っていいのか」と文句をつけてくる。しかし、オレは人権というのはまっとうな市民のために保証されているものであり、クソ野郎や外道、人間のクズどもには人権など認める必要がないと思っている。死刑廃止論を唱える連中の大きな間違いは、死刑になるような外道と一般市民に同じ人権があると勘違いしてることである。外道には人権などない。そんな連中はその場で射殺されても文句は言えない、それがたまたま射殺されずに捕まったからきちっと手続きを踏んで死刑にしてるのだ・・・というのがオレの主張なのである。
この漁船のガソリン泥棒どもは見つければ射殺よりももっと苦しい罰を与えよう。冬の冷たい海に突き落としてやればいいのである。浮かび上がれずにそのまま沈んでも自業自得である。犯罪の代償というのはそれほど重いものである。だからまっとうな人間は絶対に犯罪には手を染めないのである。
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