江草 乗の言いたい放題
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2007年09月06日(木) アメリカなら即射殺です        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 拳銃の形をしたオモチャなんてぶっそうなものを持っていれば、アメリカでは間違いなく射殺されても文句は言えないだろう。そんなまぎらわしいものが「これはオモチャです」で通るのは日本みたいな平和な国だけである。先から火が出る拳銃型のライターなんてものがあるらしい。そんなものを人に向けてるだけでも「悪い冗談はよせ」と言いたくなるぜ。そんなものを振り回して銀行や郵便局に行けば客はみんな強盗と思ってびっくりするだろうし、オレがその拳銃野郎の後ろに立っていれば、おそらく強盗と勘違いしてそばにあるものでぶん殴ってぶちのめすだろう。以下はアサヒコムからの引用だ。

路上で高校生を平手打ち 巡査長を逮捕 神奈川県警2007年09月05日18時17分
高校2年の男子生徒(16)の顔を平手で殴ったとして、神奈川県警は4日、大和署刑事1課の巡査長小磯慶洋容疑者(33)を傷害の疑いで現行犯逮捕した。巡査長は容疑を認め、「電車内でライターで遊んでいるのを注意しようと思った」と供述しているという。県警は5日午前、巡査長を釈放し、今後は任意で調べる。
 県警監察官室の調べでは、巡査長は4日午後10時50分ごろ、横浜市旭区の相鉄本線鶴ケ峰駅前の路上で、男子生徒の顔を平手で3回ほど殴るなどして、けがをさせた疑い。 相鉄線の電車内で、男子生徒が拳銃型のライターを出して遊んでいたのを見た巡査長は、電車を降りた後、注意をしようとした。巡査長は同僚と酒を飲んで帰宅する途中で、酔っていたという。


 電車内でライターで遊んでるクソガキ、しかも高校生ということである。どうしようもない馬鹿ガキである。その馬鹿ガキを警官が注意したわけだが、きっとその馬鹿ガキは素直じゃなかったのだろう。それで警官は思わず平手打ちしたというしごくまっとうな展開である。そんなときにぶん殴るのが正しい大人の分別ある行動であり、昔は町内にそういう頑固親父が必ず居たものである。

 その分別ある大人が逮捕され、その馬鹿ガキはお咎めなしなのか。おかしいじゃないか。電車の中でライターで遊んでるだけで十分罪は重いぜ。あんなところで他の乗客に火傷を負わせたりしたり、あるいは車内で火災になったらどうするんだ。その危険な行動は十分逮捕されるに値する。もしもこれがアメリカなら、その場で射殺されてもおかしくないだろうし、ライターを向けられた乗客が慌てて応戦してその馬鹿ガキを撃ち殺したとしても「正当防衛」が認められるのではないか。「拳銃を向けられたと思った」と弁明すればいいのだ。

 平手で殴っていったいどんなケガをするんだ。ちょっとほっぺたが腫れて、それが「ケガ」なのか。 ふざけるなと言いたい。その警官も本当はグーでぶん殴りたかったはずだ。悪いことをしてるのに反省の欠片もないクソガキに対して、正義の鉄拳を浴びせて世の中のルールを教え込みたかった。しかし、ケガをさせたらまずいと思って手加減して平手でやさしく叩いたのだろう。そんなものでケガなんか普通はしないだろう。

 そしてこの新聞報道でオレが気になるのは、その警官が「酔っていた」という部分である。この付記にはかなりの悪意がある。つまり、「警官が酔っぱらって一般市民を殴った」という方向に誘導したいということだ。警官が酔ってることがここでそんなに重要なのか。「少年が電車内でライターで遊んだ」「警官が注意して平手打ちした」その二つの重要事項と比べて、その警官が酔ってるかどうかということなどはほんの些事でしかない。酔っているのに正義感を失わないこの警官こそ、遵法精神に満ちた立派な警官であるとオレは思うのである。そんな大事なこともわからずに偏った記事を書いているアサヒコムの報道姿勢こそが問題だ。

 その高校生はどうしてライターなど所持してるのか。もしも所持品にタバコがあれば即逮捕すべきである。そのクソガキは法律を守っていないからだ。オレはタバコを吸ってる少年はどんどんひっとらえて留置場にぶち込み、親から身代金・・・じゃなかった罰金を5万円くらい取り立てればいいと思ってる。つまり、タバコで息子が逮捕されれば5万円払って留置場から引き取るという仕組みを作るのだ。警官は夜の街をパトカーで巡回しながらコンビニの駐車場などで喫煙してるクソガキを発見してはその場で手錠を掛けて連行し、留置場にぶちこんでくれ。喫煙してる中高生にろくなヤツは居ないとオレは思っている。そんなのはどんどん捕まえてくれ。

 しかし、その罰金のゼニを払わない親も多いだろうなあ。「そっちが勝手に捕まえたのだからそっちで面倒見てくれ」と開き直るわけだ。そんなときはクソガキを何ヶ月も留置してやれ。テレビで紹介しろ。「この少年は喫煙罪で逮捕されています。保護者の方は引き取りを拒否しました」というふうに。そう、未成年者の飲酒や喫煙はちゃんと犯罪として取り締まるべきだ。それを放置しているからこそさらにエスカレートした行動をするのである。犯罪はその萌芽の段階で食い止めないといけないぜ。オレとしてはタバコを一箱2000円くらいにしたら少年の喫煙はほとんどなくなると思ってるのだが。

 この一件に関して、続報を読むと少し事実は違うようである。上記日記を読んだ時点ではこのことはわからなかったので日記は手直ししないでそのまま置いておくが、いちおう続報を記す。

「注意でなく因縁つけ」高校生殴打、神奈川県警が追加会見
電車マナーの悪い男子高校生(16)を殴ったとして現行犯逮捕された神奈川県警大和署の巡査長(33)(釈放)を擁護する意見が、県内外から県警に約1000件寄せられ、県警は6日、事件についての説明が足りなかったと異例の追加の記者会見を行った。
 県警は「寄せられた意見は、『高校生が言うことを聞かないから殴った』という誤解に基づいている」と困惑している。
 意見のほとんどは「殴ったのは悪いが逮捕する必要はない」「マナーの悪い若者を注意できなくなる」「厳しい処分をしないで」などと巡査長を擁護する内容。数件だけ「暴力は絶対にいけない」と非難する意見があった。
 再会見は、巡査長が逮捕された翌日の5日に続くもので、西村昇監察官室長が行った。西村室長は「高校生は駅員らに注意を受けて素直に従っていた。巡査長はいきなり高校生の髪の毛をつかんで殴った」と説明。高校生の母親からも「事実関係が間違って伝えられている」と苦情が寄せられているとした。
 県警によると、高校生は4日夜、横浜市旭区の相鉄線二俣川駅で、普通電車の中からホームに向けて拳銃型のライターを撃つまねをした。車掌らが注意し、高校生は「分かりました」と従い、ライターをカバンにしまった。隣の車両からその様子を見ていた巡査長は、高校生が友人と談笑しているのを「反省していない」と思い込み、次の駅で降りた高校生を呼び止め、髪の毛とカバンをいきなりつかみ、「カバンの中のものを出せ」と顔を殴った。この間、高校生は反論しないで黙っていた。
 県警は「巡査長の行為は警察官として許されない行為。注意したというより、因縁をつけて殴った状況で、巡査長の行動を正当化する見方に戸惑いを感じる」としている。(2007年9月6日23時33分 読売新聞)


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