2007年09月07日(金) |
台風で家に帰れません・・・ |
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9月6日、首都圏は台風9号の直撃を受けた。この台風のせいで電車が止まってしまい、家に帰れない帰宅難民がどうやら大発生した模様である。9月6日夜のネットカフェはどこも超満員だったのではないだろうか。
首都圏の鉄道、運転見合わせ相次ぐ 台風、帰宅の足直撃 2007年09月07日00時44分
台風9号の直撃をうけた首都圏では6日、JR東海道線や常磐線など多くの主要路線が運転を見合わせ、帰宅の足が大きく乱れている。
JR東日本によると、中央線の快速電車は7日午前0時7分ごろから、東京駅〜高尾駅間で、運転を見合わせている。
東海道線は6日午後9時46分ごろから東京駅〜小田原駅間で、青梅線は午後3時20分ごろから御嶽駅〜奥多摩駅間でそれぞれ運転を見合わせている。
埼玉方面では、埼京線が午後9時19分ごろから大崎駅〜大宮駅間で、川越線が午後10時4分ごろから大宮駅〜川越駅間で、武蔵野線も午後8時46分ごろからそれぞれ運転を見合わせた。京浜東北線は午後9時56分ごろから、大宮駅〜大船駅間で運転を見合わせていたが、午後11時48分に運転を再開した。
千葉・茨城方面では、京葉線が午後9時50分ごろから東京駅〜蘇我駅間でそれぞれ運転を見合わせている。常磐線は午後9時44分ごろから上野駅〜友部駅間で運転を見合わせていたが、午後11時38分に運転を再開した。
在来線では、内房線が午後10時50分現在、上総湊駅〜浜金谷駅間と、安房鴨川駅〜千倉駅間で、運転を見合わせている。中央線の特急列車も、最終列車までの上り18本、下り20本、計38本が運休した。
地下鉄は、東京メトロ東西線が午後9時38分ごろから、東陽町駅〜西船橋駅間の上下線で運転を見合わせ、中野駅〜東陽町駅間で折り返し運転を行っている。丸ノ内線は、午後10時2分ごろから池袋駅〜銀座駅間で運転を見合わせていたが、午後10時57分に運転を再開した。
私鉄では、小田急線が午後7時半現在、特急ロマンスカー新宿駅〜箱根湯本・片瀬江ノ島・唐木田駅間の上り15本、下り18本の計33本の運転を見合わせている。
東武鉄道も、午後10時台浅草発の特急スペーシア2本を運休した。
この運休のニュースでどれほど多くの路線が止まってみんなが帰れなくなってるのか、首都圏の鉄道事情に詳しくないオレにはよくわかっていない。それで多少的はずれなコメントになるかも知れないことをお許し願いたい。
全線運休のところもあれば、特急だけ運休のところもあるようだが少なくとも夜になってこうやって運休されると、仕事を終えて家路を急ぐサラリーマンが帰れないという悲劇が発生するのである。いったいどうすればいいのか。規模が小さな都市なら歩いて帰宅することも可能だが、首都圏というのは日本の大都市圏の中でもっとも平均の通勤時間が長いのである。それを徒歩で代用するなんて無理だ。一日中歩いても家にたどり着かない人も多いだろう。オレはふだんクルマで通勤しているわけだが、この記事を読んで東京に住んでいなくて良かったなとつくづく思ったぜ。少なくとも大阪に住んでいてこれまでに「台風で帰れない」ということはなかったからだ。
鉄道が運休するほど今回の台風は勢力が大きかったのだろうか。総武線の快速電車では6日の午後9時45分ごろに車両の窓ガラス1枚が割れて乗客3人が負傷している。強風で飛んできたものが衝突してガラスが割れたと見られている。縦約1メートル、横約2・3メートルの大きさのガラスが全壊したということでオレはもしもその乗客だったらと驚いたのである。こういう事故の話を知ると、運休もやむなしかと思ってしまう。
しかし、帰宅の足にこうして不安が出るのならなぜ朝から会社や学校を休みにしてくれなかったのか。少なくとも朝の通勤が始まる前に、帰りのお天気がどうなるかということはきちっと天気予報でカバーできないとみんなが困るのである。夕方の台風来襲という事実を知りながら、社員を早退させるとか臨時休業にするとかいう対策を立てなかった企業側には重大な落ち度があるのではないか。少なくとも今回の帰宅難民の発生に関して、事前に予測して防ぐべきではなかったか。オレはそのように考えるのである。
台風が上陸するのは深夜の3時頃らしい。さて、9月7日の朝には交通機関はちゃんと動いてるのだろうか。まだ交通機関も動き出していないのに、社員に出勤を命じる苛酷な企業というものも存在するのだろうか。朝には嵐が吹き荒れた後の秋晴れの天気が広がっているのだろうか。どうせ来るのなら被害をもたらすだけではなくて、この残暑のモヤモヤとした暑い空気も一緒に吹っ飛ばしてくれれば首都圏に住む人も喜ぶはずなんだが。
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