2007年11月09日(金) |
三井物産、社内に保育園設置! |
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働く女性にとって、自分が勤務している職場で子供を預かってくれればかなり安心できるだろうとオレは考える。もっとも淡路病院みたいに園児を虐待する施設は論外だが。そういうことをふだん考えてるオレはこのニュースを好意的に受け止めた。以下、アサヒコムの記事を引用したい。
三井物産が社内に保育園 「男社会」総合商社では初2007年11月08日18時57分
三井物産は8日、来年4月から東京・大手町の本社ビル1階に社員向け保育園を設置すると発表した。0歳からの未就学児を午前8時から、最長午後9時まで保育する。総合商社での社内保育園の設置は初めて。女性が出産後も働き続けることができる環境の整備が必要だと判断した。
ただここで最大の問題はその保育園が本社ビルにあることで、そこまで子供を連れて行かなくてはならないということである。何が問題なのか・・・って大手町まで出るにはあの怖ろしいラッシュアワーをくぐり抜けなければならないじゃないか。それがどれほど子供にとって困難なことかわかってるのか。乳児をベビーカーに乗せて職場に連れて行けるような通勤環境ではない。ラッシュアワーの時間帯にそれが不可能なことは容易に想像できるだろう。
オレは保育所を設置する場所として郊外の駅前がベストだと思っている。出勤前に父か母が子供を預けて、帰りに連れて帰れるというのがいいのじゃないか。そうすれば子供をラッシュアワーに巻き込む事もない。保育所の入所待ちの子供が都市部にはたくさんいて、入所させられないから母親がフルタイムで就労できずに生活保護を受けることを余儀なくされるという話も聞く。また無認可保育所の保育料はかなり割高になるため、それもまた簡単には子供を預けられない一つの理由となるという。
この保育料だが、ウィキペディアでは次のように記載されていた。
保育所は、原則として両親が共働きである等の理由で子どもの養育ができない状態である人(又はその予定の人)しか、入所を申し込む事ができないが、これは認可保育所の場合で、認可外保育所の場合、保護者の就労等は問われない。
認可保育所への入所は居住地の自治体に申し込む。保育料は保護者の所得によって決められており、認可園であれば、公立でも私立でも保育料は同じである。ただ、住んでいる自治体によって保育料は違うため、非課税世帯ならどこでも0円だが、課税額が同じでも居住地によって保育料にかなり違いはある。 一方無認可園への入園は、直接その園に申し込む。保育料は園が独自に設定している。低所得者の場合は認可園よりも割高になる事が多い。
この保育料が保護者の所得によって決まるというところに実は問題があって、いわゆる脱税野郎たちは所得が低い事になってるから保育料が安いのである。保育料がタダなのにベンツで送迎する謎の親とか大阪ではよく話題になる。全くもって許せない話である。そんなヤツらからは100倍くらいぼったくってやるべきだ。
三井物産のこの試みだが、ラッシュアワーのないところに住んでいれば問題は解決する。職場のすぐ近く、徒歩圏内にマンションを購入してそこから通うならば全く問題ない。今は都心部にタワーマンションが増えてるのできっとそういう方なら問題ないだろう。通勤にかなりの時間を費やすオレにとって、そうした職住近接というのはあこがれだ。職場まで歩いてすぐに行けるというのは最高の環境だ。大阪市内にどんどん建ち並ぶマンションを見ながら、この価格が値崩れしてもっと安くなればもっと若い人たちが住めるようになるのに・・・と思ったのである。
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