2007年09月09日(日) |
日ハム、来季は新庄監督の実現だ! |
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ダイエットに興味関心のある方は、9/8個人日記の「セブン ディザルパーの謎」をぜひごらんになってください。
昨年せっかく日本一になったのに新庄、小笠原という主力選手の退団のせいで戦力が大幅に低下した今季の日本ハム、シーズン前の予想は厳しいものだった。しかし、9月8日現在、日ハムはパリーグの首位を走っている。その日ハムのヒルマン監督が今季限りでの勇退を希望してることが今回明らかとなった。
日本ハム・ヒルマン監督、今季限りで退団を表明
8日の試合後の記者会見で退団を表明する日本ハムのヒルマン監督 プロ野球・日本ハムのトレイ・ヒルマン監督(44)は8日、札幌ドーム内で記者会見し、今季限りでの退団を表明した。
チームは8日現在パ・リーグ首位で、優勝争いを演じる球団の監督が、シーズン途中に退団を発表するのは極めて異例。
大社啓二オーナー、藤井純一球団社長とともに記者会見したヒルマン監督は、「退団の唯一の理由は家族のこと」と説明。10代前半の長男と長女が日本国内の学校と米国内の学校に在籍して、日米を行き来する生活となっていたことから「多感な時期なので、安定した環境を与えたいと思った」と語った。
また「決意が固まった以上、みなさんの前で話したかった」と、シーズン中に発表した理由を述べた。来季については未定だという。
ヒルマン監督は米大リーグのマイナーリーグ監督などを経て、2003年、日本ハム監督に就任。4年目となる昨年、チームを44年ぶりの日本一に導いた。(2007年9月9日0時57分 読売新聞)
昨年にチームを優勝に導いたヒルマン監督の手腕は誰もが認めるところである。2003年から4年掛けて彼はチームをパリーグの常勝チームに生まれ変わらせたのである。西武とソフトバンクが二強だったパリーグを千葉ロッテとともにまさに活性化させた立役者であると言えるだろう。
そのヒルマン監督の勇退の理由が家族のことならもはや第三者が口を差し挟めることではない。仕事よりも家族を優先させるのは欧米では当然の価値観だろうし、むしろその決断にオレは拍手を送りたい。ところがヒルマン監督ほどの人気があってしっかりとお客を呼べるような後任監督選びとなるとなかなか難しい。そこでオレが期待するのがチームを退団した新庄の監督としての復帰である。
個性的な選手が必ずしも名監督ではなかったという過去の事例もあり、新庄を監督に据えることを危惧する向きもあるだろう。オレは彼の持つ天性の明るさと、マスコミに対するサービス精神の高さを評価したい。例えチームが大敗したり連敗したりしても、それを吹き飛ばす明るさが彼にはある。そして彼を愛する多くのファンが球場に足を運んでくれることで営業面でも効果は大きい。楽天との対決で期待される野村監督のボヤキトークとの対比も楽しみだし、何より彼のような魅力ある人材が野球の世界から流出したままというのがオレは惜しいのである。芸能界でもなく、政界でもなく実業界でもなく、彼にはやはり野球界で頑張ってもらいたいのである。
バランスの取れた優等生的な選手が増える一方で、派手なプレーで観客を魅了する個性的な選手は減りつつある。バッティングフォームにしても他の誰にもマネできないスタイルをオレは愛しているのだ。横浜ベイスターズの種田がガニ股で投手を見据えるあのスタイルをみると敵ながらついつい手を叩きたくなるのである。なんだか嬉しくなるのである。無死で走者が出れば必ずバントさせるとか、東京ドームのようにホームランが出やすい球場でスクイズさせるような退屈な野球をオレは見たいのではない。新庄が監督となって「面白い野球をやれ!」と選手に号令を掛け、選手一人一人が「どうすれば一番観客が喜ぶか?」を考え、結果としてチームの勝ちにつながるという好循環をオレは期待してるのである。新庄ならきっとそれを実現してくれそうな気がするのだ。そして日本シリーズで新庄率いる日ハムと我らが阪神タイガースが対戦して欲しいのである。そうなったらもうどっちが勝ってもいい。オレはただ野球を楽しむために甲子園に足を運ぶだろう。
ヒルマン監督には今回の退団に当たってぜひひとこと「後任監督は新庄しかいない!」と言って欲しいのである。おっと、まだ今シーズンが終わってないのにオレはなんて話をしているんだ。
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